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Bucharest 旧共産圏の旧市街で音楽を
ルーマニアの首都、ブカレスト行っちゃう? まじかな。
どうしてそんなに、行っちゃうんだよ。
見出しの写真のミュージシャンはルーマニアでお世話になった方の友達で、オープンマイクなイベントもしてたから俺も一曲ドラム叩かせてもらったんだ。
ハードでヘビーな曲。ミドルテンポだったから何とか出来ました。
みたいな、事をさらっと書くという事は、お前って。ドラム叩けるの?
明るいんだな、お前。楽しんでるもんな。
こんばんは。今週末は僕にとって山です。試験とバンドのライブが同日にあるという事で、混乱しています。
11月をがっつり締めたいので、月末にサウナに行けたらいいなぁ。
師走毎日更新に備えて下書きを書きまくる期間がそろそろ訪れそうです。
さて、旅の青年はブルガリアを名残惜しみつつも一路ルーマニアへと向かっていました。
頭痛くてぼーっとしながらバスの外の真っ暗な景色をみてたね。
そうだ、僕はこうして回想をしているんだ。これは僕の旅の回想録。
Romania ルーマニア
Bucharest 旧共産圏の旧市街で音楽を
ブルガリアンギャルよ。シーユー。ってふざけてる場合じゃないぜ。ルーマニア来てるぜ。こっからどこに行くの。もういつもせわしい旅だ。これだからバックパッカーはたまにつらいぜ。男はしょっちゅうつらいってことだけどさ、旅先でヒロインがいるだけでもいいじゃんね。
さて、ルーマニアのヒロインは、オアナ。俺の事泊めてくれるって言う人がまた現れた。さすが「カウチサーフィン」言葉投げてみるもんだ。
行儀よくするからなんも変なことしません。
オアナの家にはどうやって行ったらいいんだ。目的地があるだけまだまし。待っている人がいる! ポジティブ!
バスストップの周りがどうやらネットで見た記事によると治安が良くないらしい。早朝着いたんだけど周りには人がいないどころか、林しかない。夜だったら真っ暗だろうけど、大丈夫そうだ。だいたい危ない奴で早起きの奴あんまりいないし、生活リズム守れてるんならいい奴じゃん。
バスの乗り方もわかんないし、歩くかぁってなる。スマホの地図を見て、中心地方面を向いて、車の流れも、人の流れも見る。通勤時間帯だし、それで右行くか左行くか決めてた。鼻もクンクンさせてた。
動物の勘を使ってる時は生きてるなぁって、気になってた。
朝早すぎたのかオアナからはまだ連絡来ないし、ふらふら歩いて観光でもしてよう。前情報は何にもないから観光地にも興味ない。
ただ目の前に広がる世界に興味があった。
ちょっとやっぱり眠かったけど、自分の体調も天気もいいし、朝だからすがすがしい。ずっと履いていたジーパンからはくさいにおいしてただろうな。旅中ずっと履いてる。つけたかった髭は日本を旅した時に概ねつけてて、なんならいらないほつれまで出てきてた。
学生の頃はジーパン履きつぶしたくて髭つかないかなぁってなるべく履いてた時あったでしょ、それのやり過ぎね。
どういう道のり辿ったんだか思い出せないけど歩みを止めなければ、どうやらどこかには着く。そこからまた考える。
大きな通りの大きなショッピングモールに俺はいた。充電がなくなりそうな画面の割れたスマホ、アムステルダム滞在時に一回落としちゃって画面割っちゃってた。そのスマホを充電しなきゃ。
バッグパックと小さいカホン、くたくたの体休めに朝マックあげいん。
ありがたいことに電源を借りることが出来た。それでオアナと連絡を取ることが出来て、オアナの家に行くことになったんだ。
もうその頃「What’sApp」があったから、現在地伝えたら、家までのルートを教えてくれた。
そのショッピングモールの横からバスストップがあって何番のどこどこってストップで降りるのよって教えてくれた。
全部信じていいのさ、騙されるわけがない。
いい人達で世界は溢れていると、信じていたい。
大きな意味での実験をしてる。
バス停で近くのお姉さんに確認。
乗ったバスでも、気のよさそうな地元の人にスマホの画面見せて確認。
「俺ここ行くの?」どっちも頭にはてなマーク浮かべて確認。
笑顔で挨拶してればたいてい大丈夫だから若者にはまず、難しい辞書より、とびきりのスマイルをあげてくれ。
大きな交差点ではラウンドの所が多くて、20分くらいバス乗ったんだけど、ずっと心配だった。スマホのマップ見ながら、バスの窓から見える大きめの建物の場所と照らし合わせてた。WI-FIないから現在地わかんなかったと思うけど、何とか最寄り駅で降りてオアナの住む集合住宅地の玄関まで辿り着いた。
