なかのひろし

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なかのひろし

Rowingがより短期間で、より向上するための記事を書いています また、メンバー限定でローイングマニュアルを作っています 応援&ご入会をお待ちしてます。 <主な選手戦績> リオ五輪代表 全日本選手権優勝4回 <主なコーチ戦績> インカレ男子エイト2位 全日本女子ダブル2位

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あなたのRowingがより短期間で、より向上するために! 「知っていれば、この2ヶ月間、もっと有意義に過ごせたかも、もっと上を目指せたかもしれない」 そんな後悔ができるだけなくなるように書いた記事集です。 また、日本のRowing界のさらなる向上のためにも、 このローイングマニュアルを作っています。 応援してくださる方、ぜひご入会をお願いします。 (ご入会頂けると、メンバー限定記事を全て読むことができます。「エントリー」「リリース」「ドライブ」など各項目ごとにマガジンも作っていきますので、各項目毎の悩みを解決できるようにしています。) 中野紘志 <選手戦績> リオ五輪日本代表(ダブル) 全日本選手権優勝4回(エイト2回、シングル2回) U23世界選手権2位(フォア) <コーチ戦績> インカレ男子エイト2位、男子フォア3位、女子フォア3位 全日本女子ダブル2位、軽量級ダブル3位

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最近の記事

スタイルの違い。それが面白い20240623

全日本選手権を見ていて、 すごく面白い。 すごく面白いのは、 レース展開とかそういうのではなくて、 コーチとして、 その団体、そのクルーの 漕ぎの「スタイル」の違い。 スノボーとかスケボーとか、 かっこいい技をした人を 「スタイルが出てる」とか そういう風にいうらしいけど、 ローイングにもいろんなスタイルがあるんだなと最近思う。 エントリーを大事にする団体、 ユニフォーミティを大事にする団体、 ドライブを大事にする団体、 などなど。 そりゃ全部を大事にすれば、 一番

    • なぞるだけが速かったり?20240622

      クルーボートって歯がゆくないですか? 特に4人、8人のボートの場合。 私の性格なだけかもしれませんが、 もう思いっきり漕いで、疲れ切ってゴールしたい。 それで称賛されたい。 なのに、私の漕ぎの特徴だからかもしれませんが、 レースは 「漕がないほうが船が進む」 「頑張らないほうが速い」 のです。 ものすごく物足りない、歯がゆい。 ものすごく昔の話ですが 2009年のU23世界選手権で銀メダルとれたときも

      • 整調(ストローク)の後ろは辛いよって話20240621

        これもまた人によって違うのかもしれないけど、 「整調に合わせる」ことを重要な役割として担っている選手は、 整調の何に合わせるかについて、悩むことが多いのです。 整調の選手からすると 「自分は毎日いつも同じ漕ぎをしている!」と 考えているかもしれないけど、 合わせる側からすると毎日微妙に違うんですよ。 「俺に合わせろ」と言われましても、 今日、ちょっと違いますよね。 って言いたくなる人は結構いると思います。 特に、レースが近づいてきたら。 レース2週間前〜1周間前によ

        • 「◯◯として、生きる」←正解は?20240620

          「◯◯として、生きる。」 この文章があったら、あなたは◯◯に何を入れますか? 自分は、今、 夫として、子供の父として、 コーチとして、大学院生として、 元日本代表として、 石川県出身として、 とか、 いろんな◯◯としてがあるけれど、 みなさんもきっと たくさんの◯◯があるんじゃないかと思います。 今回言いたいのは、 めちゃくちゃ大事な◯◯を忘れてませんか、 ということ。 というか、いつも自分も忘れがちで、 いつもたまに思い出して、すごく楽にしてくれる言葉、 すごく今

        スタイルの違い。それが面白い20240623

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          なぞるだけが速かったり?20240622

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          クルーボートって歯がゆくないですか? 特に4人、8人のボートの場合。 私の性格なだけかもしれませんが、 もう思いっきり漕いで、疲れ切ってゴールしたい。 それで称賛されたい。 なのに、私の漕ぎの特徴だからかもしれませんが、 レースは 「漕がないほうが船が進む」 「頑張らないほうが速い」 のです。 ものすごく物足りない、歯がゆい。 ものすごく昔の話ですが 2009年のU23世界選手権で銀メダルとれたときも

          なぞるだけが速かったり?20240622

          フィンガーターンについて20240618

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          フィンガーターンについて20240618

