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趣味を仕事に、仕事を趣味にがモットーのサラリーマン。自動車エンジニアのFalconです…

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趣味を仕事に、仕事を趣味にがモットーのサラリーマン。自動車エンジニアのFalconです。 乗り物・創作物・海外生活を中心に情報発信予定です!

記事一覧

不朽の名作!R4 RIDGE RACER TYPE4 最後のデビルカー?

最後の1台伝説のレースゲームR4の世界では、日、米、伊、仏の架空メーカーから各19車種(同一車種クラス違い含む)が用意され、そして4つのチームごとにセッティングが異な…

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4か月前
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2023年フォーミュラとプロトタイプのレース結果を振り返る

今年ももう大晦日なので(日本は既に新年かな?)、今年熱心に取り組んだレース観戦結果を振り返ってみます。 昨年4月にオンロードにおける世界的TOPカテゴリーのF-1、WEC、…

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8か月前
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行ってきましたINDY500 2023!世界規模のレースを生観戦

こんにちは北米在住、なんちゃってモータースポーツファンのFalconです。 2023年!ついに念願かなって世界三大レースのひとつ、全米最大のレースイベントINDY500を生観戦し…

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1年前
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2023年レースカレンダーを本気で作ってみた!

こんにちは!北米在住にわかモータースポーツファンのFalconです。 今年はテレビやネット配信をちゃんと見て、時には実際にサーキットでリアル観戦もして、「にわかファン…

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1年前
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INDYCARはオーバルコースが見どころ!2023第二戦テキサス

こんにちは、北米在住のにわかモータースポーツファンのFalconです。 インディカーレースの最大の特徴であり、醍醐味でもあるオーバルレースがテキサスで開催されました! …

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1年前
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2023INDYCARシリーズ開幕!

こんにちは、北米在住のにわかモータースポーツファンのFalconです。 記事にするのが遅れましたが、2023年のインディーカーシリーズが開幕しました! 今年は、日本人ヒー…

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1年前
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北米でのEVレーシングカートに電気自動車の未来と闇を見た!

北米駐在生活中の車屋Falconです。 駐在先の職場で小規模なゴーカートイベントが開催されたので、遠い昔にカートにハマったことのある私は迷わず参加しました! 当日はあ…

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1年前
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デイトナ24時間アキュラ優勝!耐久レースの魅力

北米ではスポーツカーレースの最高峰IMSAシリーズが開幕し、週末その第一戦『デイトナ24時間耐久レース』が開催されました。 日本勢としては、とても喜ばしい『アキュラARX…

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1年前
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テスラは何故、EV電気自動車の先駆者と成りえたのか?

こんにちは北米在住のエンジニア、ファルコンです。 Noteで初めて、趣味ではない少し真面目なコラムを消費者目線で書いてみました。 テスラの成功は消費者や市場、技術的…

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1年前
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ミニ四駆を科学する#05 転がり抵抗を極める

ミニ四駆に限らず物体を速く走らせる(飛ばす)には、動力源のパワーアップと共に物体に掛かる抵抗を減らす事も有効です。 抵抗が少なければ小さい力(非力なモーター)でも速…

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1年前
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ミニ四駆を科学する#04 モーター特性を把握する

※モーター回転数計算ミスを修正、タイヤ直径修正&ギア変更実験追加(2023 1/17) 前回、ある程度軽量化してもオーバルコースではタイムが改善されない不思議な事象が発生…

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1年前
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HOT WHEELS を集めてみる in USA

せっかくの北米暮らし、何か北米ならではの物を集めようと思い、車好きにはたまらない海外のミニカーを集めることにしました。 とはいえ無駄使いもほどほどにしたいので、…

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1年前

ミニ四駆を科学する#03軽量化効果を検証

今回は前回の重量に引き続き、実際に軽量化するとどの程度効果が得られるか実走テストで検証してみようと思います。 ◇重量影響の検証方法 #01で紹介しているノーマルの

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1年前
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ミニ四駆を科学する#02 重量について

移動する全ての物体において質量(重量)はとても大切。特に速さを競う物にとって軽さは加速にもコーナリングにも大きく影響する非常に重要な要素である事は一般的によく知ら…

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1年前
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ミニ四駆を科学する#01ノーマルの実力平均速度はどの程度?(データ修正済)

せっかく大人になってから再開したミニ四駆なので、今後少しづつ自作コースとミニ四駆を使ってあれこれ考えながら科学的な考察していきます。 まずは何をするよりも実験し…

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1年前
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不朽の名作!R4 RIDGE RACER TYPE4 デビルカー紹介

Grand prixモードをクリアすると現れる『Extra trial』。そこで1対1のバトルの相手をしてくれるのが反則的な速さの『デビルカー』である。 その速さは折り紙付きでデビル…

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1年前
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不朽の名作!R4 RIDGE RACER TYPE4 最後のデビルカー?

