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ヤドカリ放浪記2012〜関ヶ原-伊吹路編〜

11月7日
AM6:09
垂井宿
相川の畔で目覚めた朝
前日買っておいた弁当で朝食を採る
今更であるが車で十分ほどの場所に道の駅があったらしい…
しかも温泉がすぐ傍…
そこまで行っとけば良かった…orz
AM7:50
関ヶ原宿

中山道五十八番目の宿場町
北国脇往還と伊勢街道の岐点にあたる宿場町で美濃十六宿の中で最も賑わったとか…
また関ヶ原合戦の地として至る所に史蹟が残る観光拠点でもある
そんな宿場町の散策に出るが、どうも街道筋から外れている所を歩いているらしい
なのでまずは地図を手に入れらねば
AM8:05
関ヶ原駅

駅=観光案内所の発想で来た
観光案内所はあったが、まだ開いていなかった
しかし駅前のマップがあったので見てみたら宿場町はなく、戦場関ヶ原全体の図で陣地跡等の案内ばかり…
とりあえず自力で宿場町を散策するか
AM8:10
七つ井戸跡

関ヶ原宿に七つあった井戸の一つ
昭和初期まであったらしい
AM8:11
枡屋

旧旅籠屋
軒行灯に創業永長元年と記されている千年近い歴史を持つ大老舗旅館
そんな歴史がある様な佇まいじゃない
AM8:15
ギャラリー&カフェ暖暖

アコースティックギターな喫茶店
ちょっと入ってみたかったが開いてなかった…
モーニングがあるからこの時間なら開いていると思ったが…
AM8:18
関ヶ原宿脇本陣

相川家が勤めていた脇本陣
宿場町として面影が残っている数少ない遺構
また至道無難禅師なる高僧の生誕地らしい
ちなみに隣が本陣跡らしいが跡形は勿論、碑も説明すらない…
宿場町の中心だった筈なのに、関ヶ原宿本陣って一体…
AM8:25
八幡神社

鳥居横に関ヶ原本陣跡スダジイがある
スダジイとは椎ノ木の一種で宿本陣の庭に生えていた木らしい
本陣遺構がこんな所にあったのねwww
AM8:31
東首塚

関ヶ原古戦場跡
関ヶ原合戦直後に領主竹中家が築いた塚で家康によって実検された将士の首が眠っている
首洗いの古井戸もすぐ脇にある
また松平忠吉・井伊直正陣跡でもあるみたい
AM8:50
本田忠勝陣跡

軍監として家康を守り関ヶ原の中央に進出
家康の本陣·桃配山を背に進撃奮戦をした武将が構えた陣地跡
民家の裏にある
AM9:05
関ヶ原観光案内所
やっと散策マップを手に入れる
関ヶ原合戦史蹟めぐり
AM9:14
関ヶ原町歴史民俗資料館

関ヶ原合戦陣形模型を使った約八分の合戦の説明を聞く所から始まる
それから甲冑・刀・のぼり旗・火縄銃・屏風等々の展示を観る
二階展示室には刀のつばや甲冑飾り・合戦参戦武将の家紋等が見られる
また合戦の場になった関ヶ原で生活していた村人資料等が見られる
道路整備で撤去された道標等を敷地内に設置
また何故か鬼瓦が数基展示していた
AM9:51
ミュージアムショップ関ヶ原
資料館に隣接する土産屋
戦国グッズ盛り沢山
家紋グッズ目白押し
AM9:57
陣場野公園

徳川家康最後の陣地
戦がたけなわとなると家康は本営をこの地点に進出
陣頭指揮に当たると共に敵の首を実検していた地でもある

床几場と伝わる高台や周囲の土塁等は戦後、幕府の命で築いた物
AM10:07
田中吉政陣跡

石田隊に向かって兵を進め、笹尾山麓より討って出る先手の兵と激突
激しい白兵戦が展開したらしい
合戦六日目、石田三成は自らの意思で田中隊の手に落ちた…
AM10:21
岡山烽火場

関ヶ原の戦いの時に黒田長政と重門が陣を敷いていた場所
霧も晴れた辰の刻、此処から狼煙が上げられ東軍諸隊に攻撃の合図が出された
同時に西軍にも狼煙が上がり両軍一斉に戦闘が始まる
また現在は大物主神を御祭神に祀る金刀比羅神社が建つ
この神社は関ヶ原合戦が起源であり、ある武将が戦勝祈願に持って来た御神体を村人に託したのが始まりだとか…
AM10:40
丸山園地
池に囲まれた歩行公園
天下取りコースの一部であるのどかな公園
熊出没危険アリ!!
ウッドチップ道は実に歩き心地が良い♪
AM10:50
決戦地

