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『Vol.18』 時給が高い外資系IT企業ランキング 2024年4月時点   

割引あり

外資系と言えば、圧倒的な給与水準が魅力です。実際に就活生の中には、GAFAをはじめとした外資系を目指している方は多いのではないでしょうか。一方で、激務、ノルマが厳しい、長く続かない、、そんな不安を抱える人も多いかと思います。実際に、給与水準が高くても内訳が時間外労働であれば、魅力的ではないですからね、、
さらには、企業によっては残業代が出ません。「裁量労働制をとっているから」、「年俸制だから」等の理由で、長時間労働してもパフォーマンスに応じて給与が支払われます。であれば効率重視で働くこともいいかもしれません。

前回の、外資系IT 残業時間調査、から派生して、今回は時給が高い外資系企業ランキングです。

尚、外資系IT企業は営業職のデータを参考にしています。
計算方法は以下の通りです。
条件:
-実働20日と仮定
-コアタイム8h(9-18休憩1hを想定)
平均年収÷12ヶ月÷20日÷稼働時間(8h+1日あたりの残業時間)


(外資系IT 時給ランキング)

時給が高い外資系IT企業ランキング 第25位〜第11位

第25位:トレンドマイクロ|推定時給3,480円
第25位は、トレンドマイクロです。サイバーセキュリティの世界最大手です。PCやサーバー向けのウイルスバスターシリーズなどは、皆さんもお馴染みではないでしょうか。残業時間は22.1h/月と非常に働きやすい環境です。
平均年収は、日系ITと比較すると高いですが、外資系ITの中では低めの水準でした。

第24位:Kyndryl|推定時給3,661円
第24位にランクインしたのは、Kyndrylです。2021年にIBMから分社化してITインフラのサービス提供をしています。分社化したことによって、IBMサービスに捉われない、マルチベンダーのサービス提供をしています。こちらは、残業時間36.4h/月と全体の中では多めの傾向となりました。

第23位:日本HP|推定時給4,107円
第23位は、PCでお馴染みの日本HPでした。PCやサーバーをはじめとして、Arubaと呼ばれるNW製品を提供しています。日本HPといえば、オフィスが超綺麗なことで有名ですね。

第22位:Dell|推定時給4,193円
第22位は、PCでお馴染みのDellがランクインしました。
メーカーとしては珍しく、代理店販売ではなく直販をしています。故に手頃な価格で企業に対してPCやサーバーを提供できる強みがありますが、ここ最近は、クラウド利用の増加に伴い、サーバー部門は斜陽気味です。

第21位:McAfee|推定時給4,456円
第21位にランクインしたのは、McAfeeです。ウイルス対策ソフト、VPNサービスをはじめとした、セキュリティソフトで有名です。残業時間25.7h/月と全体の中では平均的な傾向となりましたが、給与水準は日系ITと比較すると高いですが、外資系ITの中ではやや低めの水準でした。

第20位:日本IBM|推定時給4,559円
第20位にランクインしたのは、日本IBMでした。IBMはITコンサルとして有名ですが、今回のランキングは営業編になります。コンサル編は別の記事で投稿します。結果としては、営業もコンサルもあまり変わらない結果となりました。

第19位:日本オラクル|推定時給4,887円
第19位は、Oracle Databaseでお馴染みの日本オラクルでした。最近はクラウド分野に力を入れており、大量採用している印象がとても強いです。SAP同様に営業職、エンジニア職とは別にコンサルタント職があり、SAP程ではないですが、やはり営業の方が給与水準は高いです。

第18位:Lenovo|推定時給4,942円
第18位にランクインしたのはLenovoです。ThinkPadをはじめとするブランドのPC製品の開発、販売を提供する香港に本社を持つ中国メーカーです。残業時間は41.5h/月と全体の中ではかなり多い結果となりました。とはいえ、月40時間残業の場合、1日平均2時間の残業になるので、19時半には退社できそうです。

第17位:Salesforce|推定時給5,220円
第17位にランクインしたのは、SFAやCRMの覇者、Salesforceでした。会社名の通り、とにかく全国から選りすぐりの営業戦士がこの会社に集まっている印象です。また、面接では自身のアピール動画を提出したりととにかく営業に熱い会社なイメージです。営業の平均年収も高く、実力があれば青天井なことが魅力です。残業時間が42.9h/月と全体TOPの忙しさの為、時給に換算するとそこまで高くはない結果にはなりませんでした。

第16位:Ui Path|推定時給5,391円
第16位は、RPAでお馴染みのUi Pathでした。日本ではまだまだ知名度はそこまで高くないですが、働き手不足や業務効率化において、Excell等の単純作業は今後全てRPAにとって変わります。今後爆発的に成長する市場ですので、ITコンサルでヘトヘトに疲れた方には第2キャリアとしても良いかと、、

第15位:SAP|推定時給5,417円
第15位ランクインしたのは、ERPでお馴染みのSAPでした。
ERPソフトを扱うことから他の外資とは違って、営業職、エンジニア職とは別にコンサルタント職があります。営業は個々の達成率に応じて、インセンティブが大きく跳ねるので平均年収1,247万円と稼げる印象があります。一方で、コンサルタント職は平均年収1,083万円と営業と比べるとやや見劣りします。個人的には、売れている営業はもっと稼いでいる気がします、、

第14位:Bloomberg|推定時給5,561円
第14位にランクインしたのは、アメリカに本拠地を置く、総合情報サービス最大手のBloombergでした。月あたりの残業時間はわずか14.7hと驚異的です。実働月20日と仮定した場合、一日あたりの残業時間はわずか44分です。この勤務体系に対して、これだけの報酬がもらえるのは非常に有難いです。

第13位:Apple|推定時給5,755円
第13位にランクインしたのは、元時価総額世界一のAppleでした。GAFAの特徴で、営業の平均年収よりもエンジニアや開発系の職種の年収が高い傾向にあり、エンジニアの平均年収はぶっちぎりの3,102万円という結果になりました。残業時間は13.9h/月とかなり働きやすい環境なのではないでしょうか。

第12位:ガートナー|推定時給5,788円
第12位にランクインしたのは、世界最大のIT調査アドバイザリ機関のガートナーです。IT外資メーカーとしては、ガートナーのレポートは非常に意識しており、ITトレンドなどは業界全体に大きな影響力を持っています。

第11位:Akamai|推定時給5,897円
第11位は、Web全体のトラフィックの15%から30%の配信の信頼性を高めるサービスを展開している世界最強のCDNでもあるAkamaiがランクインしました。日本ではあまり知られていないですが、インターネット業界では、グーグルやFacebookやAmazon並に大きな存在でもあります。


時給が高い外資系IT企業ランキング 第11位〜第1位

ここまで25位〜11位までを見てきましたが、軒並み給与水準が高いので時給に換算してもかなり高いです。残業時間自体は、日系のITと比較しても同じかむしろ少ないので、かなり効率よく稼げるのではないでしょうか。
果たして、ランキングの後半はどうなるのでしょう??

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