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今の自分を愛せるか?GLAYの名曲「生きがい」を改めて聴いていたら「シャーマンキング」と繋がった。

5月28日は、2000年と2019年にGLAYが「HEAVY GAUGEツアー」を長野エムウェーブ(2000年)と兵庫・神戸国際会館(2019年)に行った日です!

はじまりのうたこです。
いつも「アクセス」と「スキ」ありがとうございます!おかげさまで30日連続で更新できました。今回は「生きがい」がテーマです。

【GLAY「生きがい」という曲】

冒頭で話したHEAVY GAUGEツアーは、私が大好きなGLAYが2000年に「J-PHONE presents GLAY ARENA TOUR 2000 “HEAVY GAUGE”」前半戦そして2019年には「GLAY LIVE TOUR 2019 -SURVIVAL- 令和最初のGLAYとHEAVY GAUGE」としてリバイバル・ツアーが行われた。アリーナ規模から、よりファンに近いホールツアーに。約20年の時を経てGLAYが演奏した。

以前の記事でGLAYの5枚目オリジナルアルバム「HEAVY GAUGE」の1曲目「HEAVY GAUGE」について語ったが、今回はその中から9曲目の「生きがい」という曲について改めて考えてみる。

「TDK デジタルメディアキャンペーンソング」で本人出演のCMタイアップも。昨日の記事で話したMステ「国民投票」で3位にランクイン。それだけ人気で、オリジナルアルバム「HEAVY GAUGE」以外にも2つのベストアルバムに収録された。

★2000年11月29日「DRIVE -GLAY complete BEST-」
★2020年3月11日「REVIEWⅡ~BEST OF GLAY~」
(★2019年5月8日発売「HEAVY GAUGE Anthology」にはデモ音源も収録)

GLAY公式youtubeに動画がない為、下記の特設サイトから視聴できる(各種サブスクで検索でもOK)

「生きがい」の歌詞には、多くの気になるフレーズが出てくる。ところどころ個人的に好きな部分を抜粋する。

【許されぬ過ちも どんな出来事も 振り向いたなら 懐かしき日々】

【人の心にむやみに踏み込んで ここでは返す刀で怪我をした】

【愛する事と憎むことはつまり構成してる 物質(もの)は同じ事と気づきながら…】

【もうおやすみと誰かが言ってあげなきゃ はりつめた その心を 癒せはしないだろう】

【僕は独りだ】

GLAY「生きがい」歌詞より抜粋

そう言った後に後半で、

【満ちたりてゆく事のない人の世は 命くち果ててゆくまでの 喜劇 そのものだろう】

【歴史が そうであったように あの人がそうであったように  僕は 幸せという魔物に 取り付かれ悲しみ繰り返す】

GLAY「生きがい」歌詞より抜粋

最後には、

【失われた心の行方を 忘れさられたあるべき姿を】

【ずっとずっと問いかけ続けている 心の中で問いかけ続けている】

GLAY「生きがい」歌詞より抜粋

途中で曲調も変わる(一瞬そこで終わりだと勘違いする)約6分近い壮大な楽曲。「僕は独りだ」からのTERUさんの歌い方もグッとくるものがある。

はじめて聴いた時から自分に意味を問いかけ続けて勝手に身近な人間関係に当てはめて共感していたのを思い出す。
一説によると20年前にTAKUROさんがLUNA SEAのSUGIZOさんを思って書いたとも言われるらしい(今回初めて知った)

<追記>
夏のGLAYファンクラブ発足25周年記念ライブを前に、公式サイトに動画がUPされた(幕張にて2011年7月に行われたFC15周年ライブ)
【生きがい (We♡Happy Swing Vol.1 Ver.)】


【「シャーマンキング」という作品】

改めてGLAY「生きがい」を聴きなおしていたら、とある漫画(アニメーション)を思い出した。「SHAMAN KING(シャーマンキング)」という作品だ。どれくらいご存知の方がいるだろうか。

