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「流されるというよりは、日常を感じたい。」
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【書かないことへの罪悪感も薄れていった頃、そろそろと思い、こうしてまた時が戻ったみたいに書き始める。
平気で書かずにいたこの数ヶ月もの間、人生の転機と信じている出来事があって、私は些細なことを特別に思ってしまう癖があり、3年連続で『今年は特に』と年末振り返っている。今年の末もそうなるだろうか。
最近あるモデルがSNSで
「自分は日常に流されるようにして生きている。あ
AirPods Proをもらったはなし
先日誕生日を迎え、そのお祝いだと言ってAirPods Proをプレゼントしてもらい、はしゃいだのが昨夜の出来事である。
たった昨日まで、せっかちなわたしは片耳にイヤホンをかけて音を聞きながら、犠牲にされたもう片方のコードだけに頑張らせて、どうにか元どおりにしたところでやっと十分に聴けた。
それが不便とも疑わず、なぜなら世の中にはもっともどかしいと感じていることがわたしには検討がついていたからだ。
近所の運動場のはなし
わたしはいつも何かを考えて生きているタイプではないので、もちろん頭が空っぽの時間もあるし、なんなら割合は五分五分だ。
いや、もう少し、6対4くらいには。
口にしてから改めて考えて、訂正することもよくあり、誰も気に留めていないのは承知の上に、わたしが許してくれないのだ。
晴れた日曜日。
なんの予定がないことも気にならないくらい気持ちが軽かった。なんかいいことあったっけ、と思ったけれども、姪っ子(生
ついむきになったはなし
私は些細なことで胸が苦しくなる節があり、身の周りのどうだっていいことにも、ついむきになってしまうこの性格だ。
一体どこでどんな経験がこうさせたのか。
まあまあ愚問だ。
今日は雨予報だったのでのんびり起きたのに(いつも通り)カーテンを開けて世の中を覗くと、なんてこった!洗濯物、いけそうじゃんか。
なんだか騙されて損をした気分だった。結局起きた時間はいつも通りなのに、話が違うではないか!と、もう独り
信号待ちをする兄弟のはなし
べつに急いでいるわけでもなく、なんなら時間を手持ち無沙汰にしていたし、運動も兼ねて散歩に出掛けた。
信号のライフが減るのを見つけて、飛びついたように、だけど周りには悟られないように助走から早歩きして渡るわたしだ。
駆け込み乗車をした時に、なんだか小っ恥ずかしくて飛び乗ったドアの2つ先のドアまで歩く羞恥心とよく似ている。
というか同じだ。
そうならないための、早めの早歩きなのだ。
わたしがそう