見出し画像

向き合う相手を間違えない

「果たして男女間に友情はあるのか」という命題があります。

人それぞれの答えがあるのは承知した上で、私の見解はと言いますと「友情はない」というものになります。

本当に個人的な意見ですから、異論反論オブジェクションは控えていただけるとありがたいのですが、ここは頑張って自己弁護をしてみます。

仲の良い男女間で、よく「私たちはお互いを異性として意識したことはないから」なんて言う人がいますが、ハッキリ言ってそれはどちらかが我慢しているだけです。

「そんなことないよね」と相手に訊き返す人もいるかもしれませんが、その相手は頑張って分からないように我慢しているだけです。

機会があればと虎視眈々と狙っているか、そんな度胸がないままズルズルとお付き合いを続けているだけであって、友情以外の感情がそこにはしっかりと存在しているはずです。と勝手ながら考えています。

今はジェンダーの問題などもありますから、あまり適切な話題ではないのかもしれませんが、上記は完全なる私の偏見です。

その上で、少し話題を変えますが、別れた男女が復縁するケースが存在します。

これも偏見でしかありませんが、一定の条件が揃っている場合に成立するのだと思っています。

それは、「女性の方が、まだ男性の方を好いている」ということと、「男性の方に現在気になる相手がいない」という条件が揃っている場合です。

これまでの経験上というか、多くの方の相談に乗ってきた経緯から学んだのは、

  • 男性は、一番良かった時のことを自分に都合良く覚えていて

  • 女性は、一番嫌だった時のことを鮮明に記憶している

という傾向がある気がします。

これは男女それぞれの脳の違いに起因しているという話です。

男性脳は論理性、女性脳は感情にそれぞれ重きを置きます。
男性の行動は「目的」というものに志向性を持ち、女性の行動は「共感」が動機となっている、ということですね。

ですから、良い別れ方をして、相手に対してのマイナスイメージを抱いていなければ、復縁の可能性はあるわけです。

反対に、相手に嫌な思いをさせて別れたのだとすると、男性の方から女性に声かけをすることはあったとしても、それに応じてもらえる可能性は極めて低いということです。

ということで、前述したような条件が揃った場合に復縁となるのかなと考えるわけです。

そして今回のお題は、「向き合う相手を間違えない」ということなのですが、嫌な別れ方をしなかった人たちが、別の相手と付き合いだしたとして、その新たな相手と向き合っていく中で、「なんかちょっと違うな」と場合によっては過去の相手と比較をしたりして物足りなさ感じることがひょっとしたらあるかと思います。

今の相手に悪いなと感じつつも、実際に比較をすることを止められない人がいます。

そんな時に、身近で相談しやすいからと、結局以前の相手に気軽に連絡をしてしまったりします。

そして、今の相手に対する愚痴というか気になる点というか、感じている不安や不満などのあれこれを言い募るのです。

相談に乗っている側にその時新たな相手がいないとしたら、まだ気持ちはあるわけですし、相手の愚痴や悩みを否定するよりは共感する姿勢で臨むことでしょう。

ある意味、一緒になってそこにいない相手の悪口を話すこととなります。

そうすると、互いの距離感はより縮んでいくと同時に、相談者の新たな相手に対しての悩みというのはあまり解消しないような気がするのですよね。

それに、別れたかつての相手へは「今の相手の情報」を与えているにもかかわらず、今の相手には過去の相手に相談しているなんてことは大抵伝えないでしょうから、結局どういうことかというと今の相手に対して隠し事が生じるわけです。

過去の相手には現在進行形で何でも相談しているのに、今の相手に対してはそうではない。

関係性は鏡です。

今の相手からしたら、付き合っている相手が誠実に向き合っていないのですから、それに応じた距離感を取られたとしても仕方がありません。

つまり、何が言いたいかというと、別れた相手に相談するくらいであれば、そこで言いたい内容、訊きたい内容、愚痴や不満のその全てを、今の相手にぶつけてみた方がいいということです。

ここを分かっておかないと、いつまで経っても過去の相手との縁は続きつつも、新たな相手との縁がなかなか築けないなんていう負のスパイラスに突入してしまうのだと思います。

まあ、過去の相手に相談したくなるような相手というのは、新たなお相手としては相応しくないのだということも言えるかもしれませんね。

今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。

この記事が参加している募集

嬉しいです。 サポートしていただきまして、ありがとうございます。 こちらからもサポートをさせていただくことで返礼とさせていただきます。 どうぞ宜しくお願い致します。