記事一覧
このアカウントについて
記事のタイトルは、実在する本のタイトルをそのまま使ってます。本と関係ある時もあるし、ない時もあります。
気になるのあれば、よかったら読んでみてください。
アカウント名は、noteを始める時に、本名から絶対辿れない名前にしようと思って決めました。
詩織
は、27年前に最後まで候補に残って選ばれなかった方の名前です。
結構好きです。
四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
大学生の頃、カフェのバイトとデパ地下のお惣菜売り場のバイトを掛け持ちしていた時期があった。隙間の時間にふと立ち寄った少し洒落た感じの本屋さんで、この本を見つけた。
薄い本だった。というか、これを本と呼んでいいのか?と思う、それは8ページ分がじゃばらのように折り畳まれ、表紙代わりの封筒に入った、「文鳥文庫」というシリーズのひとつだった。
その斬新でシンプルなデザインと、手軽さと、「村上春樹」への