記事一覧
YOUの一言がよかった。
23歳で出産し、20代の遊びを知らないという和田明日香曰く、早くに出産していいねとか言われるけど、40代とかになって20代の遊びができるかというと…。
「できないね」とキッパリ。潔い。清々しい。そしてこの一言。
「でもいいことしかないよ、これから」
夢のある話|2002年のフジロックにて 〜チバさん、そしてギャロ。
チバさんがこの世を去った。
たくさんのミッシェルのライブを観てきたけれど、今、なんとなく2000年のフジロックを思い返している。
ミッシェルが、そして、これが解散ラストライブであるブランキーが、グリーンのトリで登場した年だ。
今は存在しないこの2大巨頭を、あのステージで観られたことは大きい。
今見返すとこの2000年、すべてのステージがそうそうたるメンツで改めて驚いている。
ラスト・ブランキー、
ミッシェルのリアルタイムを目の当たりにできていた日々、その意義を噛みしめる。
2000年のフジロックは贅沢すぎた。
いつかのライブ後には路上でチバさん(酔)に出くわして
沸く我らをチバさんは、ライカで撮って笑って去った。
音楽に誠実なほど、チャーミングに映るふしぎ。
「親友」「裏切られた」「うらやましい」… |個人的・怖いことば集。
ことばがすきで、活字がすきで、その人がどんなことばを選んでどんな表現をするのかがとても気になる。
ことば選びがなんとなく軽率な人は、ことば選びだけにとどまらないあやうさがある。
◆
最近、明らかに具合悪そうな人に「大丈夫?」と聞いてはいけない、という記事を見かけた。そう聞いてしまうと、大丈夫じゃないのについ「大丈夫」と答えさせてしまうのだとか。
代わりに、「痛いところはある?」「してほしいこと
15年前の、キンモクセイの魔法が今も解けない。
インタビューとか要らないんじゃないかと思うミュージシャンがいる。
その人が話し好き・語りたがり、または作品がコンセプチュアルな場合等を除いて。
言葉にしたくなかったり、できなかったり。『音楽』作品として伝えたいから音楽にしているのであって、それをまた言葉で説明するっていうのは、根本的になんかどっか違うんじゃないのか。
当時、ミュージシャンへのインタビューを仕事としている身ながらそんなことを思い、
カフェで仲良さそうにしていたカップルの、女の子が突然「大っ嫌い!」と席を立った。男の子は何とも言えない表情をしている。ケンカか?ドラマみたいだな。でもきっと大丈夫。
だって、好きで好きでたまらない人にしか、大っ嫌いなんて言わない。さっきの「大っ嫌い」、大好きにしか聞こえなかった。
バンプの「新世界」と、フジくんの「結婚」で思い出したこと。
もう結構長い間バンプを聴いていない。
久々にフジくんの結婚のニュースで彼らの近況に触れ(違うニュースも出てきてしまったが…)、「新世界」という曲がフィーチャーされていて、聴いてみたら、メロディよりも歌詞が残った。
曲の最初と最後に有る、そのことば。
バンプを愛する聴き手たちはその歌詞で、この曲で、フジくんの結婚を、フジくんに永く愛する人が現れているであろうことを、瞬時に察知したそうだ。なるほど。