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グラグリ探険記

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共創デザインの会社、グラグリッドのメンバーによる、日々のチャレンジや発見、疑問を発信します。 サービスデザイン、事業開発、創造的人材育成、ビジョンづくり、インキュベーションなどな…
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#ワークショップ

探険記 2024夏 まとめ 〜挑戦と進化のアツい夏〜

探険記 2024夏 まとめ 〜挑戦と進化のアツい夏〜

猛暑が続く日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。
夏の笑門スタジオは真夏の日差しをたっぷり受け、熱気むんむんのサウナ状態!熱中症に気をつけながら仕事に勤しんでいます。

そんなグラグリッドの夏は、今年の春先からご相談を受けていたプロジェクトが実行フェーズに入り試行錯誤する中で、今までのノウハウが洗練され、グラグリッドの進化を感じる熱い日々となりました。

この記事では、猛暑にも負けず邁進中のグラグ

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教科書には載っていない!?風変わりな人の生き様に出会う授業「まなびのマルシェ」開催!!

教科書には載っていない!?風変わりな人の生き様に出会う授業「まなびのマルシェ」開催!!

ICT化の高度発展…AIの爆発的な進化…
私達はいつ、どんな場所にいても「知識」を検索して習得できるようになりました。そして、生き方はより多様化され、社会の姿も、職業も、刻々と変化しています。

そんな現代社会で、子どもたちの学びはどうあるべきなのでしょうか?
多様化された社会の中で、何を学び、何を習得していくかという命題は、
子どもたち一人ひとりに大きくのしかかっていると思います。

しかし、教

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学生インターンが考える、未来の社会を「自分ごと」として捉えるための未来洞察ワークショップとは?

学生インターンが考える、未来の社会を「自分ごと」として捉えるための未来洞察ワークショップとは?

今回は、学生インターン山田さんによるワークショップ考察です。未来洞察のワークショップにはじめて参加した彼女が、このワークショップで何を感じたのか?未来洞察をどう捉えたのか?をレポートしてもらいました。

未来洞察を研究する学生インターンが
レポートに挑戦はじめまして!
今回の記事の執筆者、信州大学大学院 修士課程1年の山田光花莉です。

私は現在、大学にて「まちづくりにおいて一般に汎用できる未来洞

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探険記 2023冬 まとめ 〜伴走してきたプロジェクトが次々と新しいステージへ〜

探険記 2023冬 まとめ 〜伴走してきたプロジェクトが次々と新しいステージへ〜

3月に入り少しずつ暖かくなり、春らしくなってきましたね。
冬のグラグリッドでは、冬以前から伴走してきたプロジェクトが芽を出し、その芽がどのような花をつけるのか、見守り、支えていくようなフェーズに入ったり。
これまで蓄積してきたノウハウをまとめ、社外に発信したり。

関係性をじっくり作ってきた地域の活動が、新たな人々とつながり加速していくなど、大きな変化はありませんが、様々なプロジェクトや活動が一歩

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なぜ抽象画にするの?言葉の限界を突破するグラフィックで「意味を探索」する理由

なぜ抽象画にするの?言葉の限界を突破するグラフィックで「意味を探索」する理由

Service Design Camp2024で、グラグリッドは「意味を探索するビジュアライズ実験〜抽象画で意味を描こう!〜」というワークショップを実施しました。その中で「抽象画で意味を描く」ワークがあったのですが、多くの反響をいただきました。
そこで、今回は、なぜ抽象画で考えるのか?その理由に迫っていきたいと思います。

「意味を探索する」ことは
デザインの重要な活動のひとつワークショップレポー

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【可能性を覚醒させる】 グラグリッドの共創デザインプロジェクトまとめ 13選

【可能性を覚醒させる】 グラグリッドの共創デザインプロジェクトまとめ 13選

未来を照らす「ビジョンづくり」、ビジョンを実現していくための「事業づくり」、「組織づくり」、「ブランドづくり」までを、横断的に幅広くサポートし、「社会づくり」を見据えてプロジェクトをリードしてきたグラグリッド。

これまで、さまざまな共創デザインプロジェクトの実績を発信してきました。本記事では、グラグリッドの共創デザインプロジェクトの実例を、各カテゴリごとにご紹介します。
(一部、グラグリッドのホ

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 意味のイノベーションのための思考法? 分類しない!制御しない!意味を探索するワークショップ

意味のイノベーションのための思考法? 分類しない!制御しない!意味を探索するワークショップ

“デザイン”の領域が広がりつづける中、新たな存在を生み出すデザイン、文化を醸成するデザインなど、“デザイン”は「問題解決」を超えた役割を担うようになってきました。
今回は、そんな「意味形成のデザイン」のための思考法の一つとして、グラグリッドが提供した斬新で破壊的なワークショップの様子をレポートします。

