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桜街スピカ
2024年1月23日 07:52
「初めて」に心踊らされる。何故心が傾くのか。それを知りたい。この感覚を描きたい。ただ、言葉として切り取って。心のフォルダに保存したい。店先で見たあのバック。電車が都市に向かうあの感覚に。いてもたってもいられなくなる。少し高くてかっこいいあの服。空港から飛行機に乗るあの感覚。ここではない何処かへ心は向かう。ただ、突き進む。この感情に身を
2023年12月27日 18:01
息を整え、言葉を紡ぐ。けして暴論にならないように。感情的にならないように。「弱みに漬け込む人間」がいる。 そんな恐ろしいことに気付いた私は。怖がる心を優しく包んだ。心が何かで穢れないように。眼前の相手を見据えて。けしてぶれないように。負けないように。誰よりも真っ直ぐな瞳で前を見る。思い通りにはいかないことばかりだ。心を抑え込む。他人を気遣えば
2023年10月15日 22:27
死したフレーズ言葉を忘れ。散らばった欠片は綺麗だ。浮かばないタイトル。思い付かない物語。何かを書きたい感情だけが自分を動かしている。決断の時が来る。足掻いて、足掻いて、足掻いた先で。私に残されたものはなんだ。間違って、怯えて、傷付いて。それでも未来は残されていた。バラバラにされた心のピース。言葉の欠片。それは星のように綺麗で、儚くて。
2023年6月6日 22:19
溢れた傷から、流れている。包帯から、滲んでく。卑屈になっていく。認めて、その上で自ら傷つける心。水に生けた心の花。雨の中、青色の紫陽花。花言葉は「無常」この世に不変のものなどない。この花だって、散ってしまう。自分の弱さを深く悟る。変われない臆病さを。精一杯、強がっている。それは、明日を生きる為に。きっとどこまでも行けると、そう信じて。心の花と
2023年5月14日 01:18
ふわり、綿毛が飛ぶ。死の間際切り分けた魂が空を舞う。死なない意思として飛んでいく。「好き」の気持ちと弱い心。いつの日からか貫けなくなっていた。何故かずっと、苦しかった。だからせめて、この感情を終わらせて。(……きっと、覚悟は既に出来ている。)頬に伝う雨。纏わり付いて、重くなっていく体躯。もう、戻れなくても。どこまでも素直だった自分を。間違った
2022年11月17日 18:37
揺りかご揺れて。心が揺れて。心音は今日も鳴り響く。魂が揺らめく。意思を持って、眠気を掻き消して。ロウソクの炎が揺れる。目が輝いて、光の海を行く。船が揺れる。海上は静かで。ただ、君が揺れている。幻想じゃない君が眼前に。横顔がゆらゆら夕焼けに沈んで、落ちていく。世界がゆらゆら、ストーリー。意識が落ちる。 「幸せ」が浮かぶ。空から落ちて、電
2022年10月1日 20:24
立ち去るもの。目の前から消えるもの。運命、結論、さようなら。いつかは終点へ。立ち去るもの。「愛」とは何だ?恋から這い出した青空と。シアワセの裏側。美しくも、儚いもの。片想い、両思い、関係ない。生まれ変わってもわずかな確率。もう一度逢えるかは分からない。記憶真白に、新たな人生。心のうちに、少し残っているけど。立ち去るもの。「そうするしかない
2022年9月20日 23:32
夢の続きを描く。途切れてしまった、その先へ。栞を挟んだその先へ。未完成で終わった、その先へ。続きを描けなくなる……その時までは。夢の続きを描く。見たことのない空想を歩き回った幸福を。空に浮かんだ明晰夢も。全部。僕の中に眠る物語。この物語が、全て終わるまでは………壊れたラジオとなくしたセカイ。延々と、同じ詩を繰り返す。(……ああ、せ
2022年9月9日 19:26
目を瞑る。暗闇に風が吹き抜けて、僕の心は宙へ消えた。心を与えた代償。視野は狭く、狭苦しい中、焦燥感。もっと、好きに。(……もっと、自由に。)このセカイを変えて、変えて……新たなセカイへと……描く空想は、背中を押して。手に汗を握り、滲んでいく。(……残酷な運命など、気にも止めず。)「これから、僕は………」邪魔するものは全部壊して、残る罪悪感に目
2022年9月6日 17:53
理由は定かじゃない。方向も決まってないけれど。「----何か、描きたい。」瞬間、身体は動いている。人のココロはしれないけれど。文字を繋げて、並び替えて。自分の心を形にしていく。他人に見えるカタチ。自分に見えた形。わかんなくても、描かれている。自己それは「僕」他人それは「君」心も魂も、なにもかも。僕とは違って、だけども似ている。「描いて
2022年8月29日 20:02
……後何度、蝉の旅立ちを見届けるのだろうか。ふと思い付くフレーズ。旅は続いていて。灯りを目指して夜を歩く。仕事終わりの人々に溢れる。遠退く。落ち着く。足音が落ちる。夜の香り。鳥や虫のセカイ。僕らのセカイ。スケールは違えど、僕らは同じ風を受けて。生きている。目を瞑る。言葉が溢れる。微笑んで。誰かの記憶。幸せだった、かつての記
2022年8月12日 18:35
感情に置いていかれて、向かうのは遥か彼方。摩天楼が支配する夜。心はもっと高く、遠く。光のままに、飛びたくて。何度も、何度でも呟いた。ビルの窓から見下ろした街。変化を求める想いと憧れ。「……きっと、どこまでだって。」夢空中に浮かべ。(……まだ、これからだから。)在りし日の名残を宿して。苦しみと気付きの中で、無我夢中で走る。息