雨後 晴太郎
自作の詩をまとめてます。
週に1回程度、ポメラを使って書き連ねたあれこれをまとめています。
届かないのなら 空も天井も同じだと 君は見上げた 少しだけ寒い春だった 闇と夜の違いを 伝えそびれたばかりに 僕たちはいつしか 何もかもが白黒であれば良い と願っている…
ねぇ,いいの せっかく来てくれたのに せっかくの制服にせっかくの友達 せっかくうまれてきたのだからと せっかく生きるのか 誰もかれも勿体ないような気がしているのだ …
通り雨の残した湿度が 泣き疲れた朝に似てて 誰にも言えない小さな夢を 唇にだけ灯した まだ言葉にならないままで だから君の手と繋ぎたい 私のままで,君のままで 僕らは…
高く飛ぶときめたから. 無酸素旅行は青の向こう いつの間にか蹴飛ばした昨日が 悲鳴をあげてる,知るもんか 未練のいらない未来なんてないから ごめんね,なんて言えない…
趣味ってなんでしょうね これは自他共に認めるところだが、私は、俗に言うところの“多趣味”な人間であると思う。詩作、執筆、写真、文具収集、漫画、読書、etcと、節操…
忙しさが師走めいて来ましたね 久々にポメラを開いてゆっくりと向き合うことが出来ている。 ここ二週間ほどは引っ越しの準備やら後片付けに追われてまともに物を考えられ…
今期一番の寒さです.の今期が占める間, 一息で飛び越えられずに凍ったままの言葉を抱えて また生きなくてはならない. 絶体絶命から三歩手前の,生きるにも 死ぬのにもち…
近況 ポメラ生活を始めて、早二週間以上が経過した。 ほぼ毎日、ポメラを開いては何かしらを書いている。習慣というにはまだ意識的なところがあるけれど、日常に馴染んで…
こんにちは.この文章がみえているということは,無事に届いたようですね. 改めてこんにちは.私は15年後,つまり32歳のあなたです. 急にそんなことをいわれても,そもそ…
ポメラ日記 その4 気がつけば10月も終わりに近づいている。 ここ数年で一気に日本での市民権を得た顔のついたカボチャたちが、街を賑わす時期がやってきたようだ。何度…
ポメラ日記 その3 本日“も”晴天なり。 毎日,まさに、秋晴れといった天気で朝を迎えるのは気持ちがいい。 一昨日は息子の看病で一日看護休暇を取った。 息子が昼寝を…
2023/10/23 ポメラ日記 その2 ポメラが届いて24時間以上が経過した。 未だ興奮冷めやらぬ私は今日も意味も無くポメラをパカパカしたり いろいろな機能を試したりしてい…
2023/10/22 ポメラ日記 その1 12月に32回目の誕生日を迎えるということで 少し早いが自分自身へのプレゼントとしてこのポメラを買う。 pomeraはそもそも2年ほど前から興…
街頭が静かになりすぎた時間 吐息だけが循環するのは 健康的とは言えない 涙を流すことだけが 悲しみの手段ではないはずだから 拳で、突き上げて笑いながら 喧嘩しよ…
さあ鐘が鳴る。花が咲く。 君がために世界は今朝も生まれいづる。 街には聖歌が満ちる。 月と星と太陽が共に光る。 思わず君は歌い出す。 誰も覚えていない君だけの歌…
伝えたい言葉もきっと全てじゃなくて いつか僕が灰になる時、煙になって 少しなら時を超えられるだろう 届くかもわからない手紙を書くように 確かに光る脳内の細い電…
2024年5月28日 16:59
届かないのなら空も天井も同じだと君は見上げた少しだけ寒い春だった闇と夜の違いを伝えそびれたばかりに僕たちはいつしか何もかもが白黒であれば良いと願っている耳にまとわりついた風の煩わしさったらここは草原で無くて屋上でも無くって真白な病室だっていうのに望まずとも動く心臓がいつかその日が来れば皆一様に望んでも動いてくれなくなるの定理燃えるほど紅い紅い頬透けそうな瞼
