フリウリ村の夜が明ける。夢の時間も、まもなく終わり。 「旅立つのかい?」 「うん」 母娘の会話を、見守るシャルロッテ。 「また、現実で会いましょう」 しばしの別れを告げるアッシュ。 彼の旅立ちを妨げていた呪いは、なりを潜めた。 皆が寝不足になったのは、言うまでもない。