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「刻。」(詩)

出逢いと別れ。

「意味」は自分で作るもの。

後悔に苛まれ、砕け散りそうな心。

「無駄なことなんてない。」

この世には色んな人がいる。

経験に基づいた価値観がある。

色んな結論に辿り着く。

……僕の場合、そう思いたいだけなんだ。

出逢いなんてよくあるもので。

……その実、

多くの出逢いに感謝したりする。

別れなんてよくあるもので。

泣くことなんてないだろうと、

頭の中では考える。

灯火が尽きた刻を想う。

……きっと、僕は寂しがるだろう。

人生はそんなもので、

それを糧に生きていくもので。

解っている筈なのに。

刻まれた想い出、

サイコーでサイテーな僕の人生。

ズタズタに傷つく中にも、

光はあった。

例え、この先にすら

「眩しい虚無」が広がっているのだとしても。

僕は、進む。

たった一冊のノート。

書き込まれた

人生で。

真っ黒で滲み、

見えなくなる程度のものだけど。

レポートに仕舞った痛みと、

大好きだった日々。

「刻」が来る。

未来、今、過去。

願う。

心に滲んだ誰かの人生が。

----誰かを、焦がしていく。

人類史

遠くの誰かから、身近な貴方まで。

「無駄じゃなかった」
って、言えるように………


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