Shanghai いつかまた笑顔で会えるように
師走!! 今年最後の満月に2021年の集大成『光の中を旅してた』完全版をKindle版で出版したい男!!
今は、ずっと籠りっきりで師走note毎日更新の下書きを書いています。
はぁはぁ。マジで、やばいよ。この集中力。SNSチャレンジいかつい。
編集後記で、アイデアを分け合いましょう。
さて、今日は韓国の旅話ではなく、上海の旅の話があります。
中国って広いからさ、上海の位置を皆で一度共有しましょう。
中国、本当国土広いよなぁ。
旅行で訪れた事がある方も多いと思います。
旅の青年、東京で仕事頑張ってたよ。
旅立ちは 昔も今も 日本橋
なんですって。勉強になります!!
それではよろしくお願いします。
People's Republic of China 中国
Shanghai いつかまた笑顔で会えるように
今日上海の事も書いちゃおうかな。2017年11月。
やっとここまで来た。長かった、本当に僕の思い出を迎えに来た。
羽田空港まで行って、上海に向かう。中国は何度か行ったことはあったけど、上海というでかい街はまだ行ったことがなかった。興味があったんだ。休みもとれそうだったし、トルコで出会ったクリッシーともたまに連絡とっていてさ、上海の街を案内してくれることになっていたんだ。
夜中の便だった。上海には早朝に着く。空港でさ、これから出発するって時のわくわく感が好きなんだ。おにぎりとお茶買ったりして、少しの現実離れをつまみに食べる。
上海の空港はちょっと臭かった、時間が来るまで整えて電車に乗って街中へ。今回泊まろうとしていたのは、今働いている会社のホテル。だから無料で宿泊出来た。街から遠くて不便だった。最寄りの駅からも遠いし、困ったよ。街中の宿にすればよかった、でももうあとの祭りだ。
昼前くらいにやっとホテルへ着いた。ちょっとゆっくりしたかったんだけど、旅だし街まで出掛けた。ホテルは広かったけど、もっといいところは山の様にある。
タクシーを捕まえて上海の中心地南京大往路へ移動する事にした。街をうねるように歩いて、豫園へ。この街には古い町並みが広がっていて、屋台もいっぱいあって楽しめた。
上海老街。お土産屋のありまくる豫園のマーケットをどんどん奥に入って行こう。食堂で一般的な上海フードとフルーツジュースを飲む。今日はクリッシーと会えないみたいだから、一人で上海の街をひたすら歩くことにしていた。様々なお店を抜けると出てくる池、直角に折れて架かる九曲橋。豫園と言う古い昔ながらの庭園の内部に入ることが出来たので観光する。
実は上海のガイドブックを空港で買っていた。いつもはそんなことしないけど、今回はそれの通りに歩いて行こう。
銀杏の木があった。この昔の家づくり、窓やドアの独特な造り。台湾のピンドンでサマーの弟が連れてってくれた古民家と少し似ている。ちっちゃい頃に見た、映画での中国。そうだ、あれって今どこにあるんだろう。
夕方から、人民公園のカフェでカウチサーフィンのイベントに参加してみた。中国の人もいたが、大体が欧米からの観光客だった。
地元の若者が連れて行ってくれた小籠包の店が狭くて、小汚くて、安くて、上手くて最高だった。それから夜道を散歩して外灘の夜景を観に行った。
観光客が行くと、カモにされてお金を取られることがあるというのだけれど、みんなでいれば安心だ。外灘から見る上海の夜景はとても綺麗で何度もシャッターを押した。
この夜の事は忘れたくない。美しいものを見ていたい。
翌朝、外灘側から見えた夜景の街に行くことにした。真下から見上げるオリエンタルパールタワーや高層ビル群。少し天気は悪かったけど、感動した。
それから電車に乗って老街と言われる昔の街が残っているエリアを見学しに行った。これを教えてくれたのはシェアハウスで知り合った丸君という方、なんでも上海で働いていた事があるみたいで、観光地のお勧めをいくつか聞いていた。
