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決めた時間内でやりきる

1日24時間。あらゆる人に平等に与えられているもののひとつが「時間」です。一方で、与えられる総時間数は人によって大きく違います。人生80年時代と言われてますが、「限りある時間」の長さは人それぞれです。時間に追われている日々と嘆くのではなく「決めが時間内でやりきる」。そんなことを綴ってみました。

与えられたあらゆる資源を使おうとする

二言目には「時間がない」「忙しい」と口にする方がいます。実際にやることが山積みな方はもちろんですが、1日を終えた後に改めて振り返ってみた時に、何をどれだけやったのか、できたのかが曖昧な方もしばし...。本来やるべきこととそうでないことが曖昧になっていたり、それらが見える化されていないことが原因になっていることもあります。

時間管理術については、以前に投稿した以下の記事から↓↓↓

では、仮に時間があったら仕事は終えることができるのか?
もちろん大半が「Yes」と答えてきそうですが、そうとは言い切れないかもしれません。

「パーキンソンの法則」をご存知でしょうか?英国の歴史/政治学者シリル・ノースコート・パーキンソンの著書「パーキンソンの法則〜進歩の追求」の中で提唱された法則です。当時の英国の行政組織、運営の分析から生み出された代表的な2つが

第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
第2法則:支出の額は、収入の学に達するまで膨張する

たとえば「30分で終えるはずの会議も1時間で設定していると、1時間ぎりぎりまでかかる」、「収入は増えたのにその分支出が増え、お金が全くたまらない」なんてことはありませんか?人は、時間やお金といった与えられたあらゆる資源を、あればあるだけ使ってしまう、ということです。

仕事がはかどらない、こなしきれていないという背景には、もしかしたら時間制限を設けていない、または時間の見積もりを少し誤っている可能性もあるかもしれません。

決めた時間でやりきる

時間に制限がある、となるとちょっとプレッシャーに感じることもあるかもしれませんが、冒頭のそもそも時間は有限であることもしかり、またやりたいことに配分する意味でも時間を制限する=決めるということは大事なことです。

その手順ですが、具体的にやるべきことをリスト化し、それに要する時間を見積もることからスタートです。そのやるべきこと、タスクはどのくらいの時間で終えるのか。実はこの時間を見立てることも重要です。自分の時間が何に多く費やしているか、なぜ時間がかかっているのか、その上で行動の見直しがかけられます。

時間を見積もった時に、2〜3分以内でできるものから、数日かかるものと幅広くでてきますので、時間を要するものについては、それをさらに小さなタスクに分解していきます。

その際のコツとして、「10分以内に処理できるレベル」に分解する、というもの。こちらを教えて下さったのが一太郎さんのこの記事↓↓↓

たしかに、時間という尺度の塊レベルに分解すると、その段階での優先順位や組み換えがしやすく、かつその日1日の行動量の積み上げも見える化しやすいですね!またスキマ時間の活用にも効果を発揮しそうです。

ぜひこのGWに、部屋の片付けなどのお家ごとからでもやってみるのも良いかもしれません。部屋の片付け→テーブルの上、本棚、書類...10分タイマーを持って、一旦次に取り掛かる。時間間隔も身につきそうですね。

その分解がなかなかうまくいかない方は、個別セッションをお申し込みください。こちらから。

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