まつおみき

白茶2頭と楽しい毎日♪柑橘黄色のKangoo3でのんびり走りつつ、ただいま、くも膜下出…

まつおみき

白茶2頭と楽しい毎日♪柑橘黄色のKangoo3でのんびり走りつつ、ただいま、くも膜下出血により高次脳機能障害を負った弟のリハビリに向き合っています。パン焼きと編み物が細く長く続いている趣味です。https://cafesonic.jpにて弟のことなど書き記しています。

記事一覧

母、施設に入ったと噂される。

実家での片付け作業中、母のスマホに着電。 亡父の従姉妹からの電話だった。 「あんた施設に入っとるんと違うんか?」 との声がスマホから漏れてきた。 前にもスタッフのお…

まつおみき
1か月前
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母、泡立て器を探す。

「泡立て器どこやったの?」 と土曜の夜、母から入電。 実は母が通所リハビリに行く土曜日に、清掃業者さんに入ってもらった。 まずは水廻り。 キッチン、洗面、お風呂、…

まつおみき
2か月前

母、セニアカーに乗る。

「セニアカー頼んでくれた?」 「いつになったら(セニアカー)来るの?」 と母が心待ちにしていたセニアカーがレンタルで来たのが4月30日。 5月2日に訪れた時にはま…

まつおみき
2か月前
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母、要介護1となる。

母の介護認定調査から4週間。 介護保険証が届いた。 要介護1。 要支援2ぐらいだろうか? と思っていたのだが、一段階上だった。 要支援2と要介護1の間は、案外行っ…

まつおみき
2か月前
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母、運転免許更新を断念する。

この冬、母が運転免許更新を断念した。 この事実は弟がスタッフたちに話すまで、ワタシは知らなかった。 そしてスタッフの中のひとりには事前に話していたことを後日知った…

まつおみき
2か月前
1

これもある意味、支援。

「うるさいな」 そんな言葉を聞くことがまた増えた。 先週から一人暮らしをしている母の住まいの整理整頓をしはじめた。 母は以前から整理整頓が出来ない人だった。 まだワ…

まつおみき
4か月前
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支援者として。

失語症の当事者会に支援者として毎回参加しているのだが、ワタシは基本カメラ担当の立ち位置である。 その代わり、当日のイベントのための小道具を準備することで、お茶を…

まつおみき
8か月前
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背後で聞く。

とある7月の土曜日、ある会をめぐる話し合いが行われ、背後で聞くに徹した。 その前に関係者が膝を突き合わせて、じっくり相談してからの背後ではあったのだが……。 とり…

まつおみき
11か月前

失語症意思疎通支援事業。

今回、弟の定期通院で利用した『失語症意思疎通支援』。 ワタシも講座を受講して支援者登録している事業である。 弟の場合、通常の定期通院であれば、薬の処方と、数ヶ月に…

3

おもしろい。

男女の考え方の違いというのは本当にあるのだろうか? と考えた月曜日。 性別で分けられるものではないのかもしれないが、明らかに今回は男女差があるんじゃ? と感じた。…

どっぷり。

高次脳機能障害となった弟のためにと失語症の当事者会に顔を出すようになり、「人員が不足しているからどなたか手伝ってもらえませんか?」との問いかけで事務局の一員とな…

今日のマクロレンズ

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今日のマクロレンズ

今日のマクロレンズ

14年ぶり。

外食がままならなくなり、日々の食事をこれほど真面目に(笑)作っているのは、実に14年ぶりだ。 実は14年前の3月末(我が家のわんこアスカのお誕生日がその日)にパパが大…

この日があったから。

高次脳機能障害となった弟(歯科医師)と、弟宅近くにひとりで住む母に「月水金はワタシがお昼を用意するから」と軌道修正を申し出たのが確か昨年の4月。 それまでも弟の食…

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母、施設に入ったと噂される。

母、施設に入ったと噂される。

実家での片付け作業中、母のスマホに着電。
亡父の従姉妹からの電話だった。
「あんた施設に入っとるんと違うんか?」
との声がスマホから漏れてきた。
前にもスタッフのお父さんやご近所さんが「お母さん、施設に入ったんだって?」と聞いてきて、速攻否定したのだが……。
どこでどう情報が出たのかは知らないが、そういう噂が駆け巡っている。
パパ曰く”デイサービスに通っている=施設に入っている”ってことになってい

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母、泡立て器を探す。

母、泡立て器を探す。

「泡立て器どこやったの?」
と土曜の夜、母から入電。

実は母が通所リハビリに行く土曜日に、清掃業者さんに入ってもらった。
まずは水廻り。
キッチン、洗面、お風呂、トイレ2箇所の徹底清掃。
見積もり時に1日では終わらないとの業者さんの判断で、2日に分けての作業となる。
1回目は5月の第4土曜日。
8時半から9時の間に入りますとの連絡を受けたので、ワタシは母宅に8時過ぎに到着。
前回の下見の時には、

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母、セニアカーに乗る。

母、セニアカーに乗る。

「セニアカー頼んでくれた?」
「いつになったら(セニアカー)来るの?」
と母が心待ちにしていたセニアカーがレンタルで来たのが4月30日。
5月2日に訪れた時にはまだ利用していなかった。
5月5日に少し顔を出した時には、置き場所が移動してあった。
もしかしたら2日にワタシが「使わないのなら返すよ」と怒ったので、3日か4日に利用したのかもしれない。
そして8日。
歯科治療の予約日である。
お昼に母宅に

