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ふるさとを語る・歴史シリーズ

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筆者の地元、十勝・帯広の歴史についてまとめたマガジンです。
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記事一覧

【ふるさとを語る】愛の国から幸福へ-。有名観光スポットの幸福駅へ行って来ました☺️【北海道・十勝帯広のご紹介】

【ふるさとを語る】愛の国から幸福へ-。有名観光スポットの幸福駅へ行って来ました☺️【北海道・十勝帯広のご紹介】

🚉幸福駅はどんな駅?ドコにあるの?🚉幸福駅とは

上の航空写真を見てもわかる通り、非常に小規模(かつ一日あたりの乗降者数も少ない)な幸福駅は、1956年(昭和31年)の開業時より無人駅でした。

幸福駅が注目されるきっかけとなったのは、1970年代前半にNHKの『新日本紀行』で採り上げられた事。

1972年までは7枚しか売れていなかった愛国-幸福間の切符が、TVの影響もあって次の年には300

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【ふるさとを語る】帯広グリュック王国の跡地を敷地外から撮影して来た!【廃墟シリーズ】

【ふるさとを語る】帯広グリュック王国の跡地を敷地外から撮影して来た!【廃墟シリーズ】

🏰まえがき

かつて帯広に存在した、ドイツをテーマにしたレジャー施設、グリュック王国。

再建が模索されるも、2007年に完全に閉園してから16年もの月日が経ちました。

今回は、そんなグリュック王国の跡地を敷地外から撮影してまいりました!

🏰 🏰 🏰

何故、今になって敷地外から撮影しようと思ったかと言うと、春が訪れると「もし、グリュック王国がまだ営業していたら、あともう少しで営業再開

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【ふるさとを語る】帯広駅にある豚丼屋さん「ぶたはげ」に行ってきました☺️【北海道・十勝帯広をご紹介】

【ふるさとを語る】帯広駅にある豚丼屋さん「ぶたはげ」に行ってきました☺️【北海道・十勝帯広をご紹介】

🍚ぶたはげって何処にあるの?その帯広駅の1階、西側にある、こちらの…

店内の席数は15席程度で、こじんまりとしていますが、食事スペースは最低限以上確保されており、窮屈で食事しづらい、といった事はなかったですよ☺️。

🍚そもそも、何故豚丼が帯広名物になったの🤔?遡ること開拓使時代-。

当時の帯広は「牛🐮は牛乳、馬🐴は馬力、豚🐷は食料」と区別され、牛肉を食する習慣を持ちませんでした。

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先週投稿した競馬の歴史その2がお陰様で先週特にスキを集めました。ありがとうございます!

あと、一つお知らせを。

明日より新しい仕事が始まる関係上、更新頻度が減ります💦「あ」と投稿するだけでも投稿した事にはなりますが、それでは流石に、という事で…

申し訳ありません🙇‍♂️

【ふるさとを語る】競馬の歴史 その3 ~ばんえい競馬存続の危機から現在まで~【歴史シリーズ】

【ふるさとを語る】競馬の歴史 その3 ~ばんえい競馬存続の危機から現在まで~【歴史シリーズ】

🐴はじめに

その2は⏩こちら⏪

ふるさとを語る・歴史シリーズの、競馬の歴史もいよいよクライマックスを迎えました。

今回は、平成から令和の現在に至るまでのばんえい競馬の歴史をお話して参ります。

🐴ブームが終わり、売上が徐々に…🐴巻き返しを図るために

レジャーの多様化による競馬離れや、岩見沢競馬場の集中豪雨の被害などの理由により、ばんえい競馬の売上は、昭和56年度に初めて前年度より低下

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【ふるさとを語る】競馬の歴史 その2 ~ばんえい競馬の歴史~【歴史シリーズ】

【ふるさとを語る】競馬の歴史 その2 ~ばんえい競馬の歴史~【歴史シリーズ】

🐴はじめに

その1は⏩こちら⏪

こんにちは☺️。

皆様、大変長らくお待たせしました💦。競馬の歴史シリーズもいよいよここまでやってきました。今回は、ばんえい競馬の歴史のお話でございます。

当初は明治中期の黎明期から現在までを一気に書き切る予定でしたが、2000年代前半の存続の危機に瀕していたころから、現在に至るまでは中々に濃密なドラマがある事が調べているうちに分かりましたので、次のパート

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【ふるさとを語る】競馬の歴史 その1 ~古代競馬から近代競馬まで~【歴史シリーズ】

【ふるさとを語る】競馬の歴史 その1 ~古代競馬から近代競馬まで~【歴史シリーズ】

🐴はじめに

プロローグ2は⏩こちら⏪

皆さんご機嫌よう☺️。

「ばんえい競馬の歴史を語るのにどんだけ遠回りしてんじゃい😠!」と、そろそろご指摘を受けそうな本シリーズも、いよいよここまでやって来ました😅。お待たせしてしまいすみません😅。

前回までは馬の種の進化の軌跡や、分類法、代表的な品種のご紹介をさせていただきました。今回からは、近代競馬の歴史をご紹介致します。

古代の競馬につき

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【ふるさとを語る】競馬の歴史 プロローグ2 ~馬の分類法・品種をざっくり語る~【歴史シリーズ】