関ヶ原合戦で雌雄を決した最後の激戦地
西軍有利な陣形で臨んだ戦いだったが小早川·脇坂ら四隊が裏切り戦況は一変
西軍の敗戦が色濃くなるが最後まで頑強に戦い続けたらしい
現在は田園風景広がる長閑なエリア
AM10:59
関ヶ原笹尾山交流館

甲冑体験出来る無料休憩所
小さな売店もある
やぎ乳アイスが名物らしい
建物脇には豊富な水量誇る湧水が湧く
AM11:06
笹尾山

石田三成・島左近らが陣を張った山
矢来もあり戦場の雰囲気があるスポット
山頂では合戦の説明が聴ける
AM11:26
島津義弘陣跡

新明神社の裏側に得意の鉄砲で次々と敵を狙撃した島津義弘隊の陣を張った場所
敗色濃くなると東軍の中央突破を計り見事伊勢街道へ逃げ延びた
AM11:32
開戦地

合戦の火蓋が切って落とされた地
福島隊·井伊隊が先陣を切る
迎え討つは宇喜多隊・島津隊だった
そのすぐ近くに小西行長陣跡がある
AM11:48
宇喜多秀家陣跡

一万七千という西軍の主力部隊の副総帥として参戦した宇喜多の陣地
開戦直後に攻め込まれて激しい戦いの場になった地だと伝わる
天満神社の境内に碑が建つ
PM0:03
大谷吉隆之墓

吉隆は石田三成の挙兵に対し、再三思い止まる様に説得したが決意は変わらず旧友の苦痛を察した吉隆は共に死ぬ決意をする
そして死闘の末自害をする吉隆だが敵に首を渡すなという遺言で湯浅五助が埋め隠したのがこの地と言われる
しかしそこを敵方藤堂高虎が発見
五助は自分の首と引き換えに他言を阻止し供養を藤堂に託した
戦後、敵ながら感心した藤堂が約束を守り二人の墓を建てた
そんなスポット
スゲーな昔の奴は…
PM0:14
大谷吉継陣跡

そんな吉隆が陣を構えていた場所
吉隆は吉継の名もあるみたいで(吉継)と表記されている
決戦より六日も早く到着していたらしい
PM0:18
若宮八幡神社

御祭神は他の若宮八幡神社と異なり、弘文天皇を祀っている神社
壬申の乱勃発時には大友皇子は戦線内であった
その為に恐らく大友軍に関わりを持たざるを得なかったに相違いない
従って乱以降に御祭神に祀らわれたと推測される
そんな神社
この神社の上に大谷吉隆は陣を構えていた
PM0:30
矢尻の池

池というより井戸
再び中山道に入り見付けたスポット
壬申の乱の時、兵士が矢尻で掘ったと伝わる
そんな井戸も江戸時代には貴重な給水場
木曽名所図絵にも描かれ歌枕にもなっていた
PM0:36
関の藤川

伊吹山に源を発し、関所の傍を流れている所からこう呼ばれている
正式名は藤古川
軍事場要害の地だったらしい
PM0:45
脇坂安治陣跡

州本城城主が朽木隊·小川隊·赤座隊と共に陣を構えた場所
脇坂安治は賤ヶ岳七本槍の一人として名を上げた武将
東軍に通じていた脇坂にとって小早川の裏切りは願ってもない出来事で東軍優勢を見計らい同じ陣を構えていた他三隊と共に寝返り東軍勝利に貢献した
どの時代にも蝙蝠男はいるんだね…
PM0:57
井上清水
何やら道端にチョロチョロと流れ出る湧き水
どうやら井上神社の本殿下から湧き出ている様だ
道端に垂れ流されているのは流石に飲む気にはなれなかったが本殿下のポイントで一口飲んだ…
普通だね
歩き回って喉カラッカラだけどゴクゴクとは飲まなかった
PM1:03
洞窟
竹林を歩き杉林に入った頃、妙な洞窟現る
小さな洞窟には水が滴り湧き床には水が溜まっている水洞窟
奥が気になる
更にもう一ヶ所…
何の目的で掘られたんだろうか?
PM1:07
不破関跡