長い移動だった。あのブルガリアンギャルとあのまま、どこまでいけたかな。とかはもういい、ルーマニアンのオアナは俺より年上で、日本文化とか漫画が好きらしい。こっちの子達はオープンだよね。
「ソファで少し寝てたら」って助言をもらったからそうすることにした。
オアナは家で仕事が出来る人だったから、少し甘えて寝かせてもらうことにした。これ、なんかイタリアのマリアの時と似てる。あの時も俺、具合悪くて寝かせてもらったんだ。
2時間くらい仮眠取ったら体力は元に戻ってた。オアナにルーマニアの首都ブカレストの楽しみ方を聞いたから、おすすめの場所にそのまま遊びに行ってみることにした。
空は小雨が降り出しそうなくらい曇って来てた。まずは街はずれのどでかい国民の館へ。行ってみてわかったのは、ブルーノもここに来てたことがあったのをSNS見てて思い出した。
ブカレストの街は集合住宅地が多かった。一つの建物がとてもでかい。これも共産主義のなごりか。みんなだいたい同じような生活送るようにしてたんだろうか。それは滅びたんだけど。
地面が濡れだした。やれやれ雨か。フード被ろう。傘はないぜ。少し雨宿りしてコーヒーを飲みながらとパンを齧っていると、だんだん晴れ間が出てきた。雲の切れ間から差し込む太陽が眩しい。
太陽が傾いてきた頃には俺も街の中心地にいた、どれだけ歩いたろう。マップを見て歩いて行けそうなところから回ってみたりした。
街を歩いていたら旧王宮跡やクレツレスク教会を発見した。また、ブルーノの写真で見た場所に来た。ここがメインの観光地っぽい。
おっきな革命広場にでっかい銅像がこれまた大きな建築物に囲まれて建ってた。でかすぎて目が眩みそうだ。
いらないもんそぎ落とされたみずみずしい雨上がりの空気を鼻で吸い込む。
ルーマニアって言うとみんなは何を思うんだろう。俺達ってあんまりルーマニアとか、ブルガリアもそうだけど、日本で普通に生活してると東ヨーロッパの情報って入ってこないよね。なんでだと思う。情報が届いてくるのはアメリカ、UKとかヨーロッパのEUの方。後は近くでいうと韓国、中国。台湾。香港とかだよね。
東南アジア。南米、中東、アフリカ、オーストラリアとかの情報ってあんまり入ってこない。東ヨーロッパもそう。なぜだ。こっちから取りに行かないと、入ってくる情報だけに捕らわれてちゃいけない。
見たことない世界の方が多いんだし、自分の価値観変わっちゃうような国だってあるらしいよ。多様性に充ちてるこの世界は。
どっかの国の壁に書かれた落書に感動出来ますように。
くだらないことで毎日楽しめるように。
ボケてくれる人に拍手したい。そんな人を虐げちゃわない様にしてくれ。
旧市街の街並み、それ自体を感じてた。吸収できるものは全部吸収してく。いつかふとした瞬間に脳裏に過る、旅のかけらがある。
しばらく歩いていたら、今朝辿り着いた大きなショッピングモールの前に来てた。なんか一回来たことある場所にもう一回行っちゃう。そうすると安心するんだ。
それから確かこの日だっけか、オアナに「友達のライブに一緒に行かないか」って誘われてて、夜のバーがいっぱいある旧市街で待ち合わせしてた。時間の前に着いちゃって、いろんな店見ながら時間潰してた。
オアナとその友達とミュージックバーで合流した。いろんなバンドが出てる。金髪のお姉さんボーカルで、金髪のお姉さんドラムだ。いかしてるキーボードのロン毛とはなんか後で仲良くなった。
オープンマイクみたいで、スマホの歌詞見ながら参加してたお姉さんとかもいたから、よし俺もってことで、簡単な曲でドラムを叩かせてもらった。こんなことがたまに起こる。
ドラム叩いたのは、ブラックプール以来かな。腕はもう鈍ってるけど。ハードなロックって感じだったなこのバンドの演奏。
帰りはオアナの友達が送ってくれた。その日は疲れていたし、広めのリビングのソファの上でゆっくり寝かせてもらった。ルーマニアに来て良かった。
もっとルーマニアの奥まで行こうかと思ったんだけど、ヴェリコ・タルノヴォが呼んでるような気がして、早く山に入りたくてルーマニアではブカレストだけに滞在することにしたんだ。
Youtubeに上げる動画の写真とか編集してたら、あっという間に20時だ。晩飯食べないと。4時間も作業してた。そっちに時間あんまりかけたくないなぁ。もっとうまいことやらないと。
5月末まで緊急事態宣言伸びたってよ。どうすんだよ。本当、外出たいぜ。みんな生きてりゃいいことあるからな。ウイルス嫌だよ。
俺も今の家にもう、50人くらい海外からの旅人を泊めてる。勝手にやらせてもらったから、勝手にしてって感じ。でも、もうしばらくは旅できないような気がする。
