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キャリア論

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「自分が“そっち側”になることには不安があった」 やっこさん26歳(大手IT企業勤務)

「自分が“そっち側”になることには不安があった」 やっこさん26歳(大手IT企業勤務)

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早期離職者が少ない理由

新卒で入社して4年目になりますけど、同じ部署の同期で辞めてる子って全然いないんですよね。なんでだろうと考えてたんですけど、入社当時からコロナ禍で完全リモートワーク状態だったので、それが大きいかもです。上司が近くにいる環境で働いてないので、人間関係のストレスをそこまで経験せずにここまできたという感じで。社会人になった気がしないんですよ。

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拝啓、弊社 御社は多分もうダメです

拝啓、弊社 御社は多分もうダメです

今働いてる会社のパワハラとか労務とか、からの「静かな退職」的な話を、非常にざっくりする回です

拝啓、弊社 御社は多分もうダメです先日、私のXでは毎度お馴染み(?)の、人生あらゆる面で詰みまくり上長(50代の男性)が、メンタル追い詰められすぎて更に言動がヤバくなり、段々と「あいつが俺を陥れようとしている」とかまで言い出していた。

こりゃ〜いよいよだな…と思い、会社の上層部(60代とか70近くとか

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会社は誰のもの? 裏切りの加害者・被害者を経験して

会社は誰のもの? 裏切りの加害者・被害者を経験して

会社は、出資者である株主のもの。でも、日本にいる頃、もう20年以上も昔、自分の所属する会社は自分のものだった。少なくとも心情的には。その頃の日本人は、社長以下、かなりの社員が、「俺たちの会社」と会社を自分たちのもののと心情的には考えていたと思う。

俺たちの会社

1991年バブル末期に日本の大手製薬会社に入社した。4月にいっせいに入社した同期は200人ほどもいた。新入社員研修が終わると、配属先が

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エリートほど謙虚。バカほど偉そう。

エリートほど謙虚。バカほど偉そう。

皆さん、わたしのnoteにご興味をいただき、ありがとうございます💁

千葉の零細底辺印刷会社

ヘタレ大学を出て、いざ就職。
ゴミのような会社に入社。

うるさい上司に毎日説教されたり、社長とケンカしたり、ろくなことがなかった新卒入社時代。

とにかく、偉そうで何かにつけて、文句をつけてくる先輩や上司。
パワハラも日常でした。

特にハゲ社長は、わたしは総務部に配属と言うことで、入社したのに、勝

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肩書きは借りモンだということを忘れるバカ

「支店長というのは地域から本当に尊敬されている。どの会合や宴席に出ても高い席に案内される。それが金融機関の支店長の凄さだ。」

先日、ミーティングでの上司の発言です。

金融機関は日本において唯一昭和に生きている業界ですので無理もないのですが、ちょっとクラっと来てしまいました。

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私は本部の課長職ですが、その前は営業店の支店長をしていました。

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われわれは「子供の国」に生きている

われわれは「子供の国」に生きている

エルモさんの以下のtweetから、経済産業省の「未来人材ビジョン」という資料を知りました。これがなかなか面白い。

エルモさんも食いついている部分がやはりいちばんインパクトがありました。

日本人の会社に対するエンゲージメントが諸外国と比べて著しく低いことは、作家の橘玲氏の著書でも触れられていて知っていましたが、改めてみると衝撃を受けてしまいます。

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まずはこれをご覧ください。

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CIAの破壊工作マニュアルに学ぶ、ダメな組織の作り方

CIAの破壊工作マニュアルに学ぶ、ダメな組織の作り方

第二次世界大戦中のアメリカに「Office of Strategic Services(OSS)」という組織がありました。この組織は現在の中央情報局(CIA)の前身であり、スパイ活動を調整するために設置されました。スパイ活動の他にもプロパガンダ、転覆・破壊、戦後処理に関する企画などを任務としていたそうです。

そのOSSが1944年に作成した「Simple Sabotage Field Manua

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