この時僕が来たのは七宝老街。
昔の街の造りのまま今に残っている。
水と橋が印象的な街だった。
それからまた電車で田子坊へ、ここもガイドブックに載っていた観光地。最初迷ったけど、中を歩いていたら楽しくなった。結局ここにはお土産も買いに来たから2回来たんだ。小さいお土産屋さんや小さなバーもたくさんあった。少しあれに似ているかも、新宿のゴールデン街。そんな感じの大きい版でバーだけじゃないって感じ。小粋なバーに腰かけてサントリーのビールを飲む僕。壁には落書きがたくさん書かれている。
田子坊から、南京へまた来た。今度は歩いてない方へ。人民公園の近くもそうだったけど、やっぱりでっかいビルの威圧感がある。俺が今働いている会社の大きなビルもあったから、そこの写真を撮りに行ったりもした。
南京の夜はネオンが輝いていた。俺はいつになったらそういう所でお酒を飲んだりするんだろう。僕には眩しすぎて、まだ近寄れないんだ。
次の日も少し曇っていたんだけど、人民公園の近くに行ってみることにした。ガイドブックに任せて歩いてみた。こんな旅珍しい。旅人にもあまり会ってないかも。早くクリッシーに会いたい。香港名店街を経て、公園を抜けると、上海博物館の前に並ぶ傘をさした大勢の人を見た。
僕は、ショッピングモールでウインドウショッピングした後に小さなレストランで小籠包を食べる、そして古い町並みが広がる街を歩き、魯迅公園へって感じでだらだらとゆるく旅をしている。これじゃあ普通の会社員の旅だ。雨が少し降っている。11月の上海はそこまで寒くはなくて、少し涼しいくらい。
行くところもないから、なぜか文豪の広場という所へ来た。銅像がたくさん並ぶ石畳の街を歩く。骨董品屋や本屋が並ぶ雰囲気のある所で、上海の文学的エリアなのかもしれない。1933って言うとても古いアートの塊のような建物にも遊びに来てしまった。この建物の造りは気が遠くなるくらい独創的だ。歩いて体に覚えさせる。ここも後で聞いたら観光地という事だ。ガイドマップを追いかけているんだからそうだろうな。
相変わらず天気はぐずついていた。クリッシーにはいつ会えるんだろうか。なんかすっからかんになりながら街を歩いていたけど、鉄道の上海駅に行ってなかったから向かってみた。大きな街の大きな駅を見るのが好きだ。
翌日、やっとクリッシーと会える日だ。カフェで待ち合わせをして、コーヒーを飲みながらクリッシーが来るのを待っていた。
クリッシーのお勧めで、その日はフランス人が住んでいたと言われている街を観に行くことになった。全部説明中国語でわからなくて、結局パンフレットもらってもわからなかった。道端に落ち葉が落ちていて、そっちの方が僕にとっては印象的だった。
それから超開発されている地区の道路を一本挟んだ所にある超古い文明小区な住宅地にも足を運んだ。道一本挟んだだけなのに、街の感じが全然違うんだ。この格差を生む正体は一体何なんだ。とても古いクリッシーお勧めの中華料理屋にも連れて行ってもらった。
中国の人はスマホでQRコードを読み込んで電子マネーで簡単に決済をしていた。それが中国でのスタンダードなんだってさ。これももう昔の話か。昔の街に迷い込んだみたい。新しいものばかりがすべてじゃないからね。
クリッシーとコーヒーを飲んで落ち着く。これでいいんだこの旅は。
午後になると少し晴れてきて、僕等は街中にある静安寺に遊びに行った。確か駅降りたらすぐにあったところだ。拝んで、寺を回ってパワーをもらった。いろんな形の仏像があって面白い。
クリッシーが連れてってくれた面白館もあった。
螺旋階段が綺麗に作られた館。登ったり下りたり楽しかった。
さて、晩飯を食べようという事で、クリッシーお勧めの「上海ガニ」今がシーズンらしい。カニ食べ行こう。上海ガニって小さいんだね。
