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桜街スピカ
2022年10月31日 04:28
伝えたい言葉を詠う。僕にしかない言葉を詠う。自分の中にある想いを詠う。限られた人生と時の中でまだ、やりたいことがある。時は絶えず進む。止まるものなんてなくて。例えば、後ろめたくても。辛くても。楽しくても。生き死にを繰り返している。確かに響いた、エンドロール。僕らはその、「終わり」に向かって進んでいる。終着点と、新たな世界への転生。軌跡を紡
2022年10月26日 22:54
ゆったりした世界が好き。僕のスピード。ゆっくりしてるここが好き。落ち着いたMySpace.よく欠伸でる。のんびりと朝、動き出す。和むことが好き。廻る景色、美味しいごはん、そよそよ風。ひなたぼっこも大好きだ。けれど。どうやら僕はバカにされているらしい。よく分からない笑い声が聞こえてくる。そんなことは、気にならないけど。ただ一つ言いたいことがある
2022年10月24日 23:43
「どうせ」なんて言わないさ。「もし」なんて言ったって。きっと、変わんないから。僕は戦う。存在する悪意と、理不尽に。弱さと拵えた自分の強みを使って。「言葉」の弾丸で劈いて。サイテーな自身の人間性で。自分も相手も持ってるナイフで傷付ける。滲むのは身体から溢れでるレッドアイ。紅く、いつかの空のように。「嫌だ」なんて閉じ込めて。「勝つ」血走ら
2022年10月22日 02:11
「……多分、変わんないさ。」空中浮遊と、身体の分解。吐き捨てた回答。肩を震わせ、頭を狂わせ。不思議な全能感と踊れ。僕はきっと「生きている」指折り数えたあの日まで。走り去っては、光年先。過去の後悔と、未来への期待と少しの恐怖。唸る鳴き声。「後悔ごと、食べ尽くせ。」湿度を込めた正方形。シアンの香りが突き抜けて。ふわふわ浮いては、脳が焦がれてい
2022年10月19日 00:19
憂鬱が溜まる。心にもやがかかる。どうにも満たされない。目の前の人を詠う。ピリピリする人、始まってすぐに帰りたがる人。けたたましいサイレン。階段を鳴らす死神が近寄る。……何故か、その口をつく人から、首が飛んでいるように見えた。目の前で僕を心配する人。悪くない不思議が支配して。頭蓋がチリチリと焼ける。「称賛」がある。詠って、詠って、心を吐き出す。
2022年10月13日 22:06
頭を打ち続ける人がいた。(……何か、後ろめたいのだろうか?)思考は露と消える。劣等の中。自分の中。痣を作り続けている。頑なに残る意識。残る傷は妙に生々しい。心の中の空洞。文字の羅列。現状には何も言えず。「ダイジョウブ」と、遠退くその人に。「オツカレサマ」と、変わらない言葉しか続かない。苦しい姿。車に乗って遠くなる。一つ前で降りた傍
2022年10月11日 20:24
夢のようなセカイを歩む。淀み、ふわり、迷宮のような……今日も「息」をしている。夢に見たセカイを歩む。涼しげな18℃夜の街、坂、列車と遥か遠く……今日もここで「息」をしている。喪う。それは、心。それは、いつか来る誰かとの。解っているのに………身を焦がすような、痛覚に悶える。夜道、雨の降る中傘を投げて歩く。頬に雫が伝う。滲む視界に。揺蕩う
2022年10月8日 21:55
出逢いと別れ。「意味」は自分で作るもの。後悔に苛まれ、砕け散りそうな心。「無駄なことなんてない。」この世には色んな人がいる。経験に基づいた価値観がある。色んな結論に辿り着く。……僕の場合、そう思いたいだけなんだ。出逢いなんてよくあるもので。……その実、多くの出逢いに感謝したりする。別れなんてよくあるもので。泣くことなんてないだろうと、頭の中では考
2022年10月7日 17:05
終末の合図、鼓動が鳴った。はにかむ姿に踊らされた。己を律し、最高速度で「今」を駆け抜ける。思い返す暇もなくあの日を越えた。悲しさを越え、過去最高のモース硬度。苦しさを越え、痕が残る。「さよなら。」心に浮かべ、時は進んで。遥か彼方を見据えた自分に、話す目の前の声。……何故か、そこには人がいた。錯覚を覚える。声を聞き、姿を覗く。記
2022年10月4日 21:04
夜の街灯の下。すり抜けた、透明な報酬。静かに掌、収まる缶ジュース。気付けば、蓋はあいている。缶の中からは、泡沫が溢れて。飲み下した身体の中には、夢が溢れた。透明な日々と自分は。……まるで、幽霊みたいで。存在証明、重なるメモを次へと動かしていく。 紡いでく。僕を乗せた感情閉鎖空間が動き出す。目の前の人のヒトらしさ。魅入られて。心臓に鳴り
2022年10月1日 20:24
立ち去るもの。目の前から消えるもの。運命、結論、さようなら。いつかは終点へ。立ち去るもの。「愛」とは何だ?恋から這い出した青空と。シアワセの裏側。美しくも、儚いもの。片想い、両思い、関係ない。生まれ変わってもわずかな確率。もう一度逢えるかは分からない。記憶真白に、新たな人生。心のうちに、少し残っているけど。立ち去るもの。「そうするしかない