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■大河ドラマ『光る君へ』感想まとめ―誰の心にも「光る君」はいるのだと

えりたです。

大河ドラマ『光る君へ』30話を超えました。第31話の予告「いづれの御時にか…」というセリフも聞かれ、いよいよ後半戦へ向けて走り出すようです。

私自身、第1話から毎週感想記事を書き綴ってきました。映像を見ることに慣れていなかったり、また、途中退場が分かっていた「中関白家」推しであったりと、挫折する理由には事欠かない状態での出発でした。

が、なんとか第30話まで毎週飽くことなく、書き続けられています。

しかも、のちの「紫式部」であるまひろと、彼女の後援者で時の最高権力者でもある藤原道長に、毎週ほとんど触れることなく、ひたすら「中関白家」を推し、藤原公任さまや一条天皇に目を輝かせ、彰子さまに萌え散らかしているのです。

定子さまさえ身罷られた第29話では、まさかの6000字超え。まさに「私の明日はどっちだ?」な道を突き進んでいます。

というわけで、今回はそんな記事たちを一つにまとめ、総集編を編んでみました。あの話、どんなだったっけ?と思い出すよすがに、あるいは、このサブタイトルはどこから? を探す旅に、よろしければお付き合いください。



■大河ドラマの感想と関連する旅の記事たち

■第1話「約束の月」―中関白家と円融天皇と

定子さま爆誕に喜び、既に勃発している両統迭立に萌える。

■第2話「めぐりあい」―史実と創作の狭間にある執念を

第1話ラストの省察と、花山天皇トレンドになる世界線を楽しむ。

■第3話「謎の男」―但し、イケメンに限る

お健やかな定子さまと、帚木巻を地で行く超公任さまなお姿にふるえる。

■第4話「五節の舞姫」―ちょっとした冒険だな…アタック!

摂関家の嫡流を乗っ取る意気込みと、花山天皇の緊縛プレイが絡み合う。

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅①―スペシャルトークショーへ行ってきました

ききょう姉さまがたいへんにかわいらしかったです♡

■第5話「告白」―フラグを立てるイケメンと桃太郎侍をめざす帝

「兼家―道隆―小千代」ラインが、このころにはまだありました。

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅②―大河ドラマ館へ行ってきました

びわ湖大津の大河ドラマ館へ赴いたときのお話です。

■第6話「二人の才女」―脱いだらすごいイケメンと、理想を持ち信念に生きるお兄ちゃん

清少納言さま爆誕と、予告編で沸く民たち。

■第7話「おかしきことこそ」―緊縛する愛情とド直球な本音を炸裂させるイケメン

策略家に変貌した道隆さまと、部活終わりのイケメンたちに悶える。

■第8話「招かれざる者」―壺拭くお兄ちゃんと「シムラうしろ!」な花山帝

戦隊ヒーローは陣定に降臨し、帝は策略の沼に引きずられ始める。

■第9話「遠くの国」―明日から本気出す

「『遠くの国』の意味!」とみんなで叫んだあの日。

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅③―越前 大河ドラマ館へ行ってきました

越前で開館した、大河ドラマ館へ行ってきました♡

■第10話「月夜の陰謀」―新時代はこの未来だ

「奉る」を付ければ大概許されると思っているらしい、嫡流奪取の物語。

■第11話「まどう心」―フラグを立てるイケメンはここにもいました

定子さまのご成長を寿ぎ、花山法皇は超法力を発揮する。

■第12話「思いの果て」―むしろ「フラグ回収の果て」なイケメンの行く末を

「安和の変」をアツく語り、嫡流の交代に涙する。

■第13話「進むべき道」―終わりのはじまりと、ドロ舟に乗るイケメン

定子さまの入内姿に萌え散らかし、朗らかで穏やかな時間を堪能する。

■第14話「星落ちてなお」―白い袍の関白さまなアクスタをください

道隆さまの関白就任を祝したアクスタが欲しいだけの日々でした。

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅④―宇治 大河ドラマ館へ行ってきました

宇治に開館した大河ドラマ館へ行ってまいりました。これで3館制覇♬

■第15話「おごれる者たち」―祇園精舎のアクスタは諸行無常をぶった斬る

「うるわし男子列伝」はここから始まりました。

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑤―パブリックビューイングへ行ってきました

人生初のパブリックビューイングへ。財前直見さんがとっても寧子さまでした♡

■第16話「華の影」―キャッキャウフフなイケメンからしか摂れないビタミン

キャッキャウフフと戯れた雪の日を今も忘れられずにいるのです。

■第17話「うつろい」―今日をかぎりの命ともがな

日本史上の最推しである道隆さまが天に召されました(号泣)

