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ビジネス森の哲学者にリスが学んだ大切なこと

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ビジネス世界の崇高で深淵な教えを説く師“森に住む哲学者”と、“森を覗くリス”の物語。実話をアレンジしてのメタファーによって、リスが学んだ大切な「ビジネス哲学」をわかりやすく解説し…
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第1話:森の哲学者とリスの出会い

第1話:森の哲学者とリスの出会い

はじめまして。リスです。
僕はこれからこのnoteでこっそりと、ビジネス森の、尊敬する哲学者の話をします。

なぜこっそりとするかって?
崇高で深淵で荘厳な佇まいだからね。

あとは『想像力』を働かせてください。
よろしくお願いします(笑)。

リスが初めて森で哲学者を見たある日。
リスは不思議だった。

哲学者は見るからに怖い顔をしていたし、
厳しい言葉も発していたし、
森にいたウサギもシカも、

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第3話:心を奪っていくものの正体

第3話:心を奪っていくものの正体

ビジネス森はマネジメント山の裾野に広がっていて、いろんな動物達が登っていた。
そんな動物達は、ビジネス森に降りてきては
小さな小さな湖の冷たい水を飲んで喉を潤した。

ゴマスリさせたら世界一のサルや
サボることばかり考えてるシカや
意外にも細やかな心遣いのイノシシや
いばり散らしてるタヌキや
いつもおろおろ心配しているキツネや。

全く余談だけど、
動物は見かけによらない(笑)。
動物は見た目が9

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第4話:もうひとりのリス

第4話:もうひとりのリス

哲学者は他の誰にもない空気を纏っていた。
大地に根が生えた様な力強さは圧倒的。
なのにもう一方で、美しい湖の水の様な、透明な存在と称したくなる様な、
透き通った瑞々しさ。

一度、すぐ近くまで行ってみたんだけど、
目の色が独特なんだ。
荘厳で、厳格で、ものすごく温かくて。

とにかく、リスのつたない言葉でなんか、とても表現できない。

哲学者の不思議な話は
いつも多岐にわたって
いろいろと展開する

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番外編:もう辞めちゃおうかな。だから僕はリスを想う

番外編:もう辞めちゃおうかな。だから僕はリスを想う

なぜ僕が「リス」を選んだのか。
そこにも何かこの物語を書く意味がありそうだと、ふと思った。
別に、森なんだからリスじゃなくても鹿でもたぬきでもいいわけで。

なんでもそうだけれど、

もう辞めちゃおうかなと思った時は
立ち止まって、原点にかえるといい。

迷わずリスと決めたのはなぜだったかな?と立ち返った時、思い出した。

哲学者は本当に僕に厳しい。いまだにずっと。
哲学者が森で教えた中で1番叱ら

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