不朽の名作!R4 RIDGE RACER TYPE4 最後のデビルカー?

最後の1台伝説のレースゲームR4の世界では、日、米、伊、仏の架空メーカーから各19車種(同一車種クラス違い含む)が用意され、そして4つのチームごとにセッティングが異なるため、19車種 x 4メーカー x 4チームで、合計304台のレースカーが存在する!

さらにこれに加え、Extra trialで獲得できるデビルカーが各メーカー x 各チームごとに存在しているため、304台に16台が追加され、登場

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2023年フォーミュラとプロトタイプのレース結果を振り返る

2023年フォーミュラとプロトタイプのレース結果を振り返る

今年ももう大晦日なので(日本は既に新年かな?)、今年熱心に取り組んだレース観戦結果を振り返ってみます。

昨年4月にオンロードにおける世界的TOPカテゴリーのF-1、WEC、INDY、IMSAのレースカレンダーを作り、生観戦、TV観戦、ネットでHighlight確認をしてきました。

特に今年注目したのはWECとIMSA。新しいレギュレーションにより各々に同じマシンがエントリできるようになり、6月

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行ってきましたINDY500 2023!世界規模のレースを生観戦

行ってきましたINDY500 2023!世界規模のレースを生観戦

こんにちは北米在住、なんちゃってモータースポーツファンのFalconです。
2023年!ついに念願かなって世界三大レースのひとつ、全米最大のレースイベントINDY500を生観戦してきました。

今年は伝統のINDY500で2度優勝しているオーバル職人の佐藤琢磨選手が名門チップガナッシから参戦し、フリー走行や予選でも好タイム(実はINDYではLap timeではなく3週の平均速度mphで順位を決める

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2023年レースカレンダーを本気で作ってみた!

2023年レースカレンダーを本気で作ってみた!

こんにちは!北米在住にわかモータースポーツファンのFalconです。
今年はテレビやネット配信をちゃんと見て、時には実際にサーキットでリアル観戦もして、「にわかファン」から「そこそこファン」へステップアップを目指しています。

そんな私が抑えておきたいシリーズは主に以下の4つ。

・IMSA:北米におけるスポーツカーレースの最高峰 デイトナ24hが有名
・WEC:世界耐久選手権 耐久レースの最高峰

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INDYCARはオーバルコースが見どころ!2023第二戦テキサス

INDYCARはオーバルコースが見どころ!2023第二戦テキサス

こんにちは、北米在住のにわかモータースポーツファンのFalconです。
インディカーレースの最大の特徴であり、醍醐味でもあるオーバルレースがテキサスで開催されました!
テキサスも遠いので今回もTVでの生中継観戦です。

今回はオーバルなので佐藤琢磨選手も参戦!予選6位,3rd rowからのスタートなので一段とTV画面を見る目に力が入ります。
オーバルは速すぎて目が追い付かない・・・

テキサスはシ

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2023INDYCARシリーズ開幕!

2023INDYCARシリーズ開幕!

こんにちは、北米在住のにわかモータースポーツファンのFalconです。
記事にするのが遅れましたが、2023年のインディーカーシリーズが開幕しました!

今年は、日本人ヒーローの佐藤琢磨選手が名門チップガナッシに移籍するも、オーバルコース専属ドライバーと言う事で、第一戦セント・ピーターズバーグは日本人選手不在の少々寂しいスタートとなりました。

第一戦はフロリダのリゾート地のダウンタウンと飛行場の

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北米でのEVレーシングカートに電気自動車の未来と闇を見た!

北米でのEVレーシングカートに電気自動車の未来と闇を見た!

北米駐在生活中の車屋Falconです。
駐在先の職場で小規模なゴーカートイベントが開催されたので、遠い昔にカートにハマったことのある私は迷わず参加しました!

当日はあいにくの大雨でベビーウェット。延期ですか?と同僚に尋ねると、『屋内の電動カートだからNo problem!』とのこと。

久しぶりのカートに心弾ませていた私は安心すると共に、「えっ『屋内?』『電動?』とはいったいどういう事??もしや

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デイトナ24時間アキュラ優勝!耐久レースの魅力

デイトナ24時間アキュラ優勝!耐久レースの魅力

北米ではスポーツカーレースの最高峰IMSAシリーズが開幕し、週末その第一戦『デイトナ24時間耐久レース』が開催されました。
日本勢としては、とても喜ばしい『アキュラARX-06』が1-2フィニッシュで幸先良いスタートを切りました!

★IMSAのマシン今年から北米IMSAシリーズのトップカテゴリーはDPiからGTPと名を改め、各マシン共通のハイブリッドシステムを初めて搭載しています。
その他、クラ

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テスラは何故、EV電気自動車の先駆者と成りえたのか?