          いつハンズを出せばよいのか20240617

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          ふと思ったこと。

          いつハンズを出せばよいのか20240617

          【レートを出す】ストップウォッチでピピッと連打してもできない時間を短縮するだけでレートが恐ろしく上がる話 20240616

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          レートをあげるために、 「フォワードから上げるな!」 「フォワードはそのまま!ドライブを上げろ!」 って話をよく聞きますが、 自分の場合、 ドライブももちろん上げるかもしれないけど、 どちらかと言うと、 「準備」を速くしたほうがレートが上がる、 レートが上がるから艇速も上がると思っています。 (※一漕ぎ=ドライブ+準備) 準備というのは、ここでは 「ハンズ、セット、フォワード、エントリー」の4つと定義します。 このうち、ハンズやエントリーはテクニックの要素が大きく、

          【レートを出す】ストップウォッチでピピッと連打してもできない時間を短縮するだけでレートが恐ろしく上がる話 20240616

          腕漕ぎと上体漕ぎを上手くする20240612

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          ハイレートになればなるほど、速くなる人。 ハイレートになっても、それほど速くならない人。 多くの原因は、 腕漕ぎ、上体漕ぎ周りのリリースでの止まり、 途切れ、 にあると思っています。 正しい腕漕ぎ腕漕ぎの話は、以前にもかなり多く書いているのですが、 毎回違う発見があるし、 大事なことは何回言っても足りないと思うので、 また書きたいと思います。 やってみてほしいこと

          腕漕ぎと上体漕ぎを上手くする20240612

          乗艇ビデオ、どこを見る?20240610

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          乗艇ビデオのどこを見るべきか、 人によって違うと思うし、 自分自身変わっていくので、 今よく見ているところを今回伝えようと思います。 いつ船が進むか今一番見ているポイントは、 船がいつ一番進んでいるか、 艇速が最も出ているタイミングはいつか、ということです。 物理的には、 ブレードが抜けてハンズを出した瞬間、 セットした瞬間が最も艇速が出ている瞬間らしいけれど、 参考

          乗艇ビデオ、どこを見る?20240610

        記事

          日本一入部したいボート部、同志社大学へ20240619

          スポーツは、すべての人が 「やってよかった」と思えることが理想 だと思っている。 スポーツの世界が向上すればするほど、 「やってよかった」という思いも倍増する。 そんな世界を。 きっと、今度も 勝者は一人、日本一は一人だし、 オリンピックに出れるのも一握り、 金メダルを取れる人なんて世界に1人だけ。 そんな世界が今後も必ず続くけども 「やってよかった」 「がんばって良かった」という想いや人数は 順位関係なく、倍増できると思っている。 そんな世界をもっともっと。 ローイ

          日本一入部したいボート部、同志社大学へ20240619

          全日本選手権2024の勝ち上がり方式について20240619

          今回の全日本選手権、 プログレッションシステム(予選からの進み方)が 世界標準となっています。(前からだった気もする) https://www.jara.or.jp/race/current/2024alljapan_pgog.pdf 今までのルールでは(国体は常にこのルール) 1位は準決勝! 2位以下は敗者復活だけど、 負けたチームの中で一番速かったチームが一番ラクな敗復に行けるよ! (え?後半の組は順風でタイムが出やすかった?知らない!っていうルール) だから予選抜

          全日本選手権2024の勝ち上がり方式について20240619

          レース前不調の原因と対応20240618

          多くの団体でレース前はトレーニングボリュームや強度を下げて、 100%元気な状態でレースに臨めるように整えることが多いです。 私の個人的な経験上、この際に 「あれ、なんか硬くね?疲れやすくない?} といった不調が芽生えることが多く、その要因と テクニック的な注意事項について。 今回はその話。 元気になることのデメリット「元気=最高」、なのですが、 一方で クッタクタに疲れ果てた後の 「練習の後半に良いのが出せた」と 感想を持ったことのある人も多いはず。 というか、 ほと

          レース前不調の原因と対応20240618

          フィンガーターンについて20240618

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          フィンガーターンについて20240618

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          いつハンズを出せばよいのか20240617

          ふと思ったこと。

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          【レートを出す】ストップウォッチでピピッと連打してもできない時間を短縮するだけでレートが恐ろしく上がる話 20240616