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑥―国宝「道長の経筒」に会いに行ってきました

大津市歴史博物館へ行ったときのお話です。

■第18話「岐路」―兄ってやつはどいつもこいつも

健気にがんばる定子さまと、一条天皇のまつげの長さ。

■第19話「放たれた矢」―「来ちゃった♡」と宣う白馬な王子と風雅に生きるイケメン

定子さまを慈しむ一条天皇を置き去りに、中関白家の兄弟たちは矢を放つ。

■第20話「望みの先に」―コントの先に推しがいた

長徳の変が勃発し、定子さまは思い切りよく出家する。

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑦―びわ湖/におの浜へ行ってきました

まひろっちが越前へ向け、出発したあたりのお写真を載せました。

■第21話「旅立ち」―あなたの一日が終わるときに、そばにいるね

『枕草子』が生まれたせつなさと、涙にくれる一条天皇のくるしみが交わるとき。

■第22話「越前の出会い」ー一目見んとぞただにいそげる

定子さまは未来を見据え、公任さまは鸚鵡に翻弄される。

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑧―紫式部公園へ行ってきました

越前にある紫式部公園へ行ったときのお話です。寝殿造を体感できるすてきな場所でした。

■第23話「雪の舞うころ」ー「ありがとう」って伝えたくて、あなたを見つめるけど

この時点での「皇統」について、めちゃくちゃアツく語っています。両統迭立はまだ続くのです。

■第24話「忘れえぬ人」―「寒いね」って言ったら「寒いね」って聞こえるしあわせ

一生に一度のわがままを炸裂させた一条天皇。この時間だけが彼の幸せで。

■第25話「決意」―そして、僕は途方に暮れる

龍笛を奏でる公任さまの指に萌え、一条天皇は悲恋を予感させる。

■大河ドラマ『光る君へ』を巡る旅⑨―紫式部さんに会いに行ってきました

あちこちにある紫式部さんの像を巡りました。

■第26話「いけにえの姫」―少女たちは自らの足で堂々と荒野を歩む

一条天皇は「一生のお願い!」で天変地異を起こし、彰子さまは入内する。

■第27話「宿縁の命」―たとえば、君がいるだけで心が強くなれること

敦康親王が産まれたことで、両統迭立はさらに混迷の度合いを深める。

■第28話「一帝二后」―私の半分はあなたで、そして、あなたの半分は私でできていたのね

定子さまのご最期は、ききょうさまの愛に包まれていた。

■第29話「母として」―今でもあなたは私の光

彰子さまが笑った!

■第30話「つながる言の葉」―明日を夢見ることは誰にだってできるから

イケメンの汗ばむ首筋に全力で萌え散らかす。

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というわけで、30話分の感想記事関連する旅の記事をまとめてみました。一言感想を書くために、ざっくり読み返してみましたが、私の興味が、

■この時代の両統迭立な駆け引き
■中関白家の栄枯盛衰

この二つであることが明確に(笑)
背景にあるものや物語の深層部分を気持ちの赴くままに掘っていますので、これからの物語をさらにおもしろく見ていただけるヒントが満載だと思います。

また、こちらの記事も参考になるのではないでしょうか。

■大河ドラマを深掘りするための参考本

■あなたの「光る君」はだれですか―紫式部『源氏物語』

紫式部の書いた世界的古典である『源氏物語』についての記事です。

■今ひとたびの逢ふこともがな―ビギナーズ・クラシックス版『百人一首』

ドラマのなかで幾つか詠まれる和歌は『百人一首』にも掲載されています。

■歴史上の人物の日常を垣間見る―藤原道長『御堂関白記』について

藤原道長の日記『御堂関白記』。直筆部分も残っており、その書きぶりに彼の人物像が表れています。

■『大鏡』への愛を語る-1000年の時を繋いで私の心を照らす-

歴史物語である『大鏡』で語られた出来事も、ドラマのなかで描かれています。

■昔語りはわれのみやせん―ビギナーズ・クラシックス版『和泉式部日記』

第30話で颯爽と登場した「あかね」=和泉式部が綴った日記です。


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これらの記事は以下のマガジンにまとめてあります。

■えりたマガジン

こちらのマガジンには、わたくしこと「えりた」の書いた有料記事―たとえば、書籍紹介や大河ドラマの感想、エッセイなど―が全部収納されています。

また、大河ドラマ関係の記事はこちらにまとめてあります。こちらも随時記事を追加していきます。

■大河ドラマ『光る君へ』を100倍楽しく見るために

■【えりた書店】


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これからも、大河ドラマ『光る君へ』をご一緒に楽しめたらうれしいです。んじゃ、また。

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