テスラは何故、EV電気自動車の先駆者と成りえたのか?

こんにちは北米在住のエンジニア、ファルコンです。
Noteで初めて、趣味ではない少し真面目なコラムを消費者目線で書いてみました。

テスラの成功は消費者や市場、技術的背景をしっかり見極めたビジネスの結果であることは疑いようがありません。

一方、EVを国策として推し進める中国・北欧を除き他の市場では世間が騒いでいるほどEVの普及が進んでいるように見えません。特に日本は顕著です。
EVに対し、昨今の

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ミニ四駆を科学する#05 転がり抵抗を極める

ミニ四駆を科学する#05 転がり抵抗を極める

ミニ四駆に限らず物体を速く走らせる(飛ばす)には、動力源のパワーアップと共に物体に掛かる抵抗を減らす事も有効です。
抵抗が少なければ小さい力(非力なモーター)でも速く走れるかもしれないし、使うエネルギーも少なくて済み電池も長持ちするかもしれません。

そこで今回はミニ四駆にかかる走行抵抗について調査します。 #05ではまず低い速度から影響が出る 『転がり抵抗』を取り上げます。

◇そもそも走行抵抗と

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ミニ四駆を科学する#04 モーター特性を把握する

ミニ四駆を科学する#04 モーター特性を把握する

※モーター回転数計算ミスを修正、タイヤ直径修正&ギア変更実験追加(2023 1/17)

前回、ある程度軽量化してもオーバルコースではタイムが改善されない不思議な事象が発生しました。

疑わしい事象は以下の2つ。

・モーターが最高回転数に当たっている
・走行抵抗(速度依存なので主に空気抵抗?)が実は異常に大きい

そこで今回はまずモーター回転数から確認していきます。

◇オーバル走行時のモーター

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HOT WHEELS を集めてみる in USA

HOT WHEELS を集めてみる in USA

せっかくの北米暮らし、何か北米ならではの物を集めようと思い、車好きにはたまらない海外のミニカーを集めることにしました。
とはいえ無駄使いもほどほどにしたいので、お手頃価格の『HOT WHEELS』をコレクションすることにしました。

★HOT WHEELS ホットウィールとは
アメリカのマテル社のミニカー。
サイズ的にはトミカとほぼ同じで種類は豊富。実車を模擬したものや、オリジナルデザインの車、ス

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ミニ四駆を科学する#03軽量化効果を検証

ミニ四駆を科学する#03軽量化効果を検証

今回は前回の重量に引き続き、実際に軽量化するとどの程度効果が得られるか実走テストで検証してみようと思います。

◇重量影響の検証方法 #01で紹介しているノーマルのエアロアバンテと自作テストコース (テクニカル&オーバル)を使い、ラップタイムを計って比較します。

まずは重量以外の要素の影響を最小限にするため、シャーシとボディの隙間にコインを乗せることで重量を意図的に増して寄与度を調べます。
こうす

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ミニ四駆を科学する#02 重量について

ミニ四駆を科学する#02 重量について

移動する全ての物体において質量(重量)はとても大切。特に速さを競う物にとって軽さは加速にもコーナリングにも大きく影響する非常に重要な要素である事は一般的によく知られています。ミニ四駆においても基本同じハズ。
まずは物理学の観点で重量の影響度を見てみましょう。

①式は「加速性能を高めるには、駆動力を高めるか抵抗を減らすか、あるいは重量を減らす」と言うイメージ通りの式になっています。
加速度と重量の

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ミニ四駆を科学する#01ノーマルの実力平均速度はどの程度?(データ修正済)

ミニ四駆を科学する#01ノーマルの実力平均速度はどの程度?(データ修正済)

せっかく大人になってから再開したミニ四駆なので、今後少しづつ自作コースとミニ四駆を使ってあれこれ考えながら科学的な考察していきます。
まずは何をするよりも実験し、正しくデータを得ることが大事。
そこで分析し易いデータを得るため、テストコースを増設しました。

今回増設した外周のオーバルコースは2本のストレートとコーナー2個からなり、タミヤ公式のコース幅115mmより少し広めの幅としました。
北米で

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不朽の名作!R4 RIDGE RACER TYPE4 デビルカー紹介

不朽の名作!R4 RIDGE RACER TYPE4 デビルカー紹介

Grand prixモードをクリアすると現れる『Extra trial』。そこで1対1のバトルの相手をしてくれるのが反則的な速さの『デビルカー』である。
その速さは折り紙付きでデビルの名に恥じない驚異的スピードで、アッと言う間にプレーヤーを抜き去って行く。
デビルは各メーカー毎に1車種ごと存在し、プレーヤーの選択したマシンのチームに応じ、ボディカラーの異なるデビルカーが各々のホームコースで待ち構え

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