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「ファンもGLAY」25年分の感謝と「良いGLAY」流おもてなし(2019年8月メットライフドーム公演)

8月17日は、2019年にGLAYがメットライフドームにて「GLAY 25th Anniversary “LIVE DEMOCRACY” DAY1良いGLAY」を開催した日です!

はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」や「スキ」ありがとうございます。

私のnoteでは毎回大好きなGLAYやラジオについて語っています。
今回は「良いGLAY」がテーマです。

<最初に読みたい、私とnoteの軌跡>

【「ライブReport」挑戦してみた】

今回は冒頭で記載した「GLAY 25th Anniversary “LIVE DEMOCRACY” DAY1良いGLAY」に参加した際に私が作成したライブレポの文章。
知人に伝えるために作成したが、当時どこにもアップや応募はしなかった。

今回は私がライブレポート執筆にチャレンジした当時の文章を、note用に読みやすくして掲載する。

実は「悪いGLAY」verもある。むしろ「悪いGLAY」を体験してほしい。
「悪いGLAY」は私が経験したGLAYのライブで史上最高と言っても過言ではない演出に。近日掲載したいと思う。

<追記:「悪いGLAY」レポ

既にかなり前に映像化もされているので今更感はある。当然、プロが作成した公式レポートは存在する。

「やる意味あるの?」

あるかは分からない。
ただ私が文章を書くことが好きということもあり、ここまで100本以上執筆してきたnoteの記事たちに追加しても良いのではと思った。

これを読んで万が一「ライブ取材」のオファーが来る可能性も?ないとは言い切れない(はい笑ってください。笑)

将来的に音楽ライブを「言葉」で表す練習として、良い機会なのでアップしてみる決意をした。

イメージはWEB記事や、以前の記事で書いた「GLAY公式モバイル」にあるようなライブレポート。個人的視点の表現もあるかもしれないが今回はご了承を。
(※ツアーだと、たまにGLAYファンではなさそうな各地のDJさんや初めての音楽ライターさんがいたりして「私でも書ける?」と錯覚することも)

また現在、多くの方々にnoteを読んでいただくためのことを実は「積極的にやっていない」ため、今読んでくださっている「あなた」との出会いに感謝。

もしライブに参加した「あなた」は思い出しながら。参加していない「あなた」にもGLAYのライブの楽しさが伝われば幸い。

なお映像は、以前の記事で書いた「GLAYアプリ」でも観ることができる。

過去3回建築された「HOTEL GLAY」については昨日の記事でまとめた。

当時の記事の間には、私が過去このnote=「まりうたnote」で執筆した関連記事のリンクを貼った。
あわせてご参照も1つ、読み飛ばすのも1つ。横書き文字のみは読みにくい部分もあると思うのでアクセントになれば幸い。

なおメットライフドーム(現・ベルーナドーム)は西武ドームのことである。

【ファンもGLAYの一員・25年分の感謝と良い GLAY流おもてなし】

「GLAY DEMOCRACY」をテーマにスタートした25周年。
今回のツアータイトルにはもう1つ、この秋から 始まるアリーナツアーのコンセプト「HOTEL GLAY」が「Powerd by HOTEL GLAY」という形で加わった。

ステージセットには「HOTEL GLAY を建築中」という設定で工事現場風の工程表が(「施工日:8月17日」等、建築現場に貼ってある予定表)やHISASHIの本名である外村の記載がある「株式会社 外村建設」と書いた幕が両サイドに掲示。
(その後ライブのグッズで有名キャラクター「仕事猫」コラボも)

初日は文字が見えないように織り込んであり、2日目に両サイドのうち片方をメンバーが開くと、 スプレーで落書きされてあり書いてある文字がいたずら風に読めない細かさ。

またセットの上側には4人の作業員人形(2日目に偽GLAYのあと上から降りてきた)がいたり、遊び心溢れる内容に。
(※2009年に日産スタジアムで初めて建てられたHOTEL GLAY。当時ライブ最後に爆破された設定があり、再び2012年に大阪・長居スタジ アムで建築され、それから約7年経つ)


【ライブ前半レポート】

オープニング映像では「平成=GLAYの活動」だった ことから改元のタイミングで制作された「元号」のMVでも用いられた、函館時代の結成からメジャーデビューしてからの間に起った様々な政治的な映像やGLAYのライブ映像でこれまでを振り返る。

