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感染者の窓

ミキオが感染したのは、コロナだった。
マリエが「ミキオ?大丈夫?」と駆け寄って部屋に入って来た。
ミキオは「ゴホゴホ。大丈夫じゃないけど、とりあえず寝てる」とベッドで横になって居た。
マリエが「分かったわ。じゃ、此処で大人しく寝て居てね」とミキオに話をした。
ミキオは「うん」と返事をして、暑いのか体温が上がり38.2℃となっていた。
洋服が長袖で、腕をまくって寝て居た。
ユキトが「あの、ミキオ君居ますか?」とマリエに声を掛けると、マリエが「ごめんなさいね?今、まだ熱が下がらないのよ」と返事を返した。
ユキトが「わかりました。じゃ、良くなった5日後に来ます」とマリエに返事を返した。
マリエが「ごめんなさい。また5日後になったら、コロナも治ると思うから、その時にまた来て頂戴ね」とユキトを見送った。
ユキトは自転車で、自分の家へと帰って行った。
感染した人数にミキオは自分が入っていると気づき、驚愕した。
ミキオが「こんなにコロナの感染者が居るなんてな」と胸の内ではそう思っていた。

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