CD発売から18年、歌詞を読み解き分かった驚きのGLAY「Blue Jean」物語。
8月4日は、2004年にGLAYが31枚目のシングル「Blue Jean」を発売した日です!
はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」や「スキ」ありがとうございます!
私のnoteでは毎回大好きなGLAYやラジオについて語っています。
今回は「Blue Jean」がテーマです。
<最初に読みたい、私とnoteの軌跡>
☆
【途切れたnote連続更新】
連続更新が途切れた…これで2回目。前回初めて途切れたのは、2か月を目前にした58日連続で毎日連続した翌日のことだった。
毎日note更新を続けていると、その日の体調やネットワーク回線や他にやること等の様々な理由で更新が叶わないことがある。
これは更新が夜派のことも原因の1つだと思うが今までそのペースでやってきて続けることができた事実も。
以前から書いているが、あくまで連続更新が目的ではない。
ただ以前の記事でも書いたデビュー28年間で毎日何かしら活動している「GLAYの何の日」をモチベーションにして毎日更新をしているため必然的にそうなる。
引き続き内容にこだわることは続けていく。それが私がnoteを続ける意味でもあるので。
4月29日からnoteデビューをして、まもなくトータルで100回になる。見直しポイントやnoteの付き合い方も色々と分かったことがあるので後日語りたいと思う。
始めた目的ははっきりしているので前向きに。noteデビュー記事。
もう1つの大切な始めた理由。
なので本来は8月5日だが、今回はシングルを優先して8月4日に発売した「Blue Jean」について語っていく。
(8月5日は1998年にライブビデオ「GLAY "pure soul" TOUR '98」が発売)
【「Blue Jean」とは?】
デビュー10周年のGLAYが18年前に発売した31枚目のシングル「Blue Jean」
オリコン初登場1位(当時の記録で首位獲得グループ歴代2位に)
エステティックTBC 2004サマーキャンペーンCMソングのタイアップも。
全5トラック収録で2曲が新曲、2曲がバージョン違い。そして2002年2月27日発売の25枚目シングル「Way of Difference」以来、リード曲のInstrumentalが収録された。
なお初回限定盤仕様はスペシャルデニムケース(ブルージンだけに)
発売日の4日前にUSJで行われ1日で約10万人を動員した「GLAY EXPO2004」のロゴであるドクロ(海賊)風のイラストが描かれた。
【CDジャケット写真に注目】
「Blue Jean」のジャケット写真は青い海と緑の芝生が眩しい風景にある木の机と椅子(よく観光地にあるお弁当を食べるような場所)に、自然体なメンバーが座っている。
実は沖縄で撮影されたのだが、リゾートを意識した衣装のメンバーはレア。特にHISASHIさんがピンク色(?)の明るいトップスを着ているのは珍しい。
【MVも大人気】
「Blue Jean」のMVは、GLAYだと「Freeze My Love」MV撮影から始まり「SOUL LOVE」「Winter,again」やライブ映像などでもお馴染みの映像ディレクター・翁長裕さん。
沖縄出身の翁長さんはGLAYとは何度も仕事をして長い付き合いだし、映像作品にも定評がある。だからメンバーもカメラを向けられてもリラックスして撮影できたのだと思う。
海・花火など全体的にGLAYの夏休みの1日を見ているかのよう。車で移動するまっすぐな風景も印象的。
途中に出てくる犬は演出ではなく、現地で突然現れたエピソードも有名。何度見てもGLAYの夏を代表するMVと楽曲。
GLAYに冬のイメージを持つ人も多いと思うが、個人的にはGLAYは夏のイメージが強い。実はGLAYのシングルやライブは夏に多いからだ。
これは最近のFCツアーでサポートキーボードのハジメタルさんもMCで言っていて、私は大きく頷いた。
【1曲目「Blue Jean」】
作詞作曲TAKUROさん。
イントロからキラキラした夏の海を連想させるメロディ。「Blue Jean」の物語は下記のような歌詞から始まる。
まさかの失恋?
キラキラしたメロディなのに哀愁漂う。
続きを読んでみる。
ん??
なるほど、昔好きだった人との再会した。
その関係性は次のサビの歌詞からも分かる。
あらら…意外とストレートに甘いとは言えない歌詞だった。
「お揃いの想い出を分け合う」ということは、例えば同級生や昔の恋人か友人で、一緒に過ごした時間を語り合っているイメージだろうか。
この先2番の歌詞は、好き度が上がっている様子が伝わる。
えええ?
