やまださめこ

ただただ生きてます

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最近の記事

水中都市

言うこと 言わないでいること このバランスというものが 自分の中で安定しているような気が最近している しているだけかもしれません 言わないでいるから 感じていない 考えていないわけではないけれど 言わないでいることが嘘にはならないのだと そう思います ささやかな呑みこみというものが きっと私を含むみなさまの世界にはいくつもあって 嘘でもなく知らんぷりでもないのだけれど そっとしておいているものがそこには 存在しています でもたまには言葉を嚥下したりして 表に出てく

    • 2024.3.22

      暖かくなってくると、キッチンの窓から陽がさす 食器を洗っていると、暖かな橙色のような光のきらきらたちに気がつく キッチンの薄いレモン色のタイルが明るくさせているのか、外の光なのかはわからないけれど 窓際に置かれいる マウスウォッシュ メガネクリーナー 歯磨き粉 歯ブラシ たちを眺めながらこの時間の平穏さにほっぺたが暖かくなる 冷蔵庫の賞味期限がとっくに切れていた瓶物たちを処分する 2018年のものもあったので、うちの冷蔵庫はHITACHI産のタイムカプセルなのかもしれ

      • 容姿

        本日、YouTuberのそわさんのInstagramの投稿を読みました。 13時間前とかいてあったので、2024年3月5日の投稿です。 その投稿を読んでいて、涙がでてきました。 容姿。 私たちは人間で 人間には体といういれ物があって いれ物にはそれぞれのかたちがあります。 小さく、大きく、短く、長く、低く、高く 細く、太く、さまざまな違い そして、可愛く、美しく、醜い、そんな評価があります。 世の中には、 可愛いもの、 美しいものが溢れています 可愛くないとされる

        • 今竜散歩…5

          本日は、ロビンソン烏丸というお店のパン食べ放題ランチに行ってまいりました パンを食べたいという欲求を満たすためのパン食べ放題です 前回はパスタランチを選んだ結果 とてもとても美味しかったのですが 満腹感がすごく胃が悲鳴をあげていたので 今回はアヒージョランチにしました 注文の際、友人が 鶏肉のランチにしようか、アヒージョにしようか悩んでおられて ジャンケンをして決めようと提案した瞬間に 店員さんが注文を取りに来てしまいました 店員さんの目の前でジャンケンをし、困惑させ

          恐竜散歩…4

          お久しぶりです、今回は散歩の域を超えまして 旅行でございます JRさいころ切符という催しに当たりまして 出雲大社に行ってまいりました 新大阪駅にて入手しました ル・プチメックさんの白イチジクとくるみのベーグルを朝ごはんに出発 すごいですね 新大阪から岡山まで約1時間で行けてしまいます 新幹線というものはすごいですね 岡山駅にてぼーっとしつつ駅弁を入手しました さめこさんはおむすび弁当を選ばれたようです 調べたところ、特急やくもという電車はすごく揺れるとのこと 乗って

          母方祖父母

          本日、母方の祖父がリハビリ病院から退院しました 足に力が入らず、よろよろ歩行だった祖父 病院での検査の結果、腰の骨が足の神経を圧迫しているからとのこと 手術することになり、入院が決まりました 手術は成功したのですが、手術中の体勢が良くなかったのか右肩から右肘までの神経が体重の負荷により切れてしまい右肩から右肘までが動かなくなりました 祖父は180cm95kgだったので老体が悲鳴をあげたのかもしれません その後、1ヶ月ほど入院してからリハビリ病院への転院に決まりました

          べに

          紅をさしてください 私の体を駆け巡る血液のような 赤い紅を 生涯と呼べるまで燃やしてくれた命の炎のような赤い紅を 紅をさしてください 私の青白くなったからだに 命を燃やしおえたからだに 取り残された からだという容れものに 私のかわりに紅をさしてください 紅が灯されて 赤が赤に呑まれていくのです 最期まで共にした赤でした 紅をさしてください

          2024

          あけました、おめでとうございます 新年です あまり実感が湧きません もう去年となってしまった 2023年は暮れになってからいろいろと決めました 自身の在り方であったり 過ごし方であったり 大きなお買い物もしました 変化なんだけれど、 いうほどの変化ではない、みたいな そんな感覚があります どんな1年になるだろうか わくわくよりは少し恐ろしいです いったい何を失って いったい何を得て 生きているのだろうか それとも終えてしまうのだろうか 辰のように天へはまだ登らな