2024年5月27日 21:04
ねぇ,いいの せっかく来てくれたのにせっかくの制服にせっかくの友達せっかくうまれてきたのだからとせっかく生きるのか誰もかれも勿体ないような気がしているのだ時間が,私が消費した酸素が,すり減った消しゴムが通り過ぎていくだけのもの達の前で真夜中の救急車のように救って救われてでも,僕は眠ったままでいい少しばかりのライターの火でぼぅわと焦げあがる父の煙草が揺れていたほんの僅か肺の
2024年4月27日 00:31
通り雨の残した湿度が泣き疲れた朝に似てて誰にも言えない小さな夢を唇にだけ灯したまだ言葉にならないままでだから君の手と繋ぎたい私のままで,君のままで僕らはどこまで語り合わずに今を生き抜けるのだろう深海魚のようにひっそりと朽ちていけるなら愛の骨格だけを遺してくれるのにすり減った皮膚に染み込んだいつかの君の夜がずっと私だけのものになる転がり落ちる旋律に身勝手な祈りを
2024年3月4日 02:38
高く飛ぶときめたから.無酸素旅行は青の向こういつの間にか蹴飛ばした昨日が悲鳴をあげてる,知るもんか未練のいらない未来なんてないからごめんね,なんて言えない長い滑走路で失ったいくつもの自分に無自覚に緩む頬不本意な誤解に流される午後偽らないで踏み出せるほど甘くはないけどこんな顔してる自分が嫌いで息切れするまで呪う散々で残念でそれなのに一瞬だけ光るから捨てられない私の日
2023年11月29日 15:48
趣味ってなんでしょうねこれは自他共に認めるところだが、私は、俗に言うところの“多趣味”な人間であると思う。詩作、執筆、写真、文具収集、漫画、読書、etcと、節操も無くあれやこれやと手をつけて、どれもこれといった成果や収穫もない中途半端な状態ではあるのだが、自信の興味関心にはなるべく正直であろうとしているつもりだ。一方で無趣味な人、或いは無趣味を自称する人というのもいる。私の対極だ。それ自体
2023年11月20日 21:03
忙しさが師走めいて来ましたね久々にポメラを開いてゆっくりと向き合うことが出来ている。ここ二週間ほどは引っ越しの準備やら後片付けに追われてまともに物を考えられる状態では無かった。引っ越し直後の自宅は未だカオスを極めているものの、移ってしまえば特に期限が決められているわけでもないし、ゆっくりと生活リズムの再建に取り組みたい。寒くなりましたね11月に入って、私の住んでいる地域ではぐっと
2023年11月15日 23:17
今期一番の寒さです.の今期が占める間,一息で飛び越えられずに凍ったままの言葉を抱えてまた生きなくてはならない.絶体絶命から三歩手前の,生きるにも死ぬのにもちょうどいいくらいの絶望を罰にして時間に許されようとしていてごめんなさい.耐えられる痛みだけを選んで耐え忍んでいるふりをしてごめんなさい.強くも脆くもなく,ただ手前勝手なだけで強かに見せかけているので,本当のところ鈍感なのは悴んだ
2023年11月10日 15:09
近況ポメラ生活を始めて、早二週間以上が経過した。ほぼ毎日、ポメラを開いては何かしらを書いている。習慣というにはまだ意識的なところがあるけれど、日常に馴染んできているのは確かだと思う。つい最近、長らく書きたいと思っていた小説を、拙いながらも書き始めた。まだまだ人に見せられる状態になるにはほど遠い代物だけれど、長い目でみてゆっくりと書き上げていきたいと思っている。ポメラ日記、読んでくれてあ
2023年11月3日 08:05
