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「社会はそういうものだから」という理論の強さ
「客先に社内の人の名前を出す時は呼び捨てでいい」と言ったら、社内で社長を呼び捨てにした新人がいるという話で笑っている人がいたので、「そもそも客先に社内の人の名前を出す時、呼び捨てにするのも意味わからないですけどね」と言ったら「いやいや、それは社会では常識だから」と返された。「何のためにそうしてるんですか?」と聞いても「それが当たり前だから」としか返ってこなかった。この時点で会話する気が失せてしまっ
もっとみる本は2周読んだあたりから愛着が増す
しばらく読書できない時期が続いていたが、最近読めるようになってきた。心理状態は不思議な物で何かを機に歯車が噛み合ったように回り出していく。
その歯車は親しい人との会話であったり、映画の内容だったり、気温が上がってきた事などの総合による物だと思う。とにかく回り続けた歯車の勢いを弱めずに最大限利用したい。
以前は気になる本は全て即購入し、1週間以内には読み切っていた。しかしだんだんと買っても読まない
することがない一日について
何もすることがない一日について、苦痛を感じている。
苦痛の内訳として、
・丸一日時間があるならやりたい事がなんでもできるのに、何もできない
・何かしなければと焦燥感を感じるが、結局SNSのショート動画をスクロールし、飽きると違うSNSのショート動画をスクロールしている
・1日の終わりに無駄な時間を過ごしてしまったと感じる
なぜそのように感じるかの仮説
・有意義に過ごさなければいけないと思い込ん
何もない日を念密に書く日記
4月18日火曜日。週の始まりの次の日。昨日が一日中外出で、今日は一日中事務処理。
昨日は特殊な現場で、紙幣と硬貨を大量に仕入れ、店舗やATM用に仕分けて送る作業場での空調機工事の立会だった。
4日間作業があり、初日は発注会社、元請、委託、工事業者全員で立会をした。
元請の私と、委託は作業するわけではないのでただ居るだけになる。建前上安全管理や連絡伝達、意思決定するが、正直に言って責任上いるに
喫茶店における独自性
いろいろな喫茶店に通っていると、その独自性に驚かされることがある。
例えばアイスコーヒーを頼んだ時に、「アイスコーヒー生クリーム抜きでー」とオーダーが入る店があった。通常の状態が生クリームありなのだ。
ホットコーヒーを頼んだつもりが、激甘カフェモカのこともあった。
テーブルに置いてある小瓶に塩とコーヒー豆が詰まっていたり、古く渋い店内なのにBGMがエドシーランのShape Of Youな事もあ
「復活」取り止めも無いメモ
〈上〉
歯の欠けたような月
俺たちはこの若者を現在のような境遇に落とした原因を無くすように努力する代わりにこの若者を罰することによって事態を改善しようとしている
このような恐るべき状態や、人間の感情に対するこのような愚弄に誰も侮辱を感じていないことに、彼はびっくりした。
精神的な嘔吐感が彼の心を捉えていた。
「あんたはあたしをダシにして、救われようとしているのよ」
世間に最も流布されてい
自分で選ぶということ
何かを選択するというのは労力がいる。
そういう時につい選んでしまうのが過去に一度選択した方であったり、多くの人数が選んでいる方であったり、凄そうな人が選んだ方だったりする。
お昼ご飯はいつもと同じかチェーン店を選んでしまうし、服を着るときはブランドのロゴマークをつけてしまうし、誰かにあげる贈り物をGoogleで検索してしまったりする。
間違えたり、恥をかくのが怖いのだ。だから、自分ではないも