当時GLAY25周年の公約サイトで募集していた「ファンの公約」の一部(「資格試験合格」「奥さんと100万回キスしたい」「25周年の今年70歳、30周年もGLAYのライブ参加」等)が紹介されていく。

1日目は最後にTERUの公約「みんなの見る夢が僕たち の夢」が映し出され大歓声が巻き起こった(※2日目はTAKUROの公約「今年こそ紅白」)

その映像の間にセンター ステージ(2日目に偽メンバーが出てきた場所)に白い巨大なバルーンが膨らんでいき、バルーンが弾けてその中から4人が全身真っ赤な長袖衣装で登場。
その様子が前方スクリーンに映し出され、アリーナの観客は後ろを振り向き登場に気が付く形に。

1 曲目は、良いGLAYの象徴のようなファンクラブの名称である「HAPPY SWING」からスタート。メンバーサインも書かれている(印刷の)銀テープやキラキラの紙吹雪が舞う。

大きなライブでは久しぶりに披露した「口唇」や、初期の名曲「グロリアス」と続く。

突然アリーナ前方には雨のような水しぶきが放たれ座席や地面、観客がびしょ濡れに。
事前に注意書きに「水の演出」は明記され荷物はビニールで覆っていたものの、GLAYでは珍しい水の演出は続き記憶の限り4回は行われた(席によってはスタッフが椅子を拭くためのタオルを座席に回す優しさも「良い GLAY」)

イントロ前にJIROが弾くベース音で「この曲がくる」と分かる王道「SHUTTER SPEEDSのテーマ」からの、ハードな「More than Love」でメンバーが左右2人ずつに分かれてトロッコに乗り込み会場を一周。
スタンド席の観客に接近しご挨拶。

後日談でバルーンから登場の演出と5曲目の「More than Love」までは、1999年のGLAY EXPO(幕張20 万人ライブ)と同じ登場方法と曲順と判明。

歴史的に伝説を残した「良いGLAY」の活動を連想させる演出から始まり、最新のGLAYであるTERUのメッセージが詰まった「はじまりのうた」へ続く。25 周年という節目ライブならではの演出に。

20 年前の幕張・伝説の夏を思い出す「サバイバル」では、ハイコミツアーで披露していた懐かしの「しゃがんで しゃがんで しゃがんでジャンプ」 進化形の振り付けを行いファンを楽しませた。

ツアーパンフレットで実施したアンケートでMVの人気が不動の NO,1殿堂 入りを果たした「SOUL LOVE」や、TERUの「屋根はあるけど、その上の星空が見える気分」というMCの後に久しぶりに披露「夏音」が。

最新シングルで親子の絆を歌った「COLORS」そして約3 万人が手拍子と歌で1つになる「YOUR SONG」とTERU楽曲が続き前半戦終了。

ここで熱中症対策・GLAY のライブでは初めての「約10分間の休憩」タイムへ。
スクリーンには自身の症状を確認する項目がいくつか映し出され各自お手洗いや水分補給を。公式グッズでも発売された「ZURA の鼻息」(=ハ ンド扇風機)などを使い暑さをしのぐ。
(※GLAYのグッズ名はユニークなので、いつかnote記事にしたいと思う)

休憩明けはセンターステージからメンバーが登場し、事前告知もされていた3Dフォト企画が(360 度それぞれの座席から、ステージ上のメンバーをお客さんが撮影)

メンバーの掛け声と共に普段は取り出してはいけないスマートフォンを使い、指定の条件で撮影。ライブ当日24時までに指定サイトに写真を送信し、後日完成を待つ新しい試みだった。


【ライブ後半レポート】

後半戦は事前に25周年公式サイトで募集していた「メットライフドームで聞きたいGLAYの楽曲ベスト3」を、80 年代の音楽番組「ザ・ベストテン」風の回転パタパタで第 3 位から1曲ずつ順番に発表し演奏されていく。

第3位「南東風」は、過去のライブ映像や歌詞と共に皆で「ゴチダンス」
当時覚えた体は完璧に。知らない方もTERUやスクリーンの過去映像から見様見真似に約3 万人による「ゴチダンス」が繰り広げられた。

同じ流れで第2位「BEAUTIFUL DREAMER」と発表される。
25周年という節目で再び「一緒に夢見て行こうぜと」とTERUが叫ぶ。
長い月日で「続けることの大切さ」「夢を持つ」を活動を通して証明してきたから響く曲である。

