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サイエンス×テクノロジー=エンジニアリング

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科学とは「事物の本質を表す体系的な知」であり、技術とは「特定の場面で応用される実践的な知」である。すなわち工学および工業とは「人々にとって有用な構造物や発動機関の設計・組立・運用… もっと読む
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#AR

技術者視点で見るCES 2023

技術者視点で見るCES 2023

1月5日から4日間に渡ってラスベガスで開催された世界最大級の電子機器見本市「CES 2023」。3年振りの本格開催となった今回は、世界173ヵ国から3200を超える企業や団体が出展し、以前の活気を取り戻しました。BASSDRUMからCESに参加した7名のテクニカルディレクターのうち、本日は小川 恭平が注目したプロダクトや展示をご紹介しながら、今年のCESを振り返ります。

メイン会場 LVCC

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【技術解説】Searching for AR Time Machine Content

【技術解説】Searching for AR Time Machine Content

Introduction - はじめにこの記事は、デザイニウムのARエンジニアMatt(@mechpil0t)がどうして『AR Time Macchine』を開発しようと思ったのか、そして普段どのようにコンテンツとなる場所や動画などを探しているのかを解説します。
そもそも『AR Time Machine』って何?と思った方は、ぜひ以下の記事もご覧になってみてくださいね😊

Video - ビデオ

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AR/MRの未来は、「充電する」という行為から解き放たれる世界

AR/MRの未来は、「充電する」という行為から解き放たれる世界

コンタクトレンズ型という超小型ウェアラブルデバイス。その実用化が視野に入ってきたという記事が出ています。

コンピュータが生成した仮想的な物体を視界に表示する技術は、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などを総称してXRテクノロジーとか空間テクノロジーと呼ばれています。このうち製品としての進化が著しいのはVRですが、視界を完全に覆うヘッドマウントディスプレイを使ったVRはエンターテインメントの可能性

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マンガでわかるHCI: 今週のコンピュータサイエンス研究 140字での論文解説 まとめ 6/1-6/7

マンガでわかるHCI: 今週のコンピュータサイエンス研究 140字での論文解説 まとめ 6/1-6/7

このnoteでは、最新のコンピュータサイエンスの研究を140字でゆるく解説しつつ、気になる論文にはこういう研究もあるよ、と似てる研究を紹介しています。

分野の中の人も外の人も、実務で忙しい人もそうでない人も、小学生も大学生も、「なるほど、最先端ではこんなことがおきてるんだな。ふむふむ」と感じてもらえたらと思います。

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しばらく死んでましたが、ぼちぼち再開していきます。(ˊvˋ*)

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コロナウィルスによってAR/VRの可能性に注目が集まる@VR Creators LABO

コロナウィルスによってAR/VRの可能性に注目が集まる@VR Creators LABO

新型コロナウイルスによって外出自粛が余儀なくされており、イベントは中止、飲食店は活動自粛、その他の仕事も在宅勤務を強いられている。こんな時期に注目を集めているのがVR/ARテクノロジー。

この記事を見た方には、今を悲観するのではなく、今こそ重い腰を上げ、生き抜く力を身に着けるため動き出してほしい。自分を、家族を守れるのはあなただけなのだから、今回はコロナで各業界が大打撃を受ける中、注目をあつめ

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自動車業界のARフィルター活用事例|Mercedes・マツダ

自動車業界のARフィルター活用事例|Mercedes・マツダ

こんにちは。AR&メタバース専門メディア「ARマーケティングラボ」です。

この記事では、国内外の自動車メーカーが取り組んだARを活用したマーケティング事例についてご紹介していきます。

自動車業界のAR活用事例①Mercedes@InstagramMercedesbenzは公式InstagramのアカウントにてARを6種も展開。

特にドライバーのヘルメット内に自分の顔が表示されるARでは、首を

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ARの業界年表【10年分まとめ】

ARの業界年表【10年分まとめ】

こんにちは、Graffityの森本です。普段私たちは「ARバトル」と呼んでいるARシューティングゲームを開発しています。今回は、世界のAR業界年表を10年分まとめたので、公開します。

AR業界年表 2011-2020

まとめコメント

2012年に「Google Glass」が発表され、ARグラスに多くの注目が集まったものの、2015年に開発終了となりARグラスはハイプサイクルの幻滅期を迎えま

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xR(VR/AR/MR)を将来の都市にどう活かすか

xR(VR/AR/MR)を将来の都市にどう活かすか

はじめまして。morioです。
とある会社でxRの研究をしています。
これは私にとって初めてのnote投稿です。

私がxRに興味を持ったのは、レゴのARカタログを見て「これは面白い!自分で作ってみたい!」と思ったことがきっかけです。
それから4年ほど経ち、業務としてAR/VR/MRの未来を考えるようになった今、これからのxRに私が何を期待しているのか、xRで何が提供できると考えているのか、最近考

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ARをどう使うのか?

ARをどう使うのか?

ついに出ましたね、HoloLens 2。

今回のバージョンアップはかなり好意的に受け止められているようですが、そもそもこういうデバイスはどういう領域で使われるものなのでしょうか?

こういったAR/VR/MRテクノロジーの使い方としてエンターテイメント領域が注目されがちですが、セキュリティという面でも注目されてきています。

これはCitiグループが発表したHololensを活用した株式取引シス

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気がつけばすごいことになっていたChinese New Year 2019

気がつけばすごいことになっていたChinese New Year 2019

先日、中国春節(旧正月)がありましたが、何気なくその模様を見ていると、その演出がすごいことになっていました。

こちらは西安の様子

新年のビデオを探せながったのですが、こちらは深センの街中で、こういったようにビル全体をライトアップしながら、そこに3Dのドローンが飛び回っていたようです。

こんな感じのヤツですね。

さらにすごいのは年越しのテレビ番組で、いろんな都市で紅白歌合戦的な番組があるらし

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あなたはメタヴァースの中で生活できますか?

あなたはメタヴァースの中で生活できますか?

世界で2億人以上がプレイする人気ゲーム、フォートナイトの中で先日ライブイベントが開催されて人気を博したそうです。

こんな感じで、

確かに自分の好きな世界の中で、好きな仲間と好きな音楽を楽しむというのは、なかなか楽しそうです。

これを見ながら、この世界観がバーニングマンに似ているなあと感じていました。

バーニング・マンは、アメリカ北西部の人里離れた荒野で年に一度、約一週間に渡って開催される。

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ARはリア充のためにあるのか?

ARはリア充のためにあるのか?

最近のTech Trendのトピックの中に興味深いテーマがありました。

こちらの@masahirosameshimaさんがまとめられている記事の中で、AR/VRについて

AR周辺のアプリが持つ可能性に期待している。家庭でも職場でも用途は発展するだろう。でも、VRの方がはるかに発展すると考える。ARの方が可能性があると主張する人々は、「テクノロジーの世界と日常が融合する未来は、完全な人工物である

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