東京マンガレビュアーズ

「たまには休んだほうがいいよ」周囲の助言が性的従事者の女性たちに一切響かない理由『東京貧困女子。』

【レビュアー/工藤啓】

現在日本には数千兆円にのぼる個人金融資産があり、その6割を60代以上が所有している。その格差のツケを払わされているのは、若者たちである。

風俗や売春の利用者の多くは「中高年」。格差のウケを子や孫の世代に背負わせておきながら、学費のために性的奉仕をする女子大生に呆れ説教をする。

彼女たちの置かれた状況など知る由もなく。

社会構造が子どもたちの貧困を生み出している

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描き下ろし漫画満載すぎて『ダンジョン飯』購読者は絶対買った方がいい『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル』

【レビュアー/新里裕人】

つい先日(2021/2/13)『ダンジョン飯 10巻』が発売されました。

約7か月ぶりの新刊を待ちかねていた読者の皆さんはとっくに購入されて、すでに読了された方も多いと思います。

では、同日発売された『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル』のほうはどうでしょうか?

実は先日、近所の本屋のコミックスコーナーを見たら、10巻は3列平積みで売り場に並んでいたのに

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”壊れた”No.1風俗嬢が織りなす、醜くも暖かく、どこか切ない人間ドラマ『ちひろ』

※本記事は、「マンガ新聞」にて過去に掲載されたレビューを転載したものです。(編集部)

【レビュアー/小禄卓也】

僕は、風俗にとても興味を持っている。

職場が道玄坂にあるので、昼ごはんの時や、帰宅する時など、無駄に円山町の風俗街を通るのが大好きだ。

実際にお店には行かないが、僕が今まで見てきたデータから、風俗嬢がよく持っているかばんや服装など、勝手に予想して眺めるのが趣味でもある。

前回の

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『電波の城』テレビ局の闇がこれでもか!と詰め込んだ神漫画!

※本記事は、「マンガ新聞」にて過去に掲載されたレビューを転載したものです。(編集部)

【レビュアー/堀江 貴文】

細野不二彦さんの作品のバラエティの豊かさは流石である。Gu-Guガンモからギャラリーフェイク、そしてヤミの乱破に至るまで作品の幅は広いし描写も素晴らしい。が、この作品を私は別格だと思っている。

これほどまでにテレビ局に巣食う闇を描いた作品があっただろうか。最近は漫画原作のテレビド

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ザ・ベスト・オブ残尿感漫画。『グリンゴ』

※本記事は、「マンガ新聞」にて過去に掲載されたレビューを転載したものです。(編集部)

【レビュアー/堀江 貴文】

連載漫画の中には唐突に終わる作品も少なくない。

週刊少年ジャンプならアンケートの結果でバッサリ切られるし他雑誌はそこまでではないもののやはり人気のない作品はいわゆる「打ち切り」に遭うことは少なくない。

私の好きな漫画の中でも例えば山田芳裕の火星探検漫画『度胸星』なんかはもっと続

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非モテの高校生活をリア充転換してもう一度!『アゲイン』したくなる漫画

※本記事は、「マンガ新聞」にて過去に掲載されたレビューを転載したものです。(編集部)

【レビュアー/堀江 貴文】

久保ミツロウという名前だけど女性であることは漫画読みには周知の事実だが、『モテキ』で大ブレイクした彼女の最新作がコレ。

高校時代ずっと非モテ童貞中二病だった主人公が高校卒業直後にタイムスリップして高校1年生に戻るというまあ、ありがちなタイムスリップものなんだけど、そこは流石の久保

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「死にざま」を「捏造」された兵士たちは「名誉の戦死」をどう思ったのか?『ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 』

※本記事は、「マンガ新聞」にて過去に掲載されたレビューを転載したものです。(編集部)

【レビュアー/堀江 貴文】

たった70数年前、我々の祖父や曽祖父の世代の多くは太平洋戦争に従軍していた。

そんな事をちょっと前にサバイバルゲームをしていてふと思った。

サバイバルゲームで使うのはBB弾だ。当たると確かに痛いがせいぜい近くから打たれると痣ができる程度だ。ゴーグルさえしておけば重篤な怪我をする

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ホリエモン的この漫画が面白いから読んでみて!『漫画ルポ 中年童貞』

※本記事は、「マンガ新聞」にて過去に掲載されたレビューを転載したものです。(編集部)

【レビュアー/堀江貴文】

作者は介護施設に勤めていた経験のある漫画原作者なのであるが、その職場の終わってる現状とそこに巣食う中年童貞の姿を描いた赤裸々なルポ。

桜壱バーゲンさんの作画がヤバすぎてその現状がより深刻に思えてしまう漫画。それでも一歩間違えたら自分はこのダークサイドに堕ちてしまうかもしれないという

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