再開した相手に片思いだろうか。「瞬きに飛び込んで言えるのに(実際は言えない)」という表現は流石TAKUROさん。
再びサビ、続きを見てみる。
エグい現実が。
その後の歌詞も、とても切ない。
あぁ…なんだか朝ドラのような展開に。
「Blue Jean」の物語はこの後クライマックスに突入する。
最後には「煮え切れない気持ち」と「ただ時間だけが過ぎていく」様子が描かれて曲が終わっていく。
「Blue Jean」は、昔の好きな相手に再開したトキメキを伝えたいけど言えない恋心を歌った曲だった(個人の感想)
まさかやー。
ただの恋歌ではなかった。
発売から18年も経って改めて歌詞を考えることで発見した事実。
「知っていたよ」というあなた、凄い。メロディやMVとのギャップに今になって気がつけて、当時より大人になった受け取り方ができた。
「Blue Jean」の主人公もきっと幸せに過ごせているはず。
人は成長できる。
【2曲目「南東風~PEACEFUL SESSION~」】
「Blue Jean」カップリング曲として収録の「南東風~PEACEFUL SESSION~」は、2004年3月24日に発売したGLAY8枚目のアルバム「THE FRUSTRATED」に収録された「南東風」のリアレンジver。
GLAYメンバーも出演したWOWOWのCM「“連鎖~すごいこと引き起こす篇”」のタイアップも。
ゲストボーカルに函館出身のYUKI(元JUDY AND MARY)や、新曲を出すなど再び話題ガレッジセール・ゴリのキャラクター「ゴリエ」でお馴染みのテレビ番組から誕生したユニット「くず」が参加。
「南東風」=「みなみごち」と読む。この曲にはGLAYのライブでは珍しい本格的なダンスがある(通称:ゴチダンス)
ダンスを考えたのは、NHKみんなのうた「おしりかじり虫」の振り付けでお馴染み南流石さん。
2004年7月31日に大阪のユニバーサルスタジオジャパン・特設ステージにて1日で10万人を動員したライブ「GLAY EXPO 2004 in UNIVERSAL STUDIOS JAPAN"THE FRUSTRATED" UNIVERSAL STUDIOS JAPAN™」を開催。
ダンスはそこで踊るため考案。初披露はEXPO直前の7月26日にファンクラブ会員限定ライブ「GLAY EXPO 2004 THE FRUSTRATED in KOBE」
GLAY公式HPにある当時の記録によると、
歌詞の内容は長くなるのでまたの機会に。
また「南東風~PEACEFUL SESSION~」のMVは、確かファンクラブ会員から選ばれた参加者が撮影に参加している。
【3曲目「すべて、愛だった-La vie d'une petite fille-」】
隠れたGLAYの名曲。作詞作曲TAKUROさんのミディアムバラード。
タイトルの「La vie d'une petite fille」はフランス語で「小さな女の子の生活」と訳される(※Google先生訳)
難しい。マッチが出てくると「マッチ売りの少女」を連想するが実際はどうだろうか。
恋とは知らずに、相手をただひらすら大事に想っていた主人公。
「離別」ということは大切な人が空へ旅立ってしまった?
続き(サビ)を読んでみる。
本質的なことを知った主人公。
恋とは知らなかったけど、愛を知った。
その後も主人公は汽車に乗って懐かしみ迷う様子が歌われている。
「出逢いもあれば別れもある」と悟る。
最後の方では、相手の幸せを祈り「すべて、愛だった」と実感するまでの様子が描かれる。
1つの手紙のような小説のような歌詞が、優しいピアノの演奏とTERUさんの繊細な歌に合わせて展開していく。
上記の解釈はすべて個人の感想。「あなた」はどう感じるだろう?気になる方はぜひ一度聴いてみていただきたい。
各種サブスクや、以前の記事で書いた「GLAYアプリ」で聴くことができる。
☆
ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。
第95話【CD発売から18年、歌詞を読み解き分かった驚きのGLAY「Blue Jean」物語。】
完
<おまけ>
私がnoteを始めた理由でもあるので、今年の4月29日からGLAYとラジオ(市町村単位のコミュニティFMも含む)について書いています。
もしお時間ありましたら。
全国に約340局ある「コミュニティラジオ」の大切さについて、他にも色々と書きました(きっと災害時などに役立つはずなので、普段から「あなた」の地域のコミュニティFMを)
ラジオを聴く人が増えているってホント?
10代にも「ラジオ沼」が。
あなたの地元には「コミュニティラジオ」ありますか?
GLAYがエンディングテーマ曲「クロムノワール」を書き下ろした「WBS」で「防災ラジオ」特集が。
☆
<「note公式マガジン」に掲載されました>
☆