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人財育成

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人財育成やチームビルディング、リーダーシップについてまとめています。
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#部下育成

聴いてもらえたとの感覚が大事

聴いてもらえたとの感覚が大事

「初めてこんなに話を聴いてもらえました!」
みんなの保健室にてご相談いただいた方から、最後に感謝とあわせて頂いた言葉です。わたし達が悩んだり気になっていたりすることが、必ずしも解決を求めていない場合もありますし、話すうちに解消することも。それを実現するのが「聴く」という行為。聴く側のそれ以上に相手が「聴いてもらえた」という感覚の方が大事ということで綴ってまいります。

「聴く」が届くのは、簡単では

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1週間を振り返る

1週間を振り返る

ビジネスを大きくする、または目標達成の振り返りをどんなペースで行ってますか?振り返りのスパンが長いと、修正するのが遅くなり、目標が未達成になりがちです。毎日の振り返りは理想ですが、ビジネス上の目安としては1週間ごとをオススメします。その際に私がチェックしている項目をシェアします。

目標を達成する振り返り
「一年の計は元旦にあり」とは言いますが、元旦に立てた目標を年末に振り返ってもあまり意味があり

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こちらの都合で決めつけない

こちらの都合で決めつけない

「まだ2歳なのでわからない」
「何度も同じこと言ってるのに変わらないから」
子育てや部下育成に関わっていると、その変化がすぐにみてとれず育てる側が半ば諦めた気持ちになることがあります。私が子育てや育成の時などに大事にしているのは、こちらの勝手な決めつけで相手の成長の機会を奪わないこと。こちらの都合で決めつけないについて綴ってまいります。

わかるかどうかを決めつけない
あるセミナーで若いママから

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うっかりミスが多い部下への指導法

うっかりミスが多い部下への指導法

「よくミスするんです」
特に難しい手続きはない事務処理だけど、うっかりミスを繰り返してしまう。そんな部下にどのような指導をしていますか?「ミス多いから必ず確認するように!」という激励だけでは、行動変容につながらないかもしれません。うっかりミスが多い部下への指導については行動に着目すること。そんな部下指導のポイントについて綴ってみました。

困り感として認識を促す
社外メンターとして個別セッションを

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「わかりました」の現在地を知る

「わかりました」の現在地を知る

「何度か同じ注意をしているのですが、直りません。本人は注意したら『わかりました』とは言いますが...どうしたらいいでしょう?」というご相談をしばしうけることがあります。注意された方から「わかりました」の返事はあるものの行動変容がない。そんなお悩みは多いのではないでしょうか?そんな時の対処法について綴ってまいります。

「わかりました」「大丈夫」は要注意ワード管理職や上司として指導や注意をした後、部

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大切な人に声かけてますか?

大切な人に声かけてますか?

「おはよう」と挨拶をする、「ありがとう」と感謝する、「◯◯さん」と名前を呼ぶ...
このような日々の何気なくしている声かけは、相手を「承認」する行動のひとつです。コロナ禍で、人との距離を保ち、会話も必要最小限に、繋がりが希薄になりがちな今だからこそ、大切な人への声かけを意識してやってみませんか?

誰しもが持っている承認欲求わたし達は誰しも持っている欲求のひとつに「承認欲求」というものがあります。

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決めた時間内でやりきる

決めた時間内でやりきる

1日24時間。あらゆる人に平等に与えられているもののひとつが「時間」です。一方で、与えられる総時間数は人によって大きく違います。人生80年時代と言われてますが、「限りある時間」の長さは人それぞれです。時間に追われている日々と嘆くのではなく「決めが時間内でやりきる」。そんなことを綴ってみました。

与えられたあらゆる資源を使おうとする二言目には「時間がない」「忙しい」と口にする方がいます。実際にやる

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信頼関係を築くコミュニケーションの原則その3

信頼関係を築くコミュニケーションの原則その3

「なかなか思ったとおりに相手に伝わっていない」「違った反応をしている気がする」というお悩みはありませんか?管理職や経営者が身につけたい重要なスキルのひとつコミュニケーション力。人間関係や信頼関係を構築する上でも大事な基盤となるスキルです。職場内で、仕事の成果に直結させるためにも前提となる信頼関係を築く上でも欠かせないコミュニケーションの原則について綴ってまいります。

コミュニケーションの原則その

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木を森もみせる

木を森もみせる

「何をやっているのかわからない」「言われたことだけやればいいんですよね?」という残念な言葉を面談の中で聴くことがあります。ややもするとやる気がない、自主性がないという言葉で片づけられそうですが、人財育成の観点からすると、何をすべきかが届いていないのでは?という疑いの可能性があると感じています。部下指導や育成の際のポイントである「木も森もみせる」について綴ってまいります。

木を見て森を見ず「木を見

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人財育成:任せる

人財育成:任せる

「結局、自分でやった方が早いんです」、「まだどうせできないから」、「任せても時間の無駄」...できる上司やスーパープレイヤーにありがちなことの一つ、自分ひとりでやってしまうこと。その選択しかなければさっさと片付けた方がよいですが、育成する立場やマネジメントの観点からすると、自分が触れずして、どれだけ手渡せるのかが問われてきます。どうしても任せられない上司の方に向けて綴ってまいります。

任せると丸

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人財育成:報連相

人財育成:報連相

「ホウレンソウは食べ物じゃあありません!」
かつては、この言葉を何度放ったことか...
なかなか報連相をしてこない部下に対して、どう指導したらよいか?というご相談を伺うことは多いですが、以外に報連相を正しく理解できていないのでは?と感じることも。このコロナ禍でテレワークやリモートワークも増える中、報連相についてお互いに今一度の共通認識を図ってもよいかもしれませんね。今回は、その報連相について綴って

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人材育成:モチベーションをつくる

人材育成:モチベーションをつくる

これまで人材育成に関わる上で、重要だと感じているのがその方の「モチベーション」の取り扱いです。極端な話し、モチベーションがなくとも行動はできますが、モチベーションがあるかどうかが継続や成長に影響を与えるなあと感じています。今回は、モチベーションについて綴ってまいります。

モチベーションとは、やる理由そもそも、モチベーションとは?

”モチベーション(motivation)とは、「やる気」「意欲」

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