武井宏之氏の漫画で、1998年から2004年まで集英社「週刊少年ジャンプ」で連載、その後2018年から講談社で連載。シリーズの累計が3500部突破した作品だ。アニメ化も2度された(勝手にここもGLAY「HEAVY GAUGE」に通ずる気がして)

私は友人に薦められて、かすかな記憶で昔原作を読んだことがあり。令和にリメイク復活するということで気になっていた。youtubeのコメント欄をみると、海外でも人気があることが分かる。

色々調べると2001年7月から2002年9月、最初のアニメ化では原作とは違う終わり方で、2021年4月から2022年4月に放送されたバージョンはファンにも好評の終わり方(続編も決定)だったそう。偶然だが、こちらも約20年の時を経て生まれ変わった。

<2001年版の公式オープニング映像>雰囲気が分かれば。
林原めぐみ さん「Over Soul」

<2021年版主題歌のMUSIC VIDEO>原作マンガコマで構成された特別映像。
林原めぐみ さん「Soul salvation」


「シャーマンキング」簡単なストーリーは、

【夜の墓場で「小山田まん太」が出会った少年、「麻倉葉」。森羅学園に転校生としてやって来た彼は「あの世とこの世を結ぶ者」すなわち「シャーマン」だった。
600年前のサムライの霊「阿弥陀丸」と運命的な出会いを通して「麻倉葉」は「シャーマンの王:シャーマンキング」になるための資質を開花させていく。そして宿命のライバル「道蓮」をはじめ、「世を浄化するシャーマンの王」を目指す様々なライバルたちの登場。
巨大な2つの彗星が夜空を駆け、世界中のシャーマン達にシャーマンキングの座を巡る闘いの始まりを告げる。そして今、運命の歯車が回りはじめる】

https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/shaman/story.html

ここだけ読むと謎すぎて手に取ろうと思わないかもしれない。でも人間の本質を問うセリフが何度も出てきて、大人が読んでも(観ても)刺さる言葉が多い作品だ。

時を超えて再アニメ化されたのを機に軽い気持ちで視聴したら、とんでもない名言の数々に驚いた。思わず手帳にメモをしていた3つの言葉を紹介する。

【何かをやると必ず、褒める人と、けなす人がいる。それは大事なものが みんな違うからだって。だから大切なことは、心で決めるって】

【人を憎むことは、自身を憎むこと。許せば自身も救われるのです。全てを包んで、それが人。まずは人を愛さなくてはね。】

【それでも、みんなも答えを探して頑張っているから。答えが見つかる日まで、僕たちの旅は死んでも終わらない】

漫画「シャーマンキング」より抜粋

どの部分でこのセリフが出てくるかは、ぜひ読んで(視聴)いただきたい。


【個人的まとめ】

2つの作品とも言葉の力が凄すぎ。昔から言われている哲学に近いかもしれない。愛と憎は真逆にあるけど、実は同じだと。「生きがい」を書いたGLAYのTAKUROさんも言っていた(TAKUROさんについては以前の記事でも語ったが、名言王だと思う)

立場によって感じ方が違うということ…日常でのやりとりに加えて、この時代の世界情勢にも繋がるものがある気がする。皆が「自分が正義」だって思っていることは、多いような少ないような。まず自分を愛して、周り愛することができるか。

まさかやー。

大人になって「シャーマンキング」を観たときの気づきが、GLAY「生きがい」を聴いた時の“ちむどんどん”する気持ちと重なった(HISASHIさんが観ていると知り、急に今の朝ドラに影響され始めた。笑)

今日は急に繋がった2つの作品に驚き改めて考え、連続30日連続更新を終えることにする。

ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。

第30話【今の自分を愛せるか?GLAYの名曲「生きがい」を改めて聴いていたら「シャーマンキング」と繋がった。】

<おまけ>
私がnoteを始めた理由でもあるので、4月29日から毎日GLAYやラジオのこと書いています。お時間ありましたら是非!

<おまけの追記>
連続更新1か月で振り返りました。ほぼ毎日GLAYやラジオを中心に記事ができました。もしお時間ありましたら。

2か月の時点でも振り返りました。note体験談。

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