こんにちは.この文章がみえているということは,無事に届いたようですね.改めてこんにちは.私は15年後,つまり32歳のあなたです.急にそんなことをいわれても,そもそも目の前のコレが何かもわからないあなたは混乱してしまうでしょうが,大丈夫です.まあ夢でも見ていると思って私の話を,正確に言えば,私のお願いを聞いて(読んで)ください.まず,あなたの目の前にある端末は,ポメラといいます.キングジムと
2023年10月29日 17:59
ポメラ日記 その4気がつけば10月も終わりに近づいている。ここ数年で一気に日本での市民権を得た顔のついたカボチャたちが、街を賑わす時期がやってきたようだ。何度調べても覚えられないハロウィンの歴史的背景を改めて調べてみる。どうやら、ハロウィンの大元になったのは古代の収穫祭らしく、その翌日に当たる11月1日が新年の始まりと考えられていたそうだ。ごく有り体に言ってしまえば、日本でいうところの大晦日
2023年10月26日 21:57
ポメラ日記 その3本日“も”晴天なり。毎日,まさに、秋晴れといった天気で朝を迎えるのは気持ちがいい。一昨日は息子の看病で一日看護休暇を取った。息子が昼寝をしているわずかな休息時間にもロスタイムなく執筆に集中させてくれるポメラの存在は、やはり良いものだと改めて思う。人生経験のごく短い幼児にとって、多分、世界のいろいろなことが新しい。もっとミクロには、毎年毎月毎週登場する新しいおもちゃ
2023年10月23日 19:08
2023/10/23 ポメラ日記 その2ポメラが届いて24時間以上が経過した。未だ興奮冷めやらぬ私は今日も意味も無くポメラをパカパカしたりいろいろな機能を試したりしていた。とはいえ、平日は当然仕事もあるためそうそうポメラばかりを構ってやるわけにもいかない。隙間時間にさっと取り出せるようにどこにでも携帯してやる必要があるのだが、私の買ったポメラDM250はこれまでのポメラ機種のなか
2023年10月22日 19:17
2023/10/22 ポメラ日記 その112月に32回目の誕生日を迎えるということで少し早いが自分自身へのプレゼントとしてこのポメラを買う。pomeraはそもそも2年ほど前から興味を持ち始めていたデバイス。旧機種は時代遅れな感じが否めなかったが、昨年夏に6年ぶりの最新機種となるDM250が発売され、現代に合わせたテキスト入力特化型マシンとしての立ち位置を(完璧ではないにしてもある程
2023年5月20日 21:29
街頭が静かになりすぎた時間吐息だけが循環するのは健康的とは言えない涙を流すことだけが悲しみの手段ではないはずだから拳で、突き上げて笑いながら喧嘩しよう空があんまり青くって一体私は何色だったかしら鏡を見ても夢は映らないかえって些細なことで自分を見失うことになるのですから期待は甘い毒ですこんな具合で十代の自分に言い聞かせてやりたい言葉たちが増えて
2023年2月8日 11:56
さあ鐘が鳴る。花が咲く。君がために世界は今朝も生まれいづる。街には聖歌が満ちる。月と星と太陽が共に光る。思わず君は歌い出す。誰も覚えていない君だけの歌が流れ出す。君は足跡をつける。少しだけ土が舞ってそれからまた風が運んでいく。止まない喝采に君は少しだけ手を上げて向かい風を選んで拳を握る次第に街は遠ざかり、耳には何一つ届かなくなる瞼の裏でこだまする君だけの
2023年1月30日 00:17
伝えたい言葉もきっと全てじゃなくていつか僕が灰になる時、煙になって少しなら時を超えられるだろう届くかもわからない手紙を書くように 確かに光る脳内の細い電流がなんにも形容されないままでずっと産声をあげたままでいる捧ぐものなんてなんにも残ってないなこの世界では誰もが独り占めをしたがるから捧ぐものなんてなんにも残ってないないつか、誰か見えない君の未来に嫉妬して