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拝啓、弊社 御社は多分もうダメです

今働いてる会社のパワハラとか労務とか、からの「静かな退職」的な話を、非常にざっくりする回です


拝啓、弊社 御社は多分もうダメです

先日、私のXでは毎度お馴染み(?)の、人生あらゆる面で詰みまくり上長(50代の男性)が、メンタル追い詰められすぎて更に言動がヤバくなり、段々と「あいつが俺を陥れようとしている」とかまで言い出していた。

こりゃ〜いよいよだな…と思い、会社の上層部(60代とか70近くとかの男性陣)に機会を設けてもらい、上長について話をした。

この時、話の切り出し方を「あの人かなりメンタルやばそうです」とは言わず、実際に起きている事実と合わせて「あの人の言動がヤバくなってて、私はストレスを感じます」ということを伝えた。

これは、私は以前からこの会社に対して確かめたい事があったからで、
従業員のメンタルヘルスについて、どのような考え方や方針を持っていて、実際に起きた事態に対してどのような行動を取るか、その適切なノウハウを持っているのか、この度は上長(と自分)を使って、試したかった。

結論から言うと、
あ〜ダメだ、この会社(の上層部)!!!
ということで、私はしっかりスッキリ失望しきって今に至ります。

と言うのも…

その話をしてる時に、会社の上層部が
「ハラスメントって言っても、自分たちが実際に見聞きしてないことは、良し悪しの判断しようがない」とか
「マズい言動でも、他の皆は困ってないらしいから、あなたの気にし過ぎなのでは?」とか言うのを正面から聞いてしまった。

「うわー!ダメじゃんこの人たち!!!この場でそれ言っちゃう神経やば!」と思って、真意を確認するようなやり取りもしたけど、残念ながら言葉の通りだった。

あと「ヤバい人が居ても、皆でしれっと見て見ぬふりで済ましちゃう環境がまたヤバいでしょ…」とか、
「自分ら、もともと危うい部下が更に言動ヤバくなっていってるのに気付けないって、日頃どういう目線で仕事してんの?」とか、
「その立場を何十年やってて、今堂々とそのマインドってマジか???」とか、
「そうか、上がそんなんだから、その下があんなんなるんだわ!!!(納得)」
みたいな思いが頭の中にポンポン出てきた。

また、かえってこちらの立場を追い詰められるような言動も受けたりして、失望の上塗り。

「まぁ〜世の中こんなもんか〜」とも思うし、「年齢的に『現代社会でそれはマズい』みたいなのが伝わらないのは仕方ないのかな…」とも思うけど、正直ここまでダメな人たちとは思ってなかったな〜…と、己の過信も反省する。

しかし、話してみて良かったな

でも、ここまでしっかりスッキリ失望しきったことで、長らく自分にモヤモヤ取り憑いてたものが落ち切って、会社や仕事に対して気が楽になったというか、
「『この会社このままじゃマズいかも…』とかもう全然気にしなくて良いや!どうせもうかなりダメだし!私もう知らないわ!」ってなったのは、ものすご〜い楽です。

会社、このままじゃヤバそう…近いうちにダメになりそう…早くしないと取り返し付かなくなりそう…と思って、自分なりに警鐘を鳴らしたり、働きかけてみたり、
有効だったこともあったけど、あまりに徒労が多かったように思える。
(正直〝徒労〟というより、問題提起したことでかえって例の上長のメンタル大爆発の巻き添えでパワハラを受けたり、地味にいじめられたり…なので、
はて、この場合に不適切なのは、私か?上長か?とも思いますが。)

そうか、これが〝静かな退職〟か

話した直後はそこそこ失望疲れしたというか、また別方向の悩みが生まれた〜と思ったりしたけど、しばらく時間が経って頭の中が整理されてきたら、長年「どうしたらそうなれるんだろうか!?」と待ち望んでいた身軽な気持ちになれている自分に気付きました。
これがいわゆる〝静かな退職〟ってやつか…!?

私の〝静かな退職〟の心得

  1. 会社での仕事は、頑張らないで普通に出来ることをやって、承認されたらOK、褒められたなら充分にOK。
    80点もらえたら上出来、100点もらえたら完璧、120点は不要。120点取ったら、余計なお世話が付いてくる。
    120点、目指すと碌なことはない。

  2. 自分の立場でやるべき事とされている事だけやる、あとは気にしない。自分のミス、我が身に降りかかる火の粉だけを避ける。
    誰かのやってることで「それマズくないか〜?」と気になっても、遠目に「うん、無事を祈る!」くらいだけ思って、次に切り替える。
    避けきれなかった火の粉を被るのも、その人自身のお仕事です。
    (後輩とか、世話しすぎると育たないと言うしね)

  3. いち労働者として、この会社での高い地位や重要な役職はもう要らない。そのために頑張る必要はない。
    そもそもこの会社があと何年保つか…期限付きの看板のために頑張ろうと思えない。それで良いと思えるので、そうする。
    この会社で頑張らないと出来ないことを頑張ってやり遂げるより、その分の力を他の事に回したい。この会社が倒れても他に生きていく道がある、という環境作りを頑張りたい。

    一般的に「そういうマインド良くないよ!」って思われるかも知れないけれど、こうなったのも弊社にいたからこそですよ…と思う。なんかもう、脱・仕事人間させてくれてありがとう、って感じですよ。

今回の経験を経て

ここにきて、今、働いている会社について悩んでる方へ、
いっぺん会社の上層部と真剣に話してみる ってのも悩み解決の一つの手ではないか?と提案したいです。

この会社に自分の人生を消費すべきか?
この会社はそれだけの価値があるか?
その信頼に値する人間が運営しているのか?

という判断基準をもって考えてみると、今の会社に纏わる雁字搦めにになった色んな悩みが、思いの外するすると解けていきます。


あと、なんか「そんな手ぬるい心得で静かな退職とか言ってんじゃねぇ…!」
とかどこからか言われるかも知れませんが、
私は世間一般より社会人デビューが早くて、10年以上「自分は学がない分、手に職を付けるしかないんや!」「己の人生をもっと発展させたいんや!」とガツガツ野心で働き、ブラック企業に足を染めたりド・ブラック企業から足を洗ったりのアグレッシブな転職を数回経て、今のホワイト企業(そう、こんな感じだけど一応ホワイト企業なんです)に落ち着いた30代前半という身、
言わばビジネス野生児なので、そう簡単には長年の血の気が収まらないのです。
気長に静かな退職をしていきたいと思っています。


さて、次は明るい話題を書けたら良いな、あでゅ〜!


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