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母、要介護1となる。

母、要介護1となる。

母の介護認定調査から4週間。
介護保険証が届いた。

要介護1。

要支援2ぐらいだろうか? と思っていたのだが、一段階上だった。
要支援2と要介護1の間は、案外行ったり来たりするらしい。
第一審査で要介護1とされても、第二審査で要支援2になることもあるとか。
要支援なら地域包括支援センターへ出向き、ケアマネージメントをお願いする事となるが、要介護だと、こちらがケアマネージャーをセレクトしなくては

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母、運転免許更新を断念する。

母、運転免許更新を断念する。

この冬、母が運転免許更新を断念した。
この事実は弟がスタッフたちに話すまで、ワタシは知らなかった。
そしてスタッフの中のひとりには事前に話していたことを後日知った。

なぜ、ワタシには報告がない?

くも膜下出血で高次脳機能障害となった弟の仕事(歯科医院経営)のサポートと本業でいっぱいいっぱいなワタシに気を使ったのか?
それとも……。
と思いを巡らしていたが、思っているだけではなんともならずで、母

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これもある意味、支援。

これもある意味、支援。

「うるさいな」
そんな言葉を聞くことがまた増えた。
先週から一人暮らしをしている母の住まいの整理整頓をしはじめた。
母は以前から整理整頓が出来ない人だった。
まだワタシが実家にいた時は、ワタシの中の整理整頓魔がごくたまに出没していた。
20年ほど前に実家を新築してからは、ほぼ口出しも手出しもしなかった。
父の葬儀の時だけ、居間に積んであった不用品を2階の空き部屋に物質移動しただけだ。
我が家では”

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支援者として。

支援者として。

失語症の当事者会に支援者として毎回参加しているのだが、ワタシは基本カメラ担当の立ち位置である。
その代わり、当日のイベントのための小道具を準備することで、お茶を濁している。
そんなワタシがほぼ初めて支援者として、当事者さんたちと触れ合った9月のある土曜日。
ほんの2時間だったのに、気力を使い果たして、ヨレヨレになってしまった。

この会はフリートーク形式で、当事者さん一人につき、支援者一人がつく算

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背後で聞く。

背後で聞く。

とある7月の土曜日、ある会をめぐる話し合いが行われ、背後で聞くに徹した。
その前に関係者が膝を突き合わせて、じっくり相談してからの背後ではあったのだが……。
とりあえずうまく着地したようでホッとしている。
ただし後は当日にかかってはいるのだが。
その辺りは司会進行と主だったことを握る人に任せておこう。
ワタシはあくまで裏方に徹することとする。

要約筆記をご存知だろうか?
話したことを要約して、分

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失語症意思疎通支援事業。

失語症意思疎通支援事業。

今回、弟の定期通院で利用した『失語症意思疎通支援』。
ワタシも講座を受講して支援者登録している事業である。
弟の場合、通常の定期通院であれば、薬の処方と、数ヶ月に1回の血液検査のみなので、ひとりで通院してもほぼ問題はない。
ただし処方箋が変わった場合は要注意であるが、その辺りは主治医に注意点を伝えてあるので安心できる。
今回は1ヶ月前から足に浮腫みがあり、それを心配して先月受診したが、整形外科では

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おもしろい。

おもしろい。

男女の考え方の違いというのは本当にあるのだろうか?
と考えた月曜日。
性別で分けられるものではないのかもしれないが、明らかに今回は男女差があるんじゃ? と感じた。
政治(ここでは選挙なのだが)に関する意識についてである。

女性陣は『政治には関わりたくない』との意見が多数(と言っても今回、意見したのは3名だけ)。
男性陣は『関わりを持っていた方が良い』とする大きな声の人が1名。
他は無言であった。

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どっぷり。

どっぷり。

高次脳機能障害となった弟のためにと失語症の当事者会に顔を出すようになり、「人員が不足しているからどなたか手伝ってもらえませんか?」との問いかけで事務局の一員となった。
そして、会の記録(カメラでの撮影)や違った視点での発言、そして各種チラシ作りなど、自分で出来る範囲であれこれ口や手を出すこととした。
古参の方々から見たら、鬱陶しい存在になりつつあるのかもしれないが……。
おかしいと思うことは、おか

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14年ぶり。

14年ぶり。

外食がままならなくなり、日々の食事をこれほど真面目に(笑)作っているのは、実に14年ぶりだ。
実は14年前の3月末(我が家のわんこアスカのお誕生日がその日)にパパが大きく吐血して入院した。
小さな小さな胃潰瘍での吐血だった。
胃カメラで撮影しつつの処置後、2週間ほど入院して、その後の食は3食ともほぼワタシが作るおうちごはんとなった。
胃に優しいことを考えながらの調理に、日々頭を悩ませたが、それはそ

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この日があったから。

この日があったから。

高次脳機能障害となった弟(歯科医師)と、弟宅近くにひとりで住む母に「月水金はワタシがお昼を用意するから」と軌道修正を申し出たのが確か昨年の4月。
それまでも弟の食については、数々の軌道修正をしてきた。
いろいろとやってきて、月水金の昼だけワタシが作るで着地した。

それ以上はできない。

この時には、パパとワタシの夕ごはん等は外食のみだった。
20時に帰宅した丸一日のレセコン入力と受付業務でヨレヨ

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