見出し画像

#25 Webライターの単価はなぜ安い?

「Webライターの単価はどうして安いの?」

よくWebライターは「単価が安い」「稼げない」「搾取されている」など聞きます。

どれも事実か?と聞かれればそのとおりです。

しかしやり方次第では、Webライターでも大きく稼ぐことは十分可能です。

ここではWebライターの単価が安い原因について、詳しく紹介していきます。

Webライターの単価が安い原因とは?

Webライターの単価が安い原因は下記のとおりです。

・Webライターの供給過多
・クライアントが相場をわかっていない
・テストライティングが安い
・1記事作成に時間を掛けすぎている
・クラウドソーシングサービスのみを利用している

それぞれ解説していきます。

1.Webライターの供給過多

Webライターの単価が安い原因として、まずWebライターの供給過多が挙げられます。

原因は次のとおりです。

・特別スキルがなくてもパソコンがあれば今すぐできる
・クラウドソーシングサービスの登場により敷居が低くなった

クラウドソーシングサービスの登場によって、Webライターという仕事の認知度が上がったこと。働き方改革、コロナ禍、副業解禁もWebライターの人口が増加している原因として挙げられます。

需要と供給のバランスが崩れると、当然競争率も上がりますね…

ライティング初心者や、とりあえずお金を稼げればと思っている人は、安い案件でも引き受けてしまいます。

そうなると全体の単価相場は当然下がり、負のスパイラルに陥ります。

Webライターの単価が低すぎることは、私が駆け出しの頃からいわれてました。いまだに改善されている実感もありません。

クラウドワークスでライティングの仕事を検索してみると、文字単価0.1円〜0.5円の仕事もたくさんあります。

2.クライアントが相場をわかっていない

クライアント自体がライターの相場をわかっていなくて、安く単価を設定している場合もあります。

クラウドソーシングサービスが登場するまでは、Web媒体のライターの仕事はSOHOや大手求人サイトなどで、それなりの単価で応募されていました。

しかしクラウドソーシングサービスで個人でも仕事を発注できたり、広告媒体の増加によって、Web業界をよくわかっていない人も続々と参入してきています。

予算を掛けずに、外注で安く済ませたいクライアントもたくさんいます。

実際に安い単価でも供給過多によって、すぐに募集が集まってしまうのも事実です。

3.テストライティングの単価が安い

テストライティングの単価はクライアントによって異なりますが、5,000文字で単価500円など格安な場合も多くあります。

クライアントによっては、使用期間中はテストライティングの料金で仕事をすることも…。

悪質な場合は本採用をする気はなく、テストライティングのみやらせて、持ち逃げする場合もあります

クラウドソーシングサービスでの評価が低い、本採用後の報酬が異様に高かったりする場合は注意が必要です。

クライアントの会社概要、募集実績もしっかりチェックしておきましょう。

4.記事作成に時間を掛けすぎている

1記事単価2,000円でも2時間で仕上げれば、時給1,000円にはなります。

しかしライティングの仕事は、まずリサーチから入る場合がほとんどです。リサーチに時間がかかりすぎると、その分仕事が遅れてしまいますね。

ライティングに慣れていないと、文章を書くのも想像以上に時間が掛かります。

単価2,000円の仕事でも、8時間掛かる場合もありえます。

8時間掛かった場合は時給換算で250円です。

クラウドソーシングサービスの場合、そこから手数料が差し引かれるので、時給換算すると更に安くなってしまいますね…。

5.クラウドソーシングサービスのみ利用している

クラウドソーシングサービスを利用した方ならわかると思いますが、Webライティングは単価の安い案件ばかりです。

単価が高く難易度も低そうな案件の場合、応募が殺到しています。

そのため、初心者の場合は単価が安い案件を甘んじて受けるしかなく

「Webライターは単価が安すぎてやってられないよ…」

となってしまいますね。

Webライターの仕事を募集している媒体は、クラウドソーシングサービスだけではありません。

単価の低いWebライターから抜け出すためには?

「結局Webライターは安い単価で働くしかないの?」
「安い単価から抜け出すにはどうすればいいの?」

このような疑問を持たれる方もいるかもしれません。

しかしWebライターでも、やり方次第ではサラリーマン以上の収入を得ることは可能です。

私自身も次の方法で、月収60万円以上達成しています。

・とにかく数をこなす
・専門性を高める
・クラウドソーシングサービスを卒業する

他の記事でも何度も言っていますが、駆け出しWebライターは数をこなすことを意識しましょう

単価2,000円の仕事でも、1日に10記事こなせば20,000円になります。

日給が20,000円なら、月収およそ400,000円は稼げることになりますね。

ただし数をこなすことのみを意識すると、質がおざなりになります。低品質な記事を量産しては、結局仕事を打ち切られることもあります。

さらに特定の分野の専門性を高めることで、単価の高い案件を請け負うことが可能になったり、単価アップも期待できます。

1記事あたりの単価が上がれば収入も跳ね上がります。ぜひ自分の得意な分野を見つけて、専門性を高めましょう。

また安いWebライターから抜け出すためにやるべきことは、クラウドソーシングサービスを卒業して、直接業務委託契約を結ぶことです

クラウドソーシングはシステム手数料が報酬から差し引かれるため、どうしても単価が安くなってしまいますね。

自分で直接営業して業務委託契約を結べば、報酬は丸々自分に入ってきます。慣れてきたらチャレンジしてみましょう。

ちなみに営業する場合は、ホームページでライターを募集していたら応募してみたり、気になるメディアをリストアップして営業する方法があります。

「営業が面倒そう…」と考えてなかなか行動に移せない方も多いと思います。ですが面倒なのは最初だけで、継続して働ける会社を2-3社掛け持ちすれば、それなりの収入を得ることは可能です。

まとめ

ここではWebライターの単価が安い原因について解説しました。

単価が安い原因は次のとおり。

・Webライターの供給過多
・クライアントが相場をわかっていない
・テストライティングが安い
・1記事作成に時間を掛けすぎている
・クラウドソーシングサービスのみを利用している

また、Webライターとして安定して稼ぐための方法についても紹介しました。

Webライターはコツさえ掴めば高収入も十分可能です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
私のnoteでは、今までの経験で培ったノウハウを
随時公開しています。

今後も頑張って更新していきますので、
スキ・コメント・フォローを頂けるとうれしいです!

Webライターのテクニックを詰め込んだ

有料記事をマガジンにまとめました!

1記事ずつ購入するよりお得な値段設定にしています。

「Webライターとして安定して稼げるようになりたい」
「もっと生産性を上げてワークライフバランスを実現させたい」
「質の高い記事を書くための方法が知りたい」

という人に歴6年のライターがノウハウを詰め込みました!

サポートありがとうございます!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わさせていただきます!