上海の地下鉄は慣れない。とにかく人が多いから電車に乗るのだけで疲れる。列にも並ばなくちゃいけないし。そんなことも言っていられないから、とにかく今日はどこへ行こう。
上海黄裏という所に僕はいた。天気はいい。久しぶりに空が明るいよ。ここは新天地と言う観光地だ。ガイドブックがあると行動しやすくて楽だ。今日は上海の新しい街を観光だ。クリッシーにもたぶん後で会う。それまでに田子坊でお土産買い物した。
それからクリッシーと待ち合わせして、すっごい大きなミュージアムに行くことにした。オリンピックか、万博の会場後じゃなかったかな。とにかく馬鹿でかい建物へ。
デッドスペースがめっちゃあると思ったけど、何かの役に立つんだろうな。アートを散々観終わった後に、クリッシーと小籠包を一緒に食べた。トルコの話も仕事の話もしたんだと思うんだ。
過去ってのはあれだね、どうも掴めないね。
そっか、もうホテルはチェックアウトしていたんだ。ホテルでのことはあまり記憶にない。タクシーの運転手に場所間違えて届けられそうになったり、あんまりいい思い出は無い。
クリッシーと別れた後、「上海トランスラピッド」って言う超高速電車に乗ってあっと言う間に上海空港まで行った。最高速度300km以上って感じで、グングン上海の街から遠ざかって行った。
それで空港のコンビニでまたちょっとおにぎり買って、フライトを待った。
帰りも羽田に着いた。もう夜遅くだったけど、何とか東京駅までは帰れて、そこから歩いたんだ。またいつもの日常へ帰っていく。働いているとこういう旅になる。連続性はあるけど、何かたぶん変わっている。もうあの頃じゃない、しっかり働いてしまっている。次の旅は来年になってしまう。
編集後記
しっかり働いていいんですよ。感覚、大丈夫かい。
本編でクリッシーと言いすぎ!! あなたね、ここnoteですよ。
頼むぜ。
明るくていい子なんですよね。そう、中国の友達です。
言文一致体、回想録でお届け中。
そうそう、この回のカッパドキアでクリッシーや旅の友と出会ったんです。
ここから前説の続き。
今ね、閃いた。
今年は皆さんに大変お世話になりました。感謝。
2021年はさ、『光の中を旅してた』全7章20編202話を前説、本編、編集後記の構成で、奇数日と新月、半月、満月の日にお届けしてきました。
2022年は、偶数日と新月、半月、満月の日に僕が旅した足取りを目印にして、noteの皆のその土地に基づいた話や、旅の話やなんかを、新たなマガジンを作って拾い集めていくデジ旅をしようかなぁと、思ったんです。
そして、『光の中を旅してた』-Only Time Will Tell-という裏ダイジェスト版の第二版、全20編を前説も編集後記も入れて、新月、半月、満月で2022年の前半で放とうかな。
ダイジェスト版の『光の中を旅してた』-The World Needs You-の台本も今、猛烈に第二版に向けて優しくムイて短く読みやすく整えています。いつかnoteでもシェア出来たらいいなぁ。
両方ともKindle版で出てはいるのですが、掛け合せたらどうなるのだろう実験が、ちょっと面白そうだなぁと思いました。
その間に、僕は旅のストーリーを噛ませない『光の中を旅してた』詩集も編む……。
なになに。どこまで旅をこする気だ。
仕事を増やしすぎてる。やばいな。ちょっと、一旦。
観察させてください。
ふぅ。
なかなかいいと思うよ。
散歩してきます。
さて、次回は普通の社会人のインドネシアのバリの旅をシェアさせていただきます。
いつかみんなで旅の話を一緒に出来たらいいね。
スキ、フォロー、コメント、お勧め、勝手にやってろ。
いただき、ありがとうございます。スキです。
また明日お会いしましょう!!
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