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それぞれの生と死

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周囲のさまざまな生きざま、死にざまについて書きます。
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ゴミ屋敷整理で救われた命!

ゴミ屋敷整理で救われた命!

一昨年に亡くなった一人暮らしの親戚、B子さん(姑の弟の嫁)が住んでいた家。
玄関前の庭は、雑草が生い茂りすぎて「森」になっていました。

夏にシルバーセンターに頼んで草刈りをしてもらったのに……
鎌で草や木の枝を切りながらやっと玄関までたどり着きました。

1階リビングは、とてもきれいにしています。
毎週5、6人のお友達が来られて、趣味の手芸を楽しんでいたからです。

ところが……

2階はゴミ屋

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おばあちゃんは4番目の奥さん

おばあちゃんは4番目の奥さん

父方の祖父は、自分の思いに反して4回も結婚しました。
1番目、2番目の奥さんは、姑に(祖父の母・私の曾祖母)気に入られず、追い出されてしまいました。

3番目の奥さんは病死でした。

そして最後、4番目の奥さんが私の祖母です。

祖母は、前に1度結婚していました。

私の実家の父の話によりますと、
元夫は根っからの女好きで、新婚当初から女遊びが絶えなかったとか……
やがて祖母は性病を移されてしまい

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結婚4回!孫娘に打ち明けた昔話

結婚4回!孫娘に打ち明けた昔話

私の両親は共働きでした。
幼稚園児の頃から家で待ってくれているのは、同居していた父方の祖父でした。(私が通っていた幼稚園はお迎え不要で、集団で帰宅していました)

祖父は毎日玄関まで出てきてくれました。

「お~帰ってきたか。美味しい菓子があるよ。」

祖父の部屋に入ると、煎茶と和菓子を用意してくれていました。
当時私は、ほぼ毎日和菓子を食べていました。
今でもケーキよりも「あんこ」派です。

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水餃子で祝う母の実家のお正月♪ひいおじいちゃんの話

水餃子で祝う母の実家のお正月♪ひいおじいちゃんの話

母の実家は、親戚が集まる日には必ず「水餃子」を作って食べる家でした。

お正月は日本のおせちも少しはありましたが、やはりみんなで水餃子を作りました。

母方の曾祖父が、中国のお友達から習ったのだそうです。

曾祖父は南満州鉄道(満鉄)の駅長をしていました。

静かで優しいおじいちゃん、目ヂカラはとても強いひとだったと、子ども心に記憶しております。

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曾祖父が

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