【ふるさとを語る】競馬の歴史 プロローグ2 ~馬の分類法・品種をざっくり語る~【歴史シリーズ】

🐴はじめに

プロローグ1は⏩こちら⏪

こんばんは☺️。皆様、日々のお仕事・学業お疲れ様でございます。

最近、一気に冷え込んで参りました。筆者の地元・十勝では、本日の最低気温が2℃になってました🥶。皆様、体調管理にはくれぐれもご注意を⚠️。筆者も勿論気をつけます。

さて、前回はプロローグ1として、馬の種としての進化の軌跡を辿りました。

今回は『馬の資料館』の資料などに基づき、様々な分類

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【ふるさとを語る】競馬の歴史 プロローグ1 ~馬の進化の軌跡を辿る~【歴史シリーズ】

【ふるさとを語る】競馬の歴史 プロローグ1 ~馬の進化の軌跡を辿る~【歴史シリーズ】

🐴はじめに

こんばんは☺️。

前回予告した通り、今回は『馬の資料館』の様子をお届け!

…しようと思っていたのですが、より深く馬の歴史や人類との出会い、競馬の歴史をまとめたい思いがありますので、様々なサイトの画像や情報も織り交ぜながらお話して参ります!

資料数、筆者が撮影した写真枚数が膨大なため、幾つかのパートに分けてお送りしようかと!

⏬合わせて読みたい

よろしければ、お付き合いくだ

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【ふるさとを語る】『晩成社展』十勝開拓の歴史を辿る その1 ~伊豆から十勝へ~【歴史シリーズ】

【ふるさとを語る】『晩成社展』十勝開拓の歴史を辿る その1 ~伊豆から十勝へ~【歴史シリーズ】

🟥はじめに皆さんご機嫌よう。

筆者は8/31をもって最終勤務日を迎え、現在有給消化中です。10月下旬から始まる新しい仕事に就くまでの間を、有意義に活用しようと考えております。

さて、実は先日、以前つぶやきでお知らせしていた、帯広百年記念館で開催されている『晩成社展』を見て参りました。

今年(2022年)で、十勝が開墾されてから140年の節目を迎えました。それを記念して開催されているのが、こ

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【ふるさとを語る】『晩成社展』十勝開拓の歴史を辿る その2 ~開拓と土地の取得~【歴史シリーズ】

【ふるさとを語る】『晩成社展』十勝開拓の歴史を辿る その2 ~開拓と土地の取得~【歴史シリーズ】

🟥はじめに

その1はこちら

どうも☺️。地味に毎日投稿継続中です。

今回も、その2と題しまして『晩成社展』の~開拓と土地の取得~の様子をお届け致します🙇‍♀️。

お仕事の休憩中などにもサッと読めるよう、コンパクトにまとめたつもりです。(文字数や写真枚数が多過ぎると、スクロールが大変になると思ったため)

よろしければ、お付き合いください。

🟥『晩成社展』の様子 その2 ~開拓と土地

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【ふるさとを語る】『晩成社展』十勝開拓の歴史を辿る その3 ~産業への挑戦~【歴史シリーズ】

【ふるさとを語る】『晩成社展』十勝開拓の歴史を辿る その3 ~産業への挑戦~【歴史シリーズ】

🟥はじめにその2はこちら

皆さんご機嫌よう☺️。地味に毎日投稿継続中です☺️。

今回はその3~産業への挑戦~をお送り致します。開拓事業を軌道に乗せるための、晩成社の不断の努力の軌跡をお届け致します。

よろしければ、お付き合いください🙇‍♂️。

🟥『晩成社展』の様子 その3 ~産業への挑戦~🔴牛肉店経営 ~函館での遠隔地販売~

1893年(明治26年)、土地の申請の許可を受ける事が

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【ふるさとを語る】『晩成社展』十勝の歴史を辿る その4 ~事業の展開~【歴史シリーズ】

【ふるさとを語る】『晩成社展』十勝の歴史を辿る その4 ~事業の展開~【歴史シリーズ】

🟥はじめにその3はこちら

皆さんご機嫌よう☺️。まだまだ暑いですね。

前回は、いよいよ土地の申請の許可が出て、産業への挑戦を始める所までご紹介致しました。

今回は、その事業がどのように展開されていったか?のお話となります。

一体、晩成社の方々はどのような業務システムのもと働いていたのでしょうか?

今日の食料基地・十勝に至るまでの、黎明期の人々の軌跡をご覧ください🙇‍♀️。

それでは

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【ふるさとを語る】『晩成社展』十勝の歴史を辿る その5(最終回) ~語り継がれる晩成社、依田勉三~【歴史シリーズ】

【ふるさとを語る】『晩成社展』十勝の歴史を辿る その5(最終回) ~語り継がれる晩成社、依田勉三~【歴史シリーズ】

🟥はじめにその4はこちら

皆さんごきげんよう☺️。

『晩成社展』十勝の歴史を辿るシリーズも、いよいよ今回でラストとなります。

よろしければ、お付き合いください🙇‍♂️。

🟥『晩成社展』の様子 その5 ~語り継がれる晩成社、依田勉三~🔴依田勉三を研究・顕彰する運動

1925年(大正15年)、中風症によりこの世を去った依田勉三。

今際の際に「晩成社には何も残らん。しかし、十勝野には

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