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見える道具、見えない道具
子どもの頃。、父に双眼鏡を買ってもらいました。のぞいて見ると遠くの店の名前がとてもよくわあります。都バスの運転手がどこを見て運転しているかわかるなどすごい「道具」なのがわかります。双眼鏡は、ふだん見えないものが「見える道具」と言えるでしょう。他方、学校の役割として子どもたちの頭の中に「見えない道具」を作っていくことがあります。それは「ものの見方・考え方」と言われるものです。ひとつ嘘をつけばそれをご
もっとみるゾウさん その1(自己肯定感)
まど みちお さんの「ゾウさん」、ある日、森の中でウサギさん、タヌキさん、シマウマさんの子どもたちが遊んでいました。ある時、タヌキさんが言いました「ゾウさん、どうして、お鼻が長いの?」まわりの子どもたちも「どうして長いの?変ね。」とはやしたてました。ゾウさんの子どもは、泣いて家に帰りました。そして、お母さんに「みんな、ぼくの鼻が長くて、変だ、変だと言ってぼくをいじめるよ」と訴えました。するとお母さ
もっとみる自己肯定感(自尊感情)その2
私たちが生活の中で使っているガラスの鏡は、14世紀にイタリア:ムラーノのガラス職人が発明したとされています。その鏡に自分を正確に映し出してから自分意識、自己認知が出てきたとされています。眠っているチンパンジーに、鏡がなければ見えない額に「絵の具」で色を付けます。目が覚めたチンパンジーが、鏡に映った自分を見て『絵の具』にさわれば、自己認識がありとされます。鏡は、自然界に存在しないものです。人間は、鏡
もっとみる宿題って,不思議? その1
読者も筆者もまわりの方も現在、学校に通っている方も「宿題」に対して、何らか考えをもっていると思います。でも「宿題」は、校内研究、区の研究会、都の研修会でも話題ののテーマになったことは、ありません。小学校では、宿題と学力は関係ありとする学術論文を見たことがありません。
A小学校では、宿題毎日でる。B小学校では宿題なし。数年後、同じテストをして、結果を考察するなど比較対象群等の研究で、有効性についての
自尊感情って? その1
自尊感情、自己肯定感、、他の表現もありますが、同じ意味で使われています。ところで、それは、どんなかたちですか? どんな色ですか?大きさは人により違うのですか? 誰もわかりません、知りません。見たこともないものを話題にしたり、学校のホームページに載せたりしています。