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チンチリレンの替え歌
チンチリレンといえば、長唄「京鹿子娘道成寺」や「吉原雀」で使われる、支度のためのツナギの合方です。
合方というのは、歌がない、伴奏だけの部分、現代曲でいうところの、「間奏」にあたります。
そのチンチリレンの合方には、唄があるというのを昔聞いたことがありましたので,改めて調べてみました。
すると、チンチリレンの替え歌は、東明流の創始者・平岡吟舟が座興で作ったそうで、これを杵屋栄蔵が手元に保管して
文楽をささえた「夏祭浪花鑑」
中華料理屋さんで「冷やし中華はじめました」の貼り紙を見ると夏が来たことを感じるように、文楽ファンのかたは、公演チラシに「夏祭浪花鑑」とでると、夏を感じるのではないでしょうか。
今回は、「夏祭浪花鑑」が夏の定番となるほどの人気作になった裏側をご案内いたしましょう。
歌舞伎なきがごとし 「夏祭浪花鑑」は初演当時から大評判でした。文楽隆盛の時代について、入門書には「“歌舞伎なきがごとし”といわれた時
深掘り文楽①頭巾・出遣い
国立文楽劇場では、夏休み文楽公演がはじまりましたね。
文楽の人形といえば、一体の人形を3人で操る「三人遣い」が特徴です。三人で操ることで、まるで人間のような、繊細な動きができます。
この三人は分業で、人形の顔「首(かしら)」と右手を操る「主遣(おもづか)い」と、人形の左手を操る「左遣い」、足を操る「足遣い」に分かれます。
この文楽は、他の人形劇とちがうのは、人形遣い、とくに、主遣いが顔を出して
歌舞伎・文楽のプロが全力!ショートムービー紹介
古典芸能・伝統芸能って、お堅いイメージありませんか?一度観たらそんなことないって、わかるのですが、その「一度」を体験するのに勇気がいったりしますよね。何事もはじめて、って緊張します。
その緊張を上回る「観たい!」という欲望があれば、観に行っちゃうんじゃないですか?
そこで、今回は、歌舞伎・文楽のお堅いイメージがなくなる!?本家のご本人たちがムービーをご紹介いたしましょう。
歌舞伎俳優が本気でカ
はじめての歌舞伎〜お食事 編 (下)
お食事編も第3回目となりました。いよいよ、大詰め(かな?)です。
今回は、お弁当の適正サイズ、弁当置き場といった、行かないとわからない困りごとに注目した記事となっています。
実際の座席写真とともにどうぞ!
お弁当は一段がベストお弁当ってサイズ、段数いろいろありますよね。
おいなりさんと巻き寿司が入った、助六寿司のような小さいものから、一段目におかず、二段目に季節のごはんが入った二段折弁当など
はじめての歌舞伎〜お食事編 (中)〜
歌舞伎公演は、お食事もたのしみのひとつ。
昼夜の二部制の場合、一部あたりの公演時間は約3時間。途中、お食事をとるための休憩時間も用意されています。
お食事は劇場併設のレストランで食べてもよし、座席でお弁当を食べてもよし。
あなたは、レストラン派?お弁当派?どちらでしょうか。今回は、座席で食べるお弁当を深掘りします。
お弁当はどこで買う?どこで買うのか、どれぐらいの値段のものがあるのか知ってお
はじめての歌舞伎~お食事 編 (上)~
三月も後半となり、すこしあたたかい季節になりました。東京・京都など、あちこちで歌舞伎公演が行われています。
「春めいてきたし、桜見がてら、劇場に行ってみようかな」
まだ今月の歌舞伎、間に合いますよ!
そんなあなたに向けた、劇場での過ごし方〜お食事編〜をお届けします。
歌舞伎公演は3時間が基本で、休憩時間30分この見出しをみて、え!?公演時間、ながっ!!と思われた方がいるかもしれません。
歌舞伎