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捨てないで、取っておく。[Footwork & Network vol.25]
香川県にいたころ、地元の料理人の下で、塩つくりの釜で火をくべていたことがあります。木には、燃えやすい材質のものと、そうでないものがあって、燃えやすい材質の木は逞しく火が熾るけれど、灰になるのも早く、一方燃えにくい材質の木は燃えるのに時間がかかるけれど、一度火が付いたらパチパチと静かに音を立てながら長い間持続します。
ワーカホリックに、ひたすら仕事を頑張る。そんな人を見ると、一度消えた火は戻らな
ニコニコ作戦と、もうひとつ。 [Footwork & Network vol.24]
思わず話しかけたくなる人っていますか。茶目っ気があって、人懐っこくて、盛り上がったり、落ち込んだりを繰り返しながら、「人」に対する優しい想いで、前へ進んでいく。言葉を交わすうちに、自然と自分も笑顔になっている。私にとってのそんな人、小西政弘さんを紹介します。
小西政弘さんという人-
「みんな突然やけど今日の夜って何してる?」
2月24日、小西さんから有楽町にある SLIT PARK のイベン
コワーキングスペースなのに
1月の6日から9日に、南相馬に行ってきました。南相馬でまちづくりをしているMYSHという会社のインターンとして、初めて訪れたこのまちを歩き、商店街、交流センター、田んぼ、海、酒蔵を見ました。海岸のあたりは津波の影響で皮肉にも区画整備が進んだ広大な田んぼがあったり、使われない土地を有効活用するために黒いソーラーパネルが地面を覆っていたり、駅前のはずなのに人が戻らず売り物件、空き家になっているところを
もっとみる【Footwork & Network vol.23】 ”団欒” が語るもの
「また行きたいな。」と思う場所ってありますか。私はたとえその場にいなくても、誰かの息遣いを感じたり、何か新しいことが起きる予感に満ちている場所に惹かれます。そんな場所をつくる香川県の料理人、浪越弘行さんを紹介します。
ふらっと現れた浪越弘行さん
7月5日。 投げ銭スタイルの不思議な食堂 "鬼丸食堂" のお手伝いで、香川県の三豊市に行った時のことです。初めての場所での開催だったので、店を開け