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「治療家のための文化人類学」を全編セットでお得に読むことができます。
文化人類学とは、歴史や文化、社会背景を前提として“人類”について学ぶ学問です。
このうち「医療人類学」は…
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2024年6月の記事一覧
治療家のための文化人類学~整体と民俗セクター~
我々のような治療家は、
バイオメディスンである整形外科を
「正統医療」とする世界の中で、
ひと味違ったポジションを得ています。
科学的に正しい医療がありながらも、
我々を選ぶ患者は、
どのような考えから
治療院に訪れているのでしょうか?
これを
「文化人類学」の視点から、
学問的に“再理解”していきましょう。
多元的医療システム世間一般的に
医師の仕事を「メディカル」、
看護師
治療家のための文化人類学~患者の希望と医学の衝突~
医師が行う医療に比べて、
我々治療家が提供する医療は
エビデンスレベルが低いものもあります。
エビデンスに基づいた
施術方針を立案しても、
時には患者がそれを拒んで
有効性の低い施術を希望することがあります。
特に「骨盤矯正」は
その最たる例といえます。
患者の希望を優先することと、
科学的な正しさを基準にすること。
この双方を両立するには
どうすればいいでしょうか?
目次から先を
ぜ
治療家のための文化人類学~文化依存症候群~
病気は全世界で
均一に起こりうるものもあれば、
地域によって
発生しやすい病気が
異なるものもあります。
食習慣から起こる生活習慣病や、
寄宿する生物の生息地によって差が出る
感染症の地域差がその代表例です。
このような「地域差」は、
感染症や内科疾患のような
”身体的な病気”に限らず、
”精神疾患”でも見られます。
地域、民族、社会背景、
そしてその「文化」の影響によって
発生する