東山道の美濃不破関は東海道の伊勢鈴鹿関・北陸道の越前愛発関と共に古代律令制下の三関の一つとして設けられた関所
中の不破関守跡なども見学出来る
近くに資料館もある
PM1:15
東城門跡

不破関に置かれた城門跡
日の出と共に開門され日の入りと共に閉門した屈強の門だったとか…
PM1:19
福島正則陣跡

我先にと西軍宇喜多隊と対陣した東軍先鋒隊が陣を構えていた場所
春日神社にあたる場所
境内には町指定天然記念物·月見宮大杉が聳え立つ
PM1:28
藤堂高虎・京極高知陣跡

敵方・大谷吉隆を供養した藤堂が京極と共に陣を構えた場所
現在は関ヶ原中学校
PM1:31
西首塚

関ヶ原合戦戦士者数千の首級を徳川家康の命で領主·竹中重門が弔った塚
その塚の上に十一面観世音菩薩と馬頭観世音菩薩を祀ったお堂が建てられた
そんな俺的関ヶ原史跡巡りの最後の地
いや〜歴史って面白いんだな
PM2:06
今須宿

中山道五十九番目の宿場町
美濃路最後の宿場であり妙応寺の門前町として賑わいをみせた宿場町
現在は静かな町へと移り変わっている
PM2:08
今須宿本陣跡・脇本陣跡

二百十五坪という広大な敷地を誇った本陣と美濃十六宿の中で唯一二宿持っていた脇本陣の跡碑が建つスポット
本来は今須小·中学校が本陣·脇本陣の跡地なので少しずれている
PM2:23
問屋場跡

美濃十六宿で唯一現存している問屋場家屋
その偉容を今に伝えている
山崎家が勤めていた問屋場だ
PM2:25
常夜灯
街道が賑わっていた1808年
京都の問屋河地屋が大名の荷物を紛失
途方に暮れて金毘羅様に願をかけ祈ったら荷物が出てきてハッピー♪
お礼にと建立したのがこの常夜灯だとさ
PM2:33
妙応寺

今須領主・長江重景が創建した岐阜で一番古い曹洞宗寺院
宝物館には町指定重要文化財などが眠る

脇本陣河内屋の母屋が移築されているらしい
と、まぁ〜そんなこんな現代の今須宿…
旧家は何軒かあるものの史跡は少ない
PM2:51
滋賀県突入

近江美濃両国境寝物語の碑が建つ
近江と美濃の国境は、この碑の東10m余にある細い溝
この溝を挟んで両国の番所や旅篭があり壁越しに「寝ながら他国の人と話し合えた」ので寝物語の名が生まれた
また1115年の平治の乱後、源義朝を追って来た常盤御前が「夜ふけに隣の宿の話声から家来の江田行義と気付き奇遇を喜んだ」所とも「源義経を追ってきた静御前が江田源蔵と巡り会った」所とも伝えられるスポット
寝物語は中山道の古跡として名高く、古歌等にもこの名が出てくる
広重の浮世絵にも此処が描かれている
そんな国境を越えて久し振りの琵琶湖の国入り
滋賀と言えば鮒寿司にサラダパンか…
どちらも食べたくないな
PM2:56
柏原宿

中山道六十番目の宿場町
近江国最初の宿場町で風情残る町並みに所々掲げられている旧屋号の看板が多い宿場町時代を色濃く出す町
特に旅籠屋の看板が多く一ヶ所一ヶ所書き留めるのは大変だ(^ω^;
PM3:02
仁右衛門荘
年寄役山根孫九郎住宅
PM3:04
柏原宿歴史館

登録有形文化財に指定されている建物で開館する資料館
喫茶軽食処を併設する
此処で散策地図を手に入れる
PM3:08
龜屋
佐京分家の造り酒屋跡
松浦作左衛門住宅跡地
現在は更地のみ残る
PM3:09
西の荷蔵跡

当日処理できない荷物を預かった蔵
要は問屋場
現在は福祉交流センター
同じ敷地内に柏原銀行跡ともある
PM3:12
やくし道
道しるべ(´・ω・`)
最澄が創立したという寺院を案内した石碑
薬師仏を案内するからやくし道
PM3:14
御茶屋御殿跡

