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14年ぶり。

外食がままならなくなり、日々の食事をこれほど真面目に(笑)作っているのは、実に14年ぶりだ。
実は14年前の3月末(我が家のわんこアスカのお誕生日がその日)にパパが大きく吐血して入院した。
小さな小さな胃潰瘍での吐血だった。
胃カメラで撮影しつつの処置後、2週間ほど入院して、その後の食は3食ともほぼワタシが作るおうちごはんとなった。
胃に優しいことを考えながらの調理に、日々頭を悩ませたが、それはそれで楽しい日々だった。

そして、時が流れて、ワタシの身動きが取れなくなり、食がおろそかになっていたこの3年の日々を取り戻すがごとく、ここ1週間、日々の食事を楽しく作ることになろうとは……。

そう言えば、3年前の昨日、パパとワタシの日々をガラリと変えることがあったのだと、今、気がついた。
弟がクモ膜下出血に倒れ、ひとりで救急車を呼び、ひとりで大手術を受けた。
翌月1日には未破裂の仮性動脈瘤をクリッピングする手術も受けた。
立会人はワタシひとり。
夜にはパパも来てくれたけれど、基本はひとりだった。
あれから3年。
そしてまさかのコロナ禍。
いろいろあるね。

でも日々美味しくごはんがいただけるだけ幸せだよね。

実は考えなくてはならないことはテンコ盛りなんだけど、これからの波にしっかり乗れるように、今は頭も身体も休めよう。

さぁ今日の夕ごはんは何作ろう!?

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