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算数のひみつ 2

算数の考え方のことです。
日本では 2+3=〇の考え方が普通です。 OECD加盟国では、〇∔〇=5 の例が多いです。この違いがあります。〇∔〇は、多様な発想力を育てます
いろいろな要因が考えられますが、私たちが2+3=〇のような考え方の教育を長い間受けてきたことが影響しているのだろうと思います。

7+8=15の例で考えてみましょう。
①(5+2)+(5+3)=(5+5)+(2+5)=15
②7+(5+3)=(7+3)+5=10+5=15
③(5+2)+8=5+(2+8)=5+10=15
④(10ー3)+8=10+(8-3)=15
⑤7+(10-2)=10+(8-3)=15
⑥(10-3)+(10-2)=(10+10)-3-2=20-(2+3)=15
 もっとたくさんあると思いますが、どの方法も正解です。大切なことは7∔8答えが15であることを覚えることではなく、自分なりの考え方で答えにたどり着くことです。そして、最終的に多様な方法があることを理解し、その中から自分なりの方法をみつけていくことです。その自分なりに方法とは、その子の認知スタイルに深い関係があります。どの方法も「10の合成・分解」が基礎になっています・
 

 


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