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学力の話1 大切な仲間

日本の小学校は、1クラスに25人~30人の児童がいます。OECD加盟国の中で、担任が受け持つ児童数は、多い方だと思います。こんな調査もありあります。1クラスに3人~5人しか子どもがいない僻地の学校では、個別指導が十分でき、学力(知識)が上がるはずですが、実際はその逆で学習意欲も低くなり学力(知識)も高まりません。時には、けんかをしたり、笑ったり、お互いに刺激し合い、協力して活動できる一定の規模の仲間がいないと学習意欲の向上につながらないのです。
「人は、人によって 人になる」という教育の基本原理です。ここでいう「人によって」は、教師だけでなく共に学ぶ「仲間」も入っているのです。
ただ、その仲間の人数の適性規模の研究は、ほとんどされていません。

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