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対話を届け、声を伝えるプロジェクト「つむぎ」1周年活動報告と家族教室のご案内 「かぞくのカタチ」
ひきこもり支援を始め、12年目を迎えました。
活動の詳細はこちらを。
相談室に改造したワゴン車を使い、公園などの場所に出向き、対話の場を提供する取り組みを始め、1年が経過しました。ありがとうございます。
取り組みを始め、話を聞きながら、一番に感じたのが「かぞくのカタチ」です。
親も、子どもも年を重ねる中で、子どもを支え続ける親。
子どもを支えきれないと、子どもを置き、家を離れる親。
高齢と
ひきこもり女性へのインタビュー
昨年度が取り組んでいます。
なぜか?見えないから。
どうして?問題とされなかったから。
何で?国の調査でも、妊娠している人、家事手伝いは分析対象から除外されてきた。仕事をせず、家にいても、問題とはされてこなった。それは、仕事をするようにとの圧力が男性に比べ少なかったとも言えるのかもしれない。でも、逆に問題として認識されない以上、その大変さ、苦しさは表には出てこず、我慢しなければならなかった
高年齢の未婚の女性がひきこもりに至るプロセス
ひきこもりは男性の問題とされてきた。これまで、国は3回の実態調査を実施している。2016年に実施された初めての調査では、15歳から39歳が対象とされ、37%が女性との結果が示された。ただ、分析対象として「家事手伝い・専業主婦」を除外していたことから、ひきこもり女子会を運営する「ひきこもりUX会議」は、内閣府の調査結果を受け、2017年にひきこもり女性を対象にインターネット等を通じた調査を実施し
もっとみる何もしないことに頑張る日々
「何もしない」、それが本当は難しい。支援者という職業を選ぶ人は、基本はおせっかい。世話を焼き、相手の状態が良くなることに喜びを感じる傾向があります。それが一方的になり、大きなお世話になることもありますが、支援者は何かをすることに価値を求める。でも、私はひきこもり支援を本格的に行うようになり、何もしないことに価値を求めるようになりました。どういうことだろう?以下、一人の男性との関わりから見ていきた
もっとみる子どものミカタ~ 不登校 ~
不登校、30万人。そんなニュースが今年、流れた。増え続ける不登校。少子化で子どもの数が減っているのに、不登校は増える。何が起こっているのだろう?
不登校が問題が指摘されると、その原因がまず言われる。最初に言われるのは「いじめ」次は本人の問題。無気力など、精神的、心理的な問題が言われる。そして、家庭の問題。最近ではヤングケアラーが言われたりもする。
原因が言われると、対策が言われ、登校を勧奨せ