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失語症意思疎通支援事業。

今回、弟の定期通院で利用した『失語症意思疎通支援』。
ワタシも講座を受講して支援者登録している事業である。
弟の場合、通常の定期通院であれば、薬の処方と、数ヶ月に1回の血液検査のみなので、ひとりで通院してもほぼ問題はない。
ただし処方箋が変わった場合は要注意であるが、その辺りは主治医に注意点を伝えてあるので安心できる。
今回は1ヶ月前から足に浮腫みがあり、それを心配して先月受診したが、整形外科では「何も問題ない」と言われたらしいのだが、本人の中で、他からの情報が入り過ぎてしまい、「本当はどういうことだったのか?」との疑問符がワタシも出たため、支援をお願いした。

高次脳機能障害は、失語症だけでなく、様々な障害が出る。
弟の場合は遂行機能障害、注意・集中力の低下、記憶障害、情報処理障害、軽い失見当識、現実感の欠如などが見受けられる。

そこを理解しての支援となる。
障害は人それぞれに違うため、支援に関してはその辺りの聞き取りも重要となる。

今回はベテランSTさんが担当となり、難なく問題解決となった。

浮腫みではなく、太り過ぎが原因とのこと。
つまり体重がかかり過ぎての〜ってことなのであろう。
ダイエット必須なのだが、本人にその気はない。
致し方ない。

ただし周囲がかなり心配していたので、今回支援をお願いすることで問題点がきっちり見えて良かった。

岐阜県内の失語症の方々には、失語症意思疎通支援をもっと気軽に使ってほしい。
事業体制もやっと整おうとしている。
だからこそ気軽に使ってもらって、障害者も支援者も互いに学び学べれれば、もっと良い事業になるはずである。
https://st-gifu.com/aphasia-support/

日々淡々と。



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