オアナと一緒に公園に散歩に出た、午前中は洗濯させてもらったんだ。いい人は世界中にいる。公園を散歩しながらいろいろな話をした。ルーマニアの事とか、カウチサーフィンの話とか。旅人といい感じになる時もあるよね、そりゃそうだよね。何にもない様にはするけどさ。
あんまり見たことがないような木がたくさん生えてた。道に飛び出してきてる木。木を刈ってないだけか。そういう木なのか。やけに低い。丁寧に囲まれた池があったよ。顔のオブジェもたくさんあった。
俺はここでも森林浴してたみたい。また綺麗な花が咲いてる。
それから小さなマーケットに行って、ご飯食べたね。ルーマニアの簡単なストリートフード。街の中心部も一緒に付き合ってくれていい子だったな。
ブカレストの凱旋門とか中心の鉄道駅とかいろいろ教えてくれたし。テラスでビール飲んだり。どうやって本を出したらいいのか聞いたのかもしれない。オアナは自分で漫画書いたり、ライターの仕事してる人だったから。
その日はオアナとずっといて、次の日の天気はとても良くなってた。
教えてもらった通りにバスに乗って今度はまたブルガリアのヴェリコ・タルノヴォまで行く電車に乗った。
時間だけはあったからのんびり鈍行で向かっていた。
人生何があるかわからないよな。
窓からの景色はいつでも目に焼き付けておきたかった。でも、そんなことできない。何でもない思い出から消えてっちゃう。捕まえ方もオアナに教わってればよかったな。
ブカレスト鉄道駅の中は賑やかで、物売りのお姉さんがいた。また少しわくわくしてきた。
すすの付いてる列車に乗るのか。こちらでは電車はあまり洗車しない。
ヴェリコ・タルノヴォまで行く人はあまりいないようで、列車の中はがらがらだった。列車の中で途中から乗ってきた男に話しかけられた。そいつは日本の六本木で踊り子の仕事をしていたらしい。
そういう所、全然行ったことない。どんなところなんだろう。男の踊り子って、ちょっとお姉入ってたか。
家族の為に働きにブルガリアに向かうみたいだ。列車の中で暇だったからちょうどいい話し相手が見つかってよかった。
遠かったから、ゆっくり、ゆっくり橋を渡って国境を越えた。
編集後記
ついに山の中、ヴェリコ・タルノヴォにいくんだな。
ということは、次回がクライマックスかな。まじかな。
トルコの話もあついけど、次回が山だろ。
あっと言う間だったな。今年一年あっと言う間です。
師走の毎日更新に耐えられるのだろうか。
みなさんのnoteを読むのが楽しいですよ。
いろんな人がいて、いろんな考え方があって、いろんな経験談を読めて嬉しい。note越しでスキしあってたらいいんじゃない。
「なんとなくありがとう」って、みんなで交換日記しよう。
ルーマニアの首都、ブカレストの写真見てくれましたか。
行った事ある人の方が、やっぱり少ないよね。俺も不思議ですよ。
ヨーロッパへの旅にでてなかったら、まさか行く事なんてなかった。
ずっと不思議体験をしていたのかもしれませんね。
旅の中で、何度も終えて、始まってた。小鳥が囀るくらいの距離感で人と喋ってた。十分満足して十分寝かせたので、放っちゃう。
さて、次回はクライマックスの山の中の話だ。
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次回のライブも楽しみましょう。
次回のライブのお知らせ
SSIZEというバンドでドラムを叩いている僕が『光の中を旅してた』を書いています。
皆で稲毛K's Dreamの26周年を祝いましょう。
Premier Live Ticket
11/28/2021 (Sun) 18:00 JST
K's Dream 26th ANNIVERSARY
Available Period: until 12/12/2021 (Sun) 23:59 JST
K's Dream⚡️
@ksdream1995
■配信日時
2021年11月28日(SUN)18:00~START
@稲毛K's Dream
■配信内容(動員&配信)
K's Dream 26th ANNIVERSARY
■出演者
大谷のスワンダイブ
SSIZE
ant*
TONY BAND
full full full
OPEN 17:30 START 18:00 | adv¥2,000+D doors¥2,500+D
TICKET取扱/K'S DREAM
次回のライブはツイキャスライブ配信もあります。
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