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その土地に文化が根付くことで開く花
「山ノ栞」というサブレを30年近く製造、販売してきました。
少々、もろく割れやすい生地ですが(笑)、私の自信作です。
昨年春に東海環状線の御嵩可児インター近くにある恵那川上屋咲久舎店の裏に、サブレのライン工場を建設し、稼働が始まりました。
このサブレ(山ノ栞)は製造工程で割れることは稀なのですが、店に搬入する度に数枚割れてしまいます。
悩みに悩んだ挙句、味を優先するために配合は変えず、今も
若き日に見た恵那川上屋のあるべき姿
先月の「気づき」の続きです。
※前回の内容は こちらからご覧いただけます。
体に鞭を打ちながら蓄えたお金とユーレイルパス(ヨーロッパ各地の列車を利用できる鉄道チケット)、国際ユースホステル会員証(世界80カ国にあるユースホテルを経済的な宿泊料金で利用できる会員証)を持ち、フランスに渡り、そこで様々なお菓子屋さんを回り見分を広げていきました。
そんな中、多少の仕事もさせてはいただいたのですが