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私のいろんな考察

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私の考察をまとめた作品集です
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#感覚

「自分の第6感に名前を付けること」

「自分の第6感に名前を付けること」

シュタイナーは星座のサインに合わせて人の12感覚を考察している。人の感覚は?と聞かれれば、ほとんどの人が肉体に明確に受信機能のある5感を言うだろう。けれど第6感と言われる肉体に明確な受信機を医学的に発見できないものは、確かにある。しかし同時に第6感というものを霊感とだけ限定して考えている所がある。実際は違う。シュタイナーが12感覚をうたったように5感+1感(=7感)は最低限あると考えた方が良い。し

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同い年に起こる星の葛藤

同い年に起こる星の葛藤

「同年代(同じ学年)の人は
 大体、同じ位置に冥王星、海王星、天王星があります。
 その為に起こりうる当人同士の葛藤についての考察です。」

私の主観的なものですが
特に男女の関係を見ていると、同い年の関係よりも
年代がずれた方が上手くいきやすいような印象を持っています。

それは確かに印象ではあるのですが
ではその「印象」は占星術的に考えると
どのように解釈できるかを考察してみました。

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多次元の話 その4(解脱)

多次元の話 その4(解脱)

「その3」で「次元上昇は特別な事ではない」
とお話しましたが、しかしこの積み重ねによって
自分の周りにある轍を"全て"きれいにした状態を
ブッダの悟りや「解脱」と認識している方も
多いと思います。

しかし、そうなると「解脱」というのは途方もない
時間と修行の果てにすべての感覚を得た称号のような
ものなのでしょうか?

私はそうでないと考えています。
十牛図にも描かれているように、解脱は、その後に

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多次元の話 その3(次元上昇とは?)

多次元の話 その3(次元上昇とは?)

インド哲学などを読むと自分の我などを「手放す」
という表現がよく現れます。

仏教でも同じように自分の悪癖を「手放す」というような
内容があります。これを極端に受け取って「手放す」=「禁欲」
と考えた方も多いのですが、しかし、はっきり言ってこの二つは
異なる考えです。

「手放す」というのは、それに「しがみつかない」という話で、
それを「してはならない(禁止)」では無いのです。

例えば、自分はい

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多次元の話 その1(1900年頃の思想から)

多次元の話 その1(1900年頃の思想から)

今では4次元というと、アインシュタインの相対性理論の
影響の為に、4次元目は「時間」だと思い込んでいるふし
がありますが、その相対性理論が出る前の1900年頃は
もう少し状況が違いました。

中沢新一さんの著書「東方的」によると、多次元という思想は
相対性理論が出る前にヨーロッパのアヴァンギャルドな
芸術家達の間でもうすでに話題となっていたそうです。

その中でも分かりやすくその影響を受けた上で、

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人の作り出す宗教の3層構造について

人の作り出す宗教の3層構造について

これは、中沢新一さんの話の中に出てくる
宗教や、瞑想や、精神の構造についての話です。

色んな著書にちょっとずつ記載しているのですが、
中沢さん的には当たり前なために、あまり詳しく
書いてくれていないように思うので、私なりに
簡単に表現しました。
(おそらく、詳しくはチベット仏教などの本に
書いてあると思いますので、しっかり知りたい方は
そちらをご覧ください。)

さて、中沢新一さんは、著書「アー

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ヘリオセントリック占星術の活用法

ヘリオセントリック占星術の活用法

占星術には、地球を中心としたジオセントリック占星術と
太陽を中心としたヘリオセントリック占星術がありますが、
今回はこの占断の具体的な活用法についてです。

まず、ヘリオセントリック占星術(以下ヘリオ)の
意味ですが、占星術家の松村潔さんの著書には
「人の魂は太陽から生まれて地球に受肉し、そして死後、
魂は月に帰る。すると月は次の次元での太陽となって、
次の地球に受肉する。という輪廻を繰り返す。」

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絵を描くという事

絵を描くという事

「自分の中にある見たくもないものや
 知りたくもないものを、
 それも自分なのだと愛するために、
 絵は必要だと思う。
 言葉では歯が立たない時がある。」

”自分のすべてを否定しない”
と心に決めると、なんともまあ見事に腐った
自分が現れる事があります。

だけれど、それを笑って
「これも自分さ」
なんて言えるほど、私のプライドは低くない。

そんな時、
さてこのどうしようもない感覚。
「自分で

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恒星も使った占星術について

恒星も使った占星術について

きっぱり分けることはできませんけれど、
古典占星術で使う「太陽から土星まで」を、
個人のレベルで意識できる意識帯とすると、

天王星、海王星、冥王星のレベルは、
個人では受け止めきれない無意識のレベルで、
それを仮に「無意識帯」として。

恒星は、それを超えて
「私がする」ではなくて
「私がある」というレベルで
反応しているものとして
「関係性帯」と考えています

関係性という考えは、仏教的な縁起

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ユングのタイプ論からみた自己考察

ユングのタイプ論からみた自己考察

ユングは
思考と感情を基本に
直観と感覚を補助感覚として
人間の反応を考え
絵のような関係性の
タイプ論を打ち出しました

それを一番簡単に
書いてくれているのは
河合隼雄さんのユング心理学入門
なのではないかと思いますが

それも加味して
私はこんなバランス
なのではないかと思い
「私の事」として絵を
描いてみました

感情が一番下というのは
つまり、私の性格の基本は
思考であって

その分逆に

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