          レートをあげるために、 「フォワードから上げるな!」 「フォワードはそのまま!ドライブを上げろ!」 って話をよく聞きますが、 自分の場合、 ドライブももちろん上げるかもしれないけど、 どちらかと言うと、 「準備」を速くしたほうがレートが上がる、 レートが上がるから艇速も上がると思っています。 (※一漕ぎ=ドライブ+準備) 準備というのは、ここでは 「ハンズ、セット、フォワード、エントリー」の4つと定義します。 このうち、ハンズやエントリーはテクニックの要素が大きく、

          【レートを出す】ストップウォッチでピピッと連打してもできない時間を短縮するだけでレートが恐ろしく上がる話 20240616

          コーチ成長日記「何が見たいか。」20246015

          夜寝る前に、 「明日は、これを教えよう」 って思いながら寝ることが多いんだけど、 実際それを伝えても失敗する、 もしくは効果が上がらないことが多く、 なんでだろって考えた時に、 お医者さんと同じかもしれないなと思った。 問診の必要性。 「熱?最近コロナが増えてきたから、きっと君もコロナだろう」 みたいな、患者がまだ何も言っていないのに、 熱があるからきっとそうだろうみたいな診断をするお医者さんが実際いるのか いないのか知らないけど、 そんな感じ。 自分の予想が最初で

          コーチ成長日記「何が見たいか。」20246015

          機嫌よく生きるために。20240614

          同志社大学のコーチをするにあたって、 平日は4時半集合なので4時には起きる生活をしている。 遠い方のキャンパス(私も通っている)は、 艇庫から2時間ぐらいかかるので、 4時半に集合しても6時半にトレーニングを終えないと 1限目に間に合わない。と言うわけで四時半。 遠い昔の話、自分が学生だった時は、 次の日が休みの日は 「明日絶対に起きないからな!!」という気持ちで、 アラームは絶対掛けないし、 朝、何もしなくていい!っていう自由を楽しんでいた。 にも関わらず36歳になっ

          機嫌よく生きるために。20240614

          コーチ成長日記「コーチはなんでもあり?」20240613

          自称「日本一ススカルもスイープも漕げるコーチ」として 勝手に自負しているんですが、 コーチとしては、 「観ただけで」すべて分かって、 それに対して非常に適切なアドバイスできる、 良い方向を示すことができるというのが理想に思えて、 たまに漕ぎながら指導することがあるのだけど、 一緒に漕いだことで初めて発見できた問題、 解決できた問題があると、 「なんかズルしちゃったな」とか 「まだまだコーチとして未熟だな」とか 漕いだことで成し得たことを ズルいと感じてしまう自分がいる

          コーチ成長日記「コーチはなんでもあり?」20240613

          腕漕ぎと上体漕ぎを上手くする20240612

          ハイレートになればなるほど、速くなる人。 ハイレートになっても、それほど速くならない人。 多くの原因は、 腕漕ぎ、上体漕ぎ周りのリリースでの止まり、 途切れ、 にあると思っています。 正しい腕漕ぎ腕漕ぎの話は、以前にもかなり多く書いているのですが、 毎回違う発見があるし、 大事なことは何回言っても足りないと思うので、 また書きたいと思います。 やってみてほしいこと

          腕漕ぎと上体漕ぎを上手くする20240612

          コーチ成長日記「青は藍よりも青し」20240611

          選手に対して、 「いまどういう状況?」ってちょくちょく聞くのだけど、 「今こんな感じなんですけど、どうしたらよいですか?」 って返事が来たら、 基本的には技術練習、テクニカルドリルをやってもらって、 その症状を改善してもらう、というのがいつもの流れで、 もう紹介したドリルは 10とか20とか、もうたくさんあるんだけど(ほとんど創作)、 どれが一番今に効くか?っていうのは 当たったり外れたり、中々難しい。 そんな中で、 選手自身が思い出して、 自分自身は思い出せなか

          コーチ成長日記「青は藍よりも青し」20240611

          乗艇ビデオ、どこを見る?20240610

          乗艇ビデオのどこを見るべきか、 人によって違うと思うし、 自分自身変わっていくので、 今よく見ているところを今回伝えようと思います。 いつ船が進むか今一番見ているポイントは、 船がいつ一番進んでいるか、 艇速が最も出ているタイミングはいつか、ということです。 物理的には、 ブレードが抜けてハンズを出した瞬間、 セットした瞬間が最も艇速が出ている瞬間らしいけれど、 参考

          乗艇ビデオ、どこを見る?20240610