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学校
子供が二人います。
長女は今春から大学生。どうやら保健師になるために進学するようです。
長男は農業高校の高2で進路についてはまだ迷い中。
離れて暮らしていることもありますが、これまでも学業については一切口出しはしてきませんでした。
自分が子供の頃、メキシコで4年生まで遊び暮らしていて、いざ日本に帰国して転入すると、突然母親が目覚めてしまい、何も分からないままいわゆる「お受験」に突入。
遊ぶこともなく塾での勉強に明け暮れ、無事に中高一貫校に入学するものの、中2で父親の仕事でアメリカへ。一体あの苦労は何だったんだ、とグレてしまったのも今思えば別に母親のせいではないのですが、まだ若かったから自分自身の在り方を責めることなどできませんでした。
正直、アメリカでは引きこもりのような時期もありましたから、今でも学校が全てとは思っていないのですよね。
社内にも不登校のお子さんを抱えていらっしゃるスタッフの話をチラホラ聞くことがあります。
あの時に、この言葉に出会っておきたかったし、今悩んでいる子に聞かせてあげたいなというのが、甲本ヒロトさんの言葉です。
「学校に居場所がない子に言ってあげられることはありますか?」という問いに対しての回答。
居場所あるよ。席あるじゃん。そこに黙って座ってりゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。友達じゃねぇよ、クラスメイトなんて。たまたま同じ年に生まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。
趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。山手線に乗ってて、「はい、この車両全員仲良く友達ね」って言われても、「いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど」って。友達じゃねぇよ。
ただ、友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで平和に乗っていられなきゃダメじゃない。その訓練じゃないか、学校は。友達でもない仲良しでもない好きでもない連中と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃないか。だからいいよ、友達なんかいなくても。
学生時代は、その時が世界の全てになっていますけど、振り返ってみるとちっぽけな世界でしかなくて、学ぶ気さえあれば後から何とでもなるのですよね。
あ、ちなみに酔っぱらってカラオケで「リンダリンダ」で100点出したことあるのがプチ自慢です。あまり記憶ないんですけど。
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