テレビ東京WBSでも特集、見直される「防災ラジオ」メリットと今「コミュニティFM」を聴くべき理由。
7月6日は、2005年にGLAYのJIROさんが参加のバンドTHE PREDATORSのミニアルバム「Hunting!!!!」が発売された日です!
はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」や「スキ」ありがとうございます!
私のnoteでは毎回大好きなGLAYとラジオについて語っています。
今回は「防災ラジオ」がテーマです。
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【「防災ラジオ」とは?】
簡単にまとめると、下記3つのイメージ。
・乾電池式の小型ラジオ(手回し充電可能な場合も)
・多機能(スマホ充電、懐中電灯などがついている商品も)
・最近では自治体が無料配布する「防災行政ラジオ」もある。
【WSBでも特集「防災行政ラジオ」】
今日で西日本豪雨から4年。
昨日、GLAYが書き下ろしたエンディングテーマ「クロムノワール」でお馴染みのニュース番組・テレビ東京「WBS」で「防災ラジオ」が話題になった。
特集の見出しは「通信障害に負けない!?見直される防災ラジオ」
下記から7月13日(水)15:59まで視聴できる(3分50秒前後~約7分特集)
放送で紹介された会社(普段は鳩時計などを販売)がつくる「防災行政ラジオ」は、全国で約280の自治体が導入済。
ポイントは3つ。
・緊急時自動的に「防災行政無線」が(電源がオフでも自動でオンに)
・自主防災施設や子どもの安全を確保する施設に無料配布(千葉市ほか)
・地元コミュニティFMと協定(他局を聴いていても切り替わる)
今回の特集で紹介された千葉市の公式HPによると、
あまり知られていないかもしれないが、千葉は2011年の東日本大震災のときも津波や液状化の被害があった。
2019年に2度の台風直撃と豪雨災害も記憶に新しい。その時に大規模な停電になり、通信障害も起こり「情報を入手する手段」がなくなった。
WBSのニュースによると、2019年の豪雨で約94000件が停電、約17万回線が不通に。防災無線は、雨や風でかき消されて聞こえなかったそう。
そこで、乾電池があれば動く「ラジオ」が再注目された。
地元の企業(運送会社)がコミュニティラジオ局「SKYWAVE FM」を5000万投じ2021年1月に開局した(見かけたら幸運の公式キャラクター「Pandy」まさかのパンダ?!とはアキサミヨー)
WBSでは社長さんがインタビューに答え「(この仕組みを)生かしていくには聞いてもらわなくては。有事の際には役に立ち聞いてもらえる番組をつくっていく」と語った。
【ラジオが聞ける「自動販売機」も】
最近では街にある「自動販売機」から防災ラジオが聞こえるシステムも(2017年に三重県の「鈴鹿ヴォイスFM」が発表)
「飲む防災HP」によると2021年9月現在で全国24のラジオ局がスタート(個人的には、関東では初「ラジオ成田」が導入(※下記記事)したと某震災特番で存在を知る)
なお鈴ラジは2019年にGLAY公式で告知もされた特番「GLAY Radio Jack in SUPER GT Round3 SUZUKA」が。GLAYが三重でライブ時など、何故か過去に数回GLAY関連の特番を放送(もしかして偉い方にGLAYファンがいらっしゃる?)
またレギュラー番組で、DJさんは途中話さずタイトルや説明なしにGLAYの曲が連続で流れる番組が月曜20時~30分・再放送木曜20時~放送中。
折角のラジオ番組で説明がないのは寂しいが、曲をただ聴きたい人は新しい曲を発見できるかもしれない。
【コミュニティFMを普段から】
WBSに出演した社長さんのインタビューで共感したのは、
・普段から放送を聞いてもらう
・有事の際に役に立つ番組作り
私も以前から同じことを思っている。
そして私がnoteを始めたキッカケの1つでもある。
【「あなた」の地域のコミュニティFMを知ろう】
以前の記事で書いたが、ある調査では普通の民放ラジオでさえ聴いたことがない人が50%もいる(逆に半分は聴いている結果は凄い)
まずは全国に約340局ある市町村単位のラジオ局「コミュニティFM」の存在を知ってもらうこと。そして普段から聞いてもらうためには、番組に興味を持ってもらうことも大切と感じている。
今は「ラジオ」がなくても、インターネットやスマホのアプリから簡単に全国のラジオが聞けるようになった(もしもの時に電池式や手回しラジオがあると安心)
「あなた」の出身地や住んでいる場所にはあるだろうか?
以前の記事でコミュニティFMの聞き方(局の調べ方)をまとめた。
もし地元にラジオ局があるなら、もしもの時がくる前にチャレンジしてみてはいかがだろうか(番組表から気になる番組を探してみるのも良い)
偶然聞いた番組が、もしかしたら面白くないと感じる場合もある。それはたまたまで聞き続けることで違う楽しさがあるかもしれない。
(社長さんも話していたように、番組自体も聞いてもらえる工夫が必要なのは前提。難しい課題も)
私はインターネットやアプリから全国のコミュニティFMが聴けるようになってから、普段から各地の放送局のラジオ番組を聞くようになった。それで分かったこと。
・地元の新情報や歴史が分かる番組がある
・有名人や一般市民もパーソナリティに(ユニークな番組が溢れる)
・メッセージやリクエスト楽曲が伝わりやすい(DJとの交流)
・思い切って参加すると楽しい(最近はSNSやLINEでも)
・災害時に情報を伝えるラジオ局と時間帯で難しいラジオ局も
・聞いてくれる地域リスナー、協力企業や個人が必要(運営面)
・いつでも「あなた」を待っている
最近では日向坂46の番組「ひなあい」やNHK Eテレの番組「沼ハマ」で10代の学生たちが「ラジオ沼」にハマった特集も。
もし普段からコミュニティFMを聞いていたら、何かあったときラジオをつければ「知っている声」が聞こえてくる。
きっとそれが「安心」に繋がる。
今回のような特集は嬉しい。一人でも多くの人が知るキッカケになることを祈っている。
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ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。
第66話【テレビ東京WBSでも特集、見直される「防災ラジオ」メリットと今「コミュニティFM」を聴くべき理由。】
完
<おまけ>
2022年4月29日からほぼ毎日、大好きなGLAYやラジオについて語っています。もしお時間ありましたら。
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<初「マガジン」ができました>
マガジン名【GLAYのTERUさんと「GENTEN.HAKODATE」】
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