そして第1位の 順位発表前にメンバーからメッセージが。
「GLAY がどうあるべきか教えてもらった」と語るTAKURO。
TERU がアコースティックギターを持ち「pure soul」がはじまると静かに聞き入る会場。

一般ではなくファンが選んだこそ選ばれたであろう上位3曲には、会場も納得の順位に。ファンの日常とGLAYを繋ぎ背中を押す曲たちが、夏の1ページを彩った。

日が沈み事前に3万人に貸し出されたブレスレット型のライトのカラー演出が加わり人気の「春を愛する人」
歌詞も踊りだすように画面に映し出される王道 GLAY サウンド・最新シングルからTAKURO曲「JUST FINE」では正面のステージに赤い衣装のGLAYメンバーを模った巨大バルーン人形が登場。

畳みかけるようにハードな「ピーク果てしなく ソウル限りなく」や、TERU が片手を高く突き上げ曲名を叫ぶお約束から始まる「彼女 の“Modern⋯”」と続く。
本編ラストはファンとファンを繋ぐコミュニケーションの象徴単語=ハイコミの起源になっている楽曲「HIGHCOMMUNICATIONS」で終了。

2003年ライブで先行披露、幾度かアリーナツアータイトルにもなった この曲は2004 年のアルバム「THE FRUSTRATED」1 曲目。

歌詞カードには「HIGHCOMMUNICATIONS!」としか記載されておらず歌詞は耳コピで、ライブではTERUの手ぶりを真似してコミュニケーションする曲。 ライブを通して成長してきた曲の1つだ。


【アンコールのレポート】

アンコールの声が響く中で入場時に全員に貸し出された光るリストバンドをつけた腕を高く上げる指示が。約3万人の光による人文字で巨大「G」マークを完成させ拍手が巻き起こる。

メンバーが再びステージに登場しメンバー1人ずつのMCタイム。
もはやGLAYのメンバーといっても過言ではない35周年を迎えたドラムTOSHI は、今回デモクラシーのロゴ「G」が描かれたニューデザインのドラムで挑んだ。

事前に行ったライブハウスでの公演「ふつうの GLAY」MCでは「2006年に氷室京介さんとGLAYの対バンを乗り越えられたから今回のメットライフドームも乗り越えられると思う」と語っていた。

言葉通り順調に公演は進む。

次に2015年の東京ドーム公演にも参加した「周年男」こと、サポートキーボード・斎藤有太が紹介された。
TAKURO曰く「今までは5人でGLAYサウンドを表現してきたけど、再びキーボードを取り入れた表現をするためお願いした」のだとか。

※有太さんは2018年11月の六本木ヒルズアリーナ・56 枚目のシングル「愁いのPrisoner/YOUR SONG」と2019年7月31日のフリーライブにも参加。
「ふつうのGLAY」前のメンバーリハでは、有太さん要望でGLAY定番曲を何回も練習。
普段はリハしない定番曲を改めて弾くことで、JIROをはじめとするGLAYメンバーに新しい発見があったとか。

(2015年東京ドーム公演までの道については、下記記事をご参照)

続くメンバー4 人のMCでは「25周年の感謝」はもちろん翌日の「悪いGLAY 」へのコメントが目立った。
TAKUROは「HISASHIが、どれくらいなら捕まらないかなって。さよならコンサートになるかもしれない」と期待と不安を冗談交じりに。
TERUは「悪いGLAYは嫌いになっても良いけど、良いGLAYは好きでいてください」と、前田敦子さんの有名なAKB48時代のスピーチ風にMCを。

JIROは「良いGLAYのセットリストを考えたJIRO」とTERUに紹介され「みんな聞いた?俺偉いんだぞ~」とお茶目にアピール。
前回のホールツアー(「HEAVY GAUGE」のリバイバル)では定位置で演奏が多かったが、今回は花道やステージ左右にも行きファンを喜ばせた。

HISASHIは「昨日飲みすぎて迷子になった」「今日のうちにありがとうを言わせてほしい」と独自の世界観でファンを沸かせ、HISASHI演出である翌日の「悪いGLAY」への想像を際立させた。