          デッドエンドの思い出

          本日、よしもとばななさんの「デッドエンドの思い出」という本を読了しました 時の流れというのはとても大きなもので、私という存在が生まれるにいたるまでのすべてです それを私の歴史と呼ぶのでしょうか 曽祖父母の時代があり 祖父母の時代があり 両親の時代があり 現在、私が生きている時代があります 過去はすべて時の流れとやらに呑み込まれていきます きっと、私もいつか飲み込まれてしまいます いつか呑み込まれてしまうであろう 私の人生の時間たちは 良くもあり悪くもありどうってこと

          デッドエンドの思い出

          今竜散歩…3

          スズキです 初めてパンフェスなるもの行ってまいりました 夢の国とユニバーサルスタジオジャパン以外で初めてこんなにも人の連なる様をみました 11時頃に着きましたが、もう完売しているお店もちらほら すごいです、パン 日本の皆様の主食はもしかしたらパンだったのかもしれないという疑念をいだくくらいの人でした さめこさんとご友人はクロックムッシュのお店ととスコーン専門店に目をつけたようで、別働隊作戦にてお買い物に行かれるようです もうほとんど売り切れていたので、その時に残っていた

          友人からのお手紙

          大学時代の友人とお手紙のやりとりをしています 今回、お互いのイメージという話になりとても興味深かったです 友人からの言葉で 「自分とはけっこう性質が違って一生分からん相手やわと思うと同時に、その分からなさが何かの学びになるんだろうなって思う。そんな人かな。寂しがりやなのに多くを求めない人。不思議な人です。」 と書いてくれていました 私とは何もかも違う友人 ほんとうにどっしり地に足ついた 自分と他人の隔たりを前提として 強要をまったくしない 他人への興味うすめな 自分

          友人からのお手紙

          今竜散歩…2

          本日は先斗町の方にやってきました、スズキです。 はっすんばさんというお店です。 中京警察署四条交番の横から先斗町にはいってゆきます。 ここからは皆様視点を左に集中してください。 でなければ、小さな看板の掲げてある小路を見過ごしてしまう可能性があります。 ご友人とお話をしつつ、視線は左をキープしつつ囁かなここですという存在感を見逃さないようにするさめこさん。 そんなスキルあったんですね。 お通しのすまし汁。 お外はもう冬、入店後すぐの冷えた身体にはとても嬉しい、五臓六腑に

          今竜散歩…1

          こんにちは。 フタバススギリュウのスズキです。 ガチャガチャの縁で、さめこさんの元にきました。 綿と布と糸とチェーンで形成されてます。 スズキです。 今回はお食事処に同席させていただいたので、ご紹介します。 今日は、四代目菊川京都ポルタ店にいってまいりました。 すごい、棺桶のような出で立ちです。 ちょっとしっぽでしょうか、ひょっこりはんですね。 なんということでしょう、やはりミイラスタイルでした。 古代エジプトの方々もこのように応用をきかせてくれる未来がくるだなんて

          R.I.P

          先日、久坂部羊さんの「R.I.P」を読了しました ほんとうの思いやりについてもう少し真剣に考えた方がいい、まさにその通りです 気づいてしまうこと、それは良いことも悪いこともあるのだと思います 気づいてしまうと、気づいてしまう前には戻れない もう元には戻らないと思います 死について 自身の意志の尊重について まっすぐな本でした でも、まだ今の日本の社会は許さない価値観なのだと思います 許容も理解も難しいのだと思います まだ狂気だとされてしまう この思いやりは、ま

          さいはて宛の手紙…6

          手紙を買った。 貰ったことがなかったのでどんな内容でもいいと思っていたが、手紙とはこういうものなのだろうか。 やや一方的な考えたことの押し付けようなものが手紙として成り立つのか。 紙に文字を綴って封をしたら、手紙になるのか。 最初の黒い一滴か、俺も思い出せはしない。 物心というものが着いた頃ではもう最初の一滴では無いのだろう。 もっと昔のことなのだ。 きっともっともっと昔のこと。 流れる時間と共に垂らされてきた黒い染みはだんだん薄くなるところか深く濃い染みになっていると

          さいはて宛の手紙…6

          カシオペアの丘で

          先日、重松清さんの「カシオペアの丘で」を読了しました。 人生という1本の糸が絡まるようにできているんですね それも自分1本の糸だけじゃなくて他人たちの複数の糸とこんがらがって絡まっているみたいです 今、認識している穏やかな時間はずっと続くものではなくて いつだって些細なことであったり突然なことであったりで穏やかさがせきとめられてしまいます 時間は進んでいくのだけれど、自分がとりのこされているようなそんな感じがします 生きるにあたって、誰しも傷つけることも傷つけられるこ

          カシオペアの丘で