将軍上洛下向の際に宿泊·休憩を目的に作られたスポット
先日、素晴らしい御茶屋御殿跡を見たばかりだったな♪
此処は跡形もない…
PM3:26
造り酒屋跡

水質水量に恵まれた柏原宿では数軒の酒屋が軒を連ねていた
此処はそんな酒屋の一軒
一時は醤油醸造に転業したらしいが再び酒屋に戻る
巖佐九兵衛が営んでいた
確かに所々に綺麗な湧水を見受けられる
宿場町入口近くには白清水ってスポットもあったしね
PM3:30
市場橋

油商油屋忠左衛門住宅があったすぐ横に架かる橋
吉村公三郎監督作品·初恋橋を生んだ若き日の思い出橋
また対岸には常夜灯に高札場跡もある
PM3:34
柏原宿本陣跡

年寄役も兼ねていた南部辰右衛門が勤めていた本陣
皇女和宮さんが宿泊する時に新築したらしい
本陣跡は明治に入り開文学校を創立した校舎として利用されたらしい
現在は南宮神社に移築され宮司さんが住んでいるとの事
PM3:39
庄屋跡
東の庄屋
吉村武右衛門住宅
PM3:40
問屋役吉村逸平住宅

映画監督吉村公三郎の実家
祖父は柏原宿最後の庄屋で父は広島市長、兄は朝日新聞で天声人語を執筆
そんな家柄
PM3:43
柏原宿脇本陣跡

南部本陣分家·南部源左衛門が勤めていた脇本陣
問屋役も兼ねていたらしい
PM3:44
旅籠屋

白木屋藤兵衛が勤めていた
当時の建物か素晴らしい佇まいを残している
PM3:46
問屋場跡

お隣は東の荷蔵跡
問屋と荷蔵はセットなのね
PM3:48
蝋燭屋

助三郎さんが営んでいた店
屋号の看板が出ているだけだ…
PM3:49
柏原駅

町中央付近に位置する宿場町最寄駅
これ以上東も宿場町は続くが、そんなに観る所はない
旧屋号を掲げている看板が出ている所は沢山あるが説明がない
ヤドカリで通過しながら軽く観たので、それでよしとする
以上柏原宿でした
PM4:13
伊吹薬草の里文化センター

敷地内に薬草園が広がる公民館的施設
館内にはジョイ伊吹なる薬草入浴施設がある
資料によれば入浴料300円だったのに500円
でもサッパリしたいし、今更引き返せないし…
日替りで大浴場と小浴場が男女入れ替えになるらしいが同じ料金を払って設備に差があるのってなんだが納得出来ないなぁ〜
とにかく入ってみる
湯舟は二つあり一つは白湯で一つが薬草風呂
薬草はセンキュウ·トウキ·ヨモギ·ドクダミ·シャクヤク·チンピ·ハッカと七種類
最初浸かった時、石昌の香りがしたから別府懐かしいなぁ〜なんて思ってたのに全く関係無かったw
露天風呂もあり二つ湯舟を設けている
一つはジャグジー風呂でもう一つは花崗岩なる岩を彫った一枚岩風呂
花崗岩風呂としては日本最大級らしい
花崗岩に渇廉石という鉱物が含まれており、ラジウム·ラドン泉として効果も期待出来るんだとか…
じゃあ何故露天風呂に(; ̄Д ̄)?
とにかくサッパリする非温泉施設でした
PM5:48
フレンドマート山東店
一度国道に出て買い物
平和堂系列のスーパーでお買い物
弁当·銀鍋·刺身·日本酒と贅沢にお買い物
1000円飛びました(^ω^;
半額だからと言って買い貯めは節約になんないねw
PM6:13
道の駅伊吹の里
今宵の寝床なり道の駅
以前にも一度だけ訪れた事のある道の駅だ
その時はスタンプを貰って足湯に浸かってだけの立ち寄りだけだったが今宵はのんびりとP泊だ♪
逆に売店は開いてないし、足湯はもう暫く使われていないみたいだし、ヤドカリに引き籠るしかないが…
今宵のお供は近江高島の地酒·萩の露
ふん、呑み易くクイクイとイケたがあっさり過ぎて刺身に負けて風味が余り味わえなかった一品
鍋に移り関西系の番組を観ながら晩酌
やっぱ関西はTVがおもろい♪
そんな久し振りに関西に笑った夜
そんな殆ど関ヶ原だった一日
歴史なんて興味を持ってからじゃないと面白くないね
学生ん時は全然興味無かったもん
そりゃ〜赤点取るわw

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