アンコール1曲目は、大事なライブでは歌詞の一部をお客さんと一緒に歌うことが多くなった「BELOVED」からスタート。

THE GLAYともいえる代表曲「誘惑」や、空のF1と呼ばれるエアレースを盛り上げた当時のライブ映像と共に「XYZ」を歌うと華やかに「良いGLAY」はフィナーレを迎えた。

演奏が終わると再び両サイドに分かれてメンバーがトロッコに乗り込み、メンバーサインやメッセージ入りのフリスビーやボールをスタンド席めがけて投入。

BGMには、以前サポートキーボードを担当したSEIさん作「HOTEL GLAY社歌」が流れるる。
TAKUROはヒョウ柄シャツ衣装の上にメットライフドームが本拠地の西武ライオンズユニフォームを身にまとい、スタンド席めがけてボール入りバズーカ砲を放つ。

フリスビーはメンバーそれぞれ上手にスタンド上段まで飛ばないハプニングもありつつ、感謝の気持ちをこめて一周する。
ステージから「エンドロール後にお知らせがあるから」とインフォメーションしたTERU。

ライブでは定番となったTERUの「いってきまーす」叫びから、それに答える観客による「いってらっしゃーい」を聞きメンバーはステージを後に。

エンドロールの映像で初めて耳にする新曲(のちにニューアルバム収録「反省ノ色ナシ」と判明)と共に、池袋で行われたイベント「G-TOWN」やリハーサルなどの初出し映像が流れる。

ラストには10/2にニューアルバム「NO DEMOCRACY」発売のお知らせが発表され会場中が歓喜。
その後、秋から始まるアリーナツアーに向けプロジェクションマッピングで 「HOTEL GLAY」が完成した様子が描かれ、1日目「良いGLAY」全てが終了した。

メットライフドームの出口の門には、非常口看板をモチーフにした「GLAY 口」に「see you HOTEL GLAY」という文字記載が。

音楽番組に出演した際に芸人・バカリズムが得意なイラストでアーティストに「新グッズ」を提案するコーナーの案が実際に採用されたもので、今回の公式グッズにもなった。

「GLAY口(グレイ・グチ)ステッカー」

細部まで観客をおもてなす「HOTEL GLAY」の精神。
そして「ファンもGLAY」と言い放った「GLAY流のDEMOCRACY」を感じる演出のライブとなった。

【「良いGLAY」セットリスト】

「GLAY 25th Anniversary “LIVE DEMOCRACY” Powered by HOTEL GLAY」
2019年8月17日 (土)「 良いGLAY 」公演セットリスト

【「GLAY 25th Anniversary “LIVE DEMOCRACY” Powered by HOTEL GLAY」
2019年8月17日 (土)メットライフドーム「 良いGLAY 」公演セットリスト】

M1:HAPPY SWING
M2:口唇
M3:グロリアス
M4:SHUTTER SPEEDS のテーマ
M5:More than Love
M6:はじまりのうた
M7:サバイバル
M8:SOUL LOVE
M9:夏音
M10:COLORS
M11:YOUR SONG
M12:南東風
M13:BEAUTIFUL DREAMER
M14:pure soul
M15:春を愛する人
M16:JUST FINE
M17:ピーク果てしなく ソウル限りなく
M18:彼女の”Modern…”
M19:HIGHCOMMUNICATIONS
M20(En1):BELOVED
M21(En2):誘惑
M22(En3):XYZ

https://info.glay.co.jp/democracylive_2019/dvd/

【「良いGLAY」ダイジェスト】
名曲だらけのライブの一部ご堪能を。

ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。

第107話【「ファンもGLAY」25年分の感謝と「良いGLAY」流おもてなし(2019年8月メットライフドーム公演)】

<おまけ>
私がnoteを始めた理由でもあるので、今年の4月29日からGLAYとラジオ(市町村単位のコミュニティFMも含む)について書いています。
もしお時間ありましたら。

noteを始めたもう1つの理由。

全国に約340局ある「コミュニティラジオ」の大切さについて、他にも色々と書きました(きっと災害時などに役立つはずなので、普段から「あなた」の地域のコミュニティFMを)

ラジオを聴く人が増えているってホント?

10代にも「ラジオ沼」が。

あなたの地元には「コミュニティラジオ」ありますか?

GLAYがエンディングテーマ曲「クロムノワール」を書き下ろした「WBS」で「防災ラジオ」特集が。

<「note公式マガジン」に掲載されました>

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