舞台はワークショップの祭典
Service Design Camp 20242024年1月21

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【謹賀新年】グラグリッドから新年のご挨拶

【謹賀新年】グラグリッドから新年のご挨拶

能登地方を震源とする大規模地震により被災された方々に
心よりお悔み申し上げるとともに、お見舞い申し上げます。

グラグリッドの2024年 昨年は、共創社会にむけた新しいビジョンのつくり方を書籍として出版することで、私たちの方法論を体系化することができました。また、埼玉県寄居町での共創の挑戦や、新宿区立小学校での共創的学びの探究実験も成果を生み出しつつあります。
 本年は、より外へ目を向け、足を運び

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関係者の想いを可視化する「ビジョンマップ」を活用し、地域のこれからを考える。

関係者の想いを可視化する「ビジョンマップ」を活用し、地域のこれからを考える。

グラグリッドの「笑門スタヂオ」がある大田区では、1年に1回「おおたオープンファクトリー」と呼ばれる、たくさんの町工場がオープンになる体験イベントが開催されます。

「笑門スタヂオ」は「自立共生の社会実験プレイス」というコンセプトの元、「ザクロの収穫」や「地域デザインワークショップ」を通じて、人と人がつながり、コミュニティを醸成していく過程から、生活文化に根ざした価値創出を目指してきました。

そん

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創造的な共創の場を生み出す「えんたくん」 〜プロならではのノウハウとは?〜

創造的な共創の場を生み出す「えんたくん」 〜プロならではのノウハウとは?〜

創造的な対話の場をつくるための、ひと工夫できないだろうか。
どんな仕掛けがあると、参加者同士の共創が生まれるか。
グラグリッドでは、どうしたら創造的な場や、共創が生まれるのかを考えながら、ワークショップを設計しています。

ワークショップの目的によって、さまざまなファシリテーショングッズを活用しているのですが、今回は、コミュニケーションツール「えんたくん」を活用した場づくりをしました。

創造的な

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クライアントワークも。地域活動も。グラグリッド的「プロジェクト・ファシリテーター」ってどんな仕事?

クライアントワークも。地域活動も。グラグリッド的「プロジェクト・ファシリテーター」ってどんな仕事?

皆さんは「ファシリテーター」という言葉から、どんな仕事をイメージしますか? ワークショップをリードする人? 言葉は見聞きしていても、その役割はどことなくつかみにくいのではないでしょうか。

そこでグラグリッドでプロジェクト・ファシリテーターとして活動している尾形さんに登場してもらいました。実際にどういった仕事をしているのか、やりがい、そもそもファシリテーションの役割とは何なのか。クライアントワーク

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ワークショップの効果を高める、ワークショップの「場作り」とは?

ワークショップの効果を高める、ワークショップの「場作り」とは?

みなさん突然ですが、ワークショップの「場作り」していますか?

「ワークショップのテーブルって、スライドが見えればいいんでしょ?」
「ワーク内容や、ファシリテーションが良ければOKでしょ?」

そう思っていませんか?

ワークショップの内容や、テーブルの配置も大切ではありますが、ワークの内容をより実感できる場所を探したり、参加者がワークに没入できるような仕掛けをすることで、ワークショップの効果がよ

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インタビュー初体験!〜学生インターンがサービスデザインのワークショップで感じたこと〜

インタビュー初体験!〜学生インターンがサービスデザインのワークショップで感じたこと〜

少しずつ涼しくなり、秋を感じる季節になってきましたね。

今回の記事は、グラグリッドのインターンに参加した渡邉さんによる、ワークショップの体験記です。サービスデザインの基礎を学ぶワークショップにて、ユーザインタビューに触れ、何を感じたのか?レポートしてもらいました。

初めまして。今回の記事を執筆した、金沢美術工芸大学3年の渡邉咲希です!
私は、大学ではデザインの分野を学んでおり、現在はサービスデ

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夏のグラグリッド〜大型サービスデザインのプロジェクトがスタートしました!〜

夏のグラグリッド〜大型サービスデザインのプロジェクトがスタートしました!〜

梅雨が明け、夏本番が近づいていますね。笑門スタヂオも暑くなってきました!
夏のグラリッドは、出張や研修でのお仕事で全国を飛び回っています。また、大型のサービスデザインプロジェクトもはじまりました!

夏のお仕事 サービスデザインのプロジェクトがはじまりました!

7月から12月、6ヶ月間かけたサービスデザインのプロジェクトがいよいよ開始しました!訪問リサーチや対話の会に始まり、様々なアイデア創出と

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