考えるヒント

#118_そろそろ今年はオンライン株主総会を検討すべきか

コロナの影響もあり、去年の株主総会から、オンラインでの参加を認める会社が増えました。経産省でも、そもそもコロナ前から議論してきたものですが、去年の2月に「ハイブリッド型バーチャル株主総会の実施ガイド」を策定・公表しています。

ちなみに、「バーチャル株主総会」とは、要するにオンラインで「参加」(傍聴するだけ)や「出席」(会社法上も出席と扱われ、質問などもできる)ができる株主総会のことです。これはお

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そして二十三頁目をめくりました。

#117_ナンタケットバスケット

最近「ナンタケットバスケット」について耳にしたので、少し調べたのですが、そもそも「ナンタケット」とは、アメリカ東海岸の小さな島の名前のようです。州でいうとマサチューセッツ州、昔は捕鯨がさかんだったとのこと。

そして、「ナンタケットバスケット」とは、もともと、鯨の油を入れるための樽の周りに籐を編んでいったものだったとのこと。要は、籐で編まれたカゴですね。

このあたりのことは、「New Engla

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特殊喫茶・鳩。
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#116_公衆電話のレア度がさらに高まる可能性

昔は街でよく見かけた公衆電話ですが、どんどん減ってきています。これだけ携帯電話、スマホが普及したのだから、あたりまえのことではありますが。

この公衆電話ですが、その設置に関しては、実は決まりがあります。

電話のような通信業を規制しているのは総務省で、その規制の根拠となる法律が電気通信事業法です。この法律の中に、「基礎的電気通信役務」(第7条)というのがあります。

この「基礎的電気通信役務」と

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目を覚ましました。
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#115_セブンイレブンのレジの変化

この前、出先で立ち寄ったセブンイレブンで会計をしようとしたところ、なにかちょっと違和感を感じました。何かがいつもと違うような…

とはいえ商品を置き、いつものとおり交通系のICカードで払おうと思い、「PASMOで」といったところ、店員さんから何のリアクションもありません。

これが今までなら、「はい」といわれ、「光ったらタッチしてください」といわれ、読み取り機にカードをかざすところ。

よくよく見

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そして二十三頁目をめくりました。

#114_上場子会社における少数株主保護について

去年関与した案件に、上場子会社の完全子会社化というものがあります。これは、上場会社に親会社(ある会社の過半数の株式を保有している会社)がある場合において、その親会社が、他の少数株主すべてから株式の譲渡を受け、完全に子会社化してしまう(その上場子会社については、当然上場廃止とする)というものです。

ざっくり図示すると以下のとおりです。

さて、なぜこのようなことをするかというと、背景には、「上場子

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「ここにいた!」

#113_INVERALLAN(インバーアラン)の手編みニットはもうスコットランドで作っていない

INVERALLAN(インバーアラン)のニットカーディガンといえば、昔からアメカジ好きには刺さるアイテムです。今はなき渋谷のラブラドールにも売っていました。衿のついた3Aとか、丸首の4Aとか。6Aはショールですね。

そんなインバーアランですが、手編みのニットに限っていえば、もはや本場のスコットランドでは作っていないとのこと。

インバーアランの日本の正規代理店は株式会社イットディビジョンで、同社

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神よ…いや、これは一寸したアイロニー。
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#112_現金払いを手形(電子手形)払いとする場合の問題点

ちょっと必要があって、「今まで現金払いだったのに、それを手形(電子手形)払いとするのに何か問題はないか?」という点を調べたので備忘までに。

前提として、下請法の適用があるとします。その場合、支払いを行う親事業者は、下請事業者に対し、給付(たとえば、製造を頼んだ原材料)を受領した日から起算して60日以内に起算日を定める必要があり(第2条の2第1項)、その支払日を過ぎて支払わないのはダメです(第4条

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「ぼくですか?」「あたりまえだ!」

#111_『国立国会図書館デジタルコレクション』が驚くほど充実している件

昨日の記事の写真は、『国立国会図書館デジタルコレクション』で探したものですが、このHP、初めて見たときは驚きました。知っている人にとっては常識かもしれませんが、歴史上の資料について、こんなに容易にアクセスできるのはすばらしいことかと。

たとえば、GHQ関連の資料も、「日本占領関係資料」としてまとまっており、そこから検索で絞り込むことも簡単です。

ためしに、下山事件を念頭に、「shimoyama

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「私はその全部を同時に言ったのだ」
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#110_明治元年(1868年)のときに明治維新の志士たちは何歳だったか

歴史で学ぶ偉人たちは、自分よりもとんでもなく上の年齢のヒトというイメージですが、実のところ、その活躍した時点を基準とすればそうではないというギャップには驚きます。

山川の『詳説日本史研究』に、ちょうど便利な表が載っていたので、以下のとおりちょっとアレンジしました(なお、慶応4年9月8日に改元して明治元年になったため、和暦と西暦の違いがあるので厳密にはずれているかもしれませんが。イメージということ

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「ぼくですか?」「あたりまえだ!」

#109_自粛期間中の「自分磨き」の是非

昨日の記事で触れた、直近の「なう」で、「コロナで仕事を自粛している間、時間があるということで英語を勉強したりとか、映画を見たりとかする風潮があるか、あれはどうなのか」みたいなお題がありました。

たしかに、そんな空気はあるような気がします。要するに、この大変な時に、せめて時間があるなら少しでも成長したい、「自分磨き」をしたいという感覚。

すごく短絡的な感想ではありますが、私たち日本人はほんとうに

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犬の遠吠が花瓶の中で聞こえました。
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