見出し画像

学力の話2 手を貸すこと見守ること。

6年生が1年生の給食や清掃活動をを手伝いにくる学校があります。6年生は、どこまで手伝っていいのか迷っています。1年生が自分でできるのに手を貸すことは、主体性を奪うことになります。少し手を貸してできるようになれば、達成感につながります。自分一人でできること と 少し手を貸せばできることの見極めは、教育の基本だと思います。それを発達心理学では「発達の最近接領域」ーヴィゴツキー と言います。これは、授業でも同じです。手を貸すのは、上級生や教師だけではありません。クラスの仲間もそうです。理科の実験で手を貸したり、ヒント出し合ったりする場面です。観察の仕方、予想を立て方、分量の測り方 器具の洗い方などです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?