新潟の「まきどき村」は皆いい人ばかりで、とてもお世話になった。感謝!ただ、少しショックを受けたのは、年下世代では上杉謙信公の「郷土の偉人感」が薄れていた事。おそらく類似の「郷土偉人の存在感の薄れ」は、全国的な現象だと思われる。私は謙信公から大楠公を理解したので、重い問題を感じた。
100分de名著 第2回を観ました。今回も面白かった! 私が幼い頃にはまだ寄り合いがあり、子どもは近所みんなで育てられていました。監視社会の息苦しさもありましたが、やはり大切なものであったと思います。共同体の濃密さと通気の良さを両立させる方法はあると信じて模索したいです。
太陽木星双子座に入り、予定変更して実家に行った後にひとり旅をする流れにした。 自販機のコーヒーは買わないが、この銘柄だけは好みだ。 あまり販売されていないが、高速バス乗り場でホットで販売していたので幸先が良い。旅のお供には自宅にあった宮本常一氏の忘れられた日本人と歳時記を
村上春樹。堀井雄二。松本人志。日本の歴史的文脈をあまり踏まえず、1980年代以後の現代日本における消費社会の泳ぎ方、主役感のつくり方の範型となったところが似ている。しかし、三人の出身地に近い神戸には楠木正成ゆかりの湊川神社がある。あるが、三人の仕事は全くその文脈とは接続されない。
私が小さい頃の日本は、本音の次元ではゲスなことも多かったと思われるが、一応「正直じいさんが報われる」建前を保とうとする国だった。たったの30〜40年で、「意地悪じいさん的に得をする」のが賢いという建前が語られる一方で、本音ではそれを嫌い健気に頑張る人もいる…と、真逆の国になった。
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は、面白く読んだ。私も似た体験をしたから?主人公は、親友グループ5人の中で自分だけ名前(苗字)に色の字が入っていないのを気にかけていて、他4人は青白赤黒。私は、多崎つくるは「き色」では?と思った。木